第四章 第五話 心の動きを、なかったことにしない

第四章 第五話 心の動きを、なかったことにしない

記事
コラム

「これが欲しいな」

そう思った瞬間に、

胸の奥が
きゅっとなることがありました。


欲しいと思うことは、
わがまま?
誰かを困らせる?
欲張りに見られる?

今は、
誰も何も言っていないのに、
これまでの体験から
「欲しい」と思った瞬間に、
一瞬、
止まってしまうのです。



私は、
欲しいものがあっても、

「まあ、なくてもいいか」

と、
すぐに手放してきた気がします。


やりたいことも、
欲しいものも、

「本当に必要かな」
「今じゃなくてもいいよね」
「どうせまた・・・」

そんなふうに、
思考で上書きしていく。

そうすると、
さっきまで確かにあったはずの
自分の気持ちが、
どこかへ消えていくのです。

そんなことを、
何度も繰り返してきました。


今までは
「欲しい」と思った自分を、
最初から
なかったことにしていたのかもしれない。


そんな気づきを得て、
今は

「これ、いいな」

「やってみたいな」

「こうだったら嬉しいな」

そんな小さな気持ちを、

すぐに打ち消さずに
少し眺めてみる。

そんなことを
意識するようになりました。



「私は、これが欲しいんだね」

と、
自分だけは
知っていてあげる。

それだけで
少し
自分に優しい気持ちになれて、
心が落ち着くのです。


今でも、
つい譲ってしまう癖は残っています。

「欲しい」と
素直に言えたらいいな。
そう思っています。


まずは、

「欲しいと思ってもいい」

そんな場所までは、
来られた気がしています。


望むことは、
わがままじゃない。

興味を持って、
心が動いたんだ。


あなたの中に、
ずっと
「欲しい」と言えずにいたものは
ありますか?


🌹最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌹

この連載では、
母との関係から始まった心の旅を、
少しずつ綴っています。

もしかしたら、
あなたの心にも重なる景色があるかもしれません。

これからも、一緒にゆっくり歩いていけたら嬉しいです。

そして、もし誰かと一緒に心を整理したくなった日には、
その続きを、安心して話しに来てくださいね。


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