第三章 第七話 感情は、私を知るための声

第三章 第七話 感情は、私を知るための声

記事
コラム
感情って、
表に見せてはいけないものだと
思っていました。

悲しい、苦しいを人に見せたら
自立していないと
思われるんじゃないか。


怒ると、
人間関係が壊れるんじゃないか。

寂しくなると、
依存っぽくなりやすい
自分が出てくる。


だから、
できるだけ感じないほうがいい。

そんなふうに、
どこかで思っていたのです。



でも、最近は少しずつ、
見え方が変わってきました。

悲しみは、
「本当は大切にしたかったものがあるよ」
と教えてくれた。

怒りは、
「本当は嫌だったんだよ」
と教えてくれた。

寂しさは、
「誰かとつながりたかったんだよ」
と教えてくれた。

そして、

「欲しい」と思う気持ちも、

「嫌だ」と思う気持ちも、

私の中にある大切な声だと、
やっと認めることができて、
受け入れることができたのです。


あれほど、
私を生きづらくしていると思っていた感情が、

実はずっと、
私のことを守ろうとしてくれていたんだね。

そう思うと、
今まで遠ざけてきた感情たちに、

「ごめんね」
と、心の中で何度も謝りました。



もちろん今でも、
感情が出てくると、

サッと、反射神経的に
その感情を隠そうとする。

そんな癖がすぐに顔を出します。



でも、
前より少しだけ、

自分がどのように感じているのか、
感覚を見つめに
立ち止まれるようになりました。


感情をなくすことが、
心が穏やかになることではなかった。

感じたものを、
そのまま受け取ってあげる。

怒っているのなら
「そうだよね、面白くないよね
そりゃあ、怒るよ」と。

存在を認めてあげて、
ここから先の人生の旅にも
連れていく。

すべては、
私が何をどう感じるのか。

何が好きで、
何が嫌なのか。

それを教えてくれる、
私の中の大切な声。

そんな気がしてきたのです。


感情は、私を困らせるものではなく、私を知るための声だった。


あなたの中にある感情は、
今、あなたに何を伝えようとしているのでしょうか。



🌷最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌷

この連載では、
母との関係から始まった心の旅を、
少しずつ綴っています。

もしかしたら、
あなたの心にも重なる景色があるかもしれません。

これからも、一緒にゆっくり歩いていけたら嬉しいです。

そして、もし誰かと一緒に心を整理したくなった日には、
その続きを、安心して話しに来てくださいね。


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