こんにちは!
山内流認定セラピストのかおるです
「深呼吸をしてリラックスしましょう」とよく言われますが、実は多くの人が“間違った深呼吸”をしています。
胸を大きくふくらませて「スーッ」と吸い込む――そんな呼吸をしても、体はほとんどリラックスできていません。
なぜなら、呼吸の主役である「横隔膜」がきちんと働いていないからです。
● 横隔膜が働かないとどうなる?
横隔膜は肋骨の下にあるドーム状の筋肉で、吸う時に下がることで肺が広がり、空気を取り込みます。
ところが、デスクワークやスマホ姿勢の影響で横隔膜が硬くなると、代わりに胸や首の筋肉で呼吸を補うようになります。これが「浅い呼吸」です。
浅い呼吸を続けると、首や肩の筋肉に余計な負担がかかり、首こり・肩こり・ストレートネックを招きます。
さらに、首の神経伝達が乱れて横隔膜がますます動かなくなるという悪循環に。呼吸が浅くなるほど交感神経が優位になり、緊張・不安・めまい・不眠・内臓不調といった自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
また、呼吸が浅いと血液やリンパの流れも滞り、むくみ・冷え・心肺機能の低下にもつながります。長期的には脳への血流不足から認知症や脳血管障害のリスクも高まるのです。
● 「正しい深い呼吸」を取り戻すには?
ポイントは“横隔膜を再び動かすこと”。
一度働きを失った横隔膜は、普通の深呼吸では刺激できません。そこで役立つのが「横隔膜ストレッチ」です。
【横隔膜ストレッチのやり方】
下腹に両手を当て、内臓を少し上に持ち上げるように意識します。
その手の引き上げを保ったまま、ゆっくりお辞儀しながら5秒かけて息を吸います。
息を吐きながら体を元に戻します。
これを5回繰り返すだけ。1分もかかりません。
ポイントは3つ。
① 内臓を下から上に引き上げ続けること。
② 吸うときは止めずに、5秒かけて連続して吸う。
③ 戻るときは息を吐き続ける。
この3点を守ることで、横隔膜が深く伸び縮みし、本来の働きを取り戻していきます。
● 体が変わる!深い呼吸の効果
横隔膜が再び動き出すと、1分間の呼吸数が自然に12回以下に減少。交感神経優位から副交感神経優位に切り替わり、体は一気にリラックスモードへ。
頭痛・めまい・内臓不調・うつ症状など、自律神経の乱れからくる不調が次第に改善していきます。
また、深い呼吸が日常的にできるようになると、背骨のカーブが正常化し、ストレートネックや腰痛、坐骨神経痛まで軽くなっていきます。さらに、下肢の血流が心臓へしっかり戻るため、むくみもスッキリ。血流改善により脳や内臓の働きも活発になり、将来的な病気の予防にもつながります。
● まとめ
「深呼吸してもスッキリしない」と感じるのは、横隔膜が眠っているサイン。
この横隔膜ストレッチで“本当の深呼吸”を取り戻すと、体も心も軽くなります。
たった1分、1日5回の習慣で、自律神経が整い、体の巡りがよみがえります。
デスクワークやスマホで浅い呼吸になりやすい方は、気づいた時にぜひ実践してみてください。
あなたのサポートができたら嬉しいです!
今日もありがとうございました。
かおる
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