第四章 第二話 私は本当は、どうしたい?

第四章 第二話 私は本当は、どうしたい?

記事
コラム


私は、
人に合わせることが
良い意味で、
得意だと思っていました。

「どっちでもいいよ」
「私は大丈夫」
「みんながいいほうでいいよ」

そう言うことで、
その場は丸くおさまる。

そんな気がしていたからかもしれません。


相手も困らない。
嫌われることもない。

だから、
それでいいと思っていたのです。

いやいや、
そうすることが、
いいことだと思っていたのです。


でも、
私は本当に、
どっちでもよかった・・・
わけじゃなかったよね、きっと。

本当に、
大丈夫だった・・・
わけじゃなかったこともあったよね、きっと。



私は、
自分が何を感じているのかより、

「相手はどう思うかな」

を先に考えることに、
慣れすぎていたのかもしれません。



そう気づいてから、
自分に、

「私は、本当はどうしたい?」

と聞いてみるようになりました。


すると、
すぐには答えが出ない。

「わからない」

なんと、
自分の意志も、
好き嫌いも、
わからなくなっていたのです。


わからないけれど、
「私はどうしたい?」

そう聞き続けています。
少しずつでも、
自分の本心が
聞こえるようになるのではないかと思って。



誰かの希望の中に、
自分の希望を重ねるのではなく、

私にも、
私の気持ちがある。

そんなふうに、
自分の気持ちを
大切にしたくなったのです。


もちろん今でも、

「相手はどう思うかな」

と、瞬間に考えてしまいます。


でも、そのあとに、

「……で、私は?
 本当は、どうなの?」

と、
自分に戻ってこられることが
少しずつ増えてきました。


私の心は、
自分の人生から消えていたわけではなくて。

たぶん、
自分の気持ちを後ろのほうに
置き続けていた。

そして今、
少しずつ前のほうへ
押し出し始めている。

その途中です。


「私の気持ちも、ちゃんと選択肢に入れていい。」


「私は本当はどうしたい?」と自分に聞いてみたら、
あなたには、
どんな答えが浮かぶでしょうか。



🌿最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌿

この連載では、
母との関係から始まった心の旅を、
少しずつ綴っています。

もしかしたら、
あなたの心にも重なる景色があるかもしれません。

これからも、一緒にゆっくり歩いていけたら嬉しいです。

そして、もし誰かと一緒に心を整理したくなった日には、
その続きを、安心して話しに来てくださいね。



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