第三章 第三話 怒りの、その奥にあったもの

第三章 第三話 怒りの、その奥にあったもの

記事
コラム

私は、
怒ることが苦手でした。

怒ってはいけない。
そう聞かされてきたし。

怒ったら、
嫌な人になる。

怒りを出したら、
相手を傷つける。

だから、
怒っていても、
それを飲み込んで、
心の底、腹の底に沈めていました。


ところが、心の記憶を
たどるようになって、
少しずつ見えてきたことがあります。


私が怒りを感じていると、
同時に

抵抗があったり。

悲しさがあったり。

寂しさがあったり。

わかってほしかった気持ちが
隠れていたり。


そう。
私の気持ちを
大切にしてほしかった。

そんな思いが、
怒りの形になっていたことが
わかったのです。


私は怒っているとき、
実は傷ついた心を
守っていたのかもしれない。


そう思ったら、
今まで嫌っていた自分の怒りが、
少し違って見えてきました。


怒りは、

「ここが、傷ついたよ」

「本当は、嫌だったよ」

「大切にしてほしかったよ」

そんなことを
私に気づかせてくれようと
している気がしました。


かつての私は、
ずっと、怒りを
消そう、排除しようと
していました。

でも今は、
怒りが出てきたときに

その奥にある気持ちを
少しだけ見てあげられるように
なってきました。

なにが嫌だったのか。


すぐに言葉にできないこともあります。


それでも、

怒っている自分を
責めなくなっただけで、

心の中に、
少し余白ができた気がします。


怒りの奥には、守りたかった
大切な気持ちがある。


あなたの怒りの奥には、
どんな気持ちが隠れているのでしょうか。


🌿最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌿

この連載では、
母との関係から始まった心の旅を、
少しずつ綴っています。

もしかしたら、
あなたの心にも重なる景色があるかもしれません。

これからも、一緒にゆっくり歩いていけたら嬉しいです。

そして、もし誰かと一緒に心を整理したくなった日には、
その続きを、安心して話しに来てくださいね。


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