「今日も○○できなかった...」と、自分が嫌になる。
「なんでやらないの?」と、人を責めてしまう。
こんな風に、自分や他者をだらしなく感じてしまったり
なまけているように思ってしまう場面ってありませんか?
もちろん、わたしはあります。
そんなときにわたしが救われた知識を、今日はお話をしようと思います。
<人間の性能としての2つの視点>
1つ目の視点は、脳は常に「サボろうとしている」ということです。
わたしたちの脳の働きは、
「何かを見る」→「それが何なのかを分析する」→「危険なものか安全なものかを判断する」→「感情を出す」→「その感情をどう処理するか考える」
など、一瞬の間にたくさんの作業をしてくれています。
脳は人間の体重の2パーセントしか占めてないのに、エネルギーは身体全体の20パーセントも使っていると言われていて、常にものすごいエネルギーを使って活動しているんです。
かといって、使えるエネルギーは限られている。
たとえばスマホを使っているとき、
動画を流しながら、調べものをして、ゲームをして、LINEをして...とずっとフルで使い続けていたら、すぐに充電がなくなってしまうように、
脳もずっと集中しながらいろんな物事に取り組んでいたら、エネルギーがすぐになくなってしまい、“命の危険”を感じてしまいます。
そうならないための“省エネモード”なんですよね。
スマホは充電しながら動かすこともできるし、簡単に再起動することもできるけど、わたしたち人間の脳はそういうわけにはいかないですもんね。
だから、あえて“省エネモード=サボる”ことで、自分で自分の身を守ってくれているんです。
やる気が出てこなくて当たり前。
できないことがあって当たり前。
サボろうとして当たり前。
なんですよね。
そう思うと、責めるどころか、わたしはもはや感謝の気持ちが出てきました。
脳って目にはみえないし、産まれたときから当たり前にある機能なので、これまであまり脳の存在を意識したことがなかったわたしにとって、脳の性能を知れたことは大きな発見でした。
2つ目の視点は、人間には「自ら成長したいという欲求がある」ということです。
欲求5段階説で有名なアブラハム・マズローは人間の欲求を5段階に分けて、そのピラミッドの最上位に“自己実現の欲求”があると唱えています。
“自己実現”なんて聞くと仰々しく聞こえてしまいますが、人は誰でも心の奥底に、「自分の能力を発揮して、自分を成長させたい」という思いを持っているんです。
また、心理学者のカール・ロジャーズも「人は常にもっと成長したいという根本的な欲求を持っている」と信じていました。
実際にその信念を持ってカウンセリングをすることで、たくさんの方が成長していく過程を見てこられたようです。
わたしたちは誰だって、産まれて数カ月もすれば、誰も教えていなくても”はいはい“をしようとするし、自ら“歩こう”と挑んできました。
幼児になれば“ひとりでくつ下を履こう”とするし、小学生になれば“字を書こう”とする。
そんな人間の根底にある力を信じてみてもいいんじゃないかと思えたんです。
<この2つの視点からわたしが感じたこと>
一見すると、矛盾しているようにも見える2つの性能ですが、どちらも備わっているからこその“人間らしさ”なんだと思います。
サボりたい自分もいるし
頑張りたい自分もいる。
それでいいんですよね。
どんな人でもラクできるならラクをしたいと思う。
“やりたいのに動けない”そんなときもあるかもしれない。
それでも人は、長い人生のなかで、自分なりのペースで前に進もうとする力を持っている。
だから、「今できない自分」を責めなくてもいいし、「できない誰か」を急かし続けなくてもいいのかもしれません。
できない日もあるし、できる日もある。
ただ、それだけなんですよね。
「人間ってそういう生き物なんだな」と知ってからは、自分にも他者にも寛容でいていいんだと思えて、心が軽くなりました。
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明日も、みなさまにとって
心地いい一日でありますように...🍀
🐤あぼ🐤