こんにちは。保育士の仕事を13年してきました。かっぱママです。
今回は長男けいちゃんのお話をさせて頂きたいと思います。
けいちゃんは現在小学校1年生の7歳です。
1、2歳くらいの時から、おままごとやお人形遊びが大好きで、お人形や、ぬいぐるみなどの着せ替えやお世話などをして遊ぶことが大好きな子でした。
今でも毎日、家にあるぬいぐるみ達を並べて、着せ替えをしたり、おままごとのご飯を並べてご飯を食べさせたり、物語を作っておままごと的な遊びをしています。
可愛いものが大好きで、キャラ物が大好きです。
特に、すみっコぐらしや、ちいかわ、シナモロールなどが好きで、大の猫好きです。
男の子ということもあり、最初はプラレールや車(トミカなど)のおもちゃも頂いたり、買ってみたりして家にありましたが、出してあげても興味がなく、全然使いませんでした。
でも、レゴで乗り物などを作ったりもしますし、夫が一緒に観ようと言えば、仮面ライダーなども観たりしていたこともありました。
このように、完全に心は女の子というわけではなく、「けいちゃんは男の子だよ」という発言もあり、認識もあります。
しかし、「けいちゃんは女の子に産まれればよかったのに」「けいちゃんは女の子だったら良かったのに」という発言もしたこともありました。
その時によって言うことも変わり、今はそのような発言はしていないので、
まだよくわからない状態です。「ジェンダー迷子中」というのが今は一番しっくり来る言葉かなと思います。
3、4歳くらいまでは、男の子が着ても何も問題のないような洋服を着ていました。
特にそれほど着るものへのこだわりが無さそうだったので、けいちゃんの好きそうなキャラ物や色味のもので、選んで買っていましたが。
しかし、5歳くらいになると、自分の好みの洋服のみ着たがるようになり始めました。
紫色が大好きで、紫ばかり着たがるようになりました。
特にパステルカラー系の色が好きで、ピンクっぽい色や紫のパステルカラーはお気に入りです。
昔は紫というと男女兼用な感じでしたが、最近はランドセルの色も女の子の中では紫が大人気で、パステルカラーの紫色は特に女の子を代表する色味になってきたようですね。
基本的に可愛いものが大好きなので、可愛いキャラクターのものを着たり持ったりすることが多くなっています。
年中の2月から保育園から幼稚園に転園し、制服になったので幼稚園では洋服に関してはそこまで気にすることはありませんでした。
しかし、小学生になると毎日私服になるので、洋服に関しては悩みどころでした。
幼稚園の頃から、習い事で私服の時など、可愛いものを着ているといじられる事も多かったからです。
「なんでそんな女みてぇな服着てるんだよ」などと、よく言われてしまっていました。
その度に傷ついているけいちゃんの事を見ているのも辛かったです。
私は基本的に、自分の好きなものを着たり持ったりして欲しいと思っています。
色々悩みましたが、けいちゃん自身が、「まわりにどう言われても、好きなものを着たいし、持ちたい」という強い思いがあったこともあり、今は好きな服で、好きな物を持って過ごしています。
私自身は毒親に自分の好きな洋服を着せてもらえず、キャラクターものを禁止されていて、すごく辛かった記憶があります。結局大学生になって、大好きなキティちゃんの洋服を初めて着ることができて、泣くほど嬉しかったのですが、いまだにキャラクターものや、着れなかったピンク色の洋服を選んでしまったり、欲しくてたまらなくなることがあります。
このように子供の頃に無理矢理我慢してしまうと、大人になってから爆発してしまう気が私はしています。
このような事も経験しているので、けいちゃんには好きな物を持ち、好きな洋服を着てもらいたいと思っています。
今時点では、スカートを履いたり、フリフリやリボンなどがついていたりするようなものは着たがらないので、着ませんが、シナモロールやすみっコぐらしなど好きなキャラクターの洋服を着ています。
TPOを一応考えたり、いじめたりする子がいる場所ではあまり可愛いすぎない洋服を選んだりと注意はしています。
あまり人目につかない、パジャマに関しては、思う存分好きなものを着ています。
「けいちゃんは女の子なの?」とよく聞かれるそうですが、
「男の子だけど、可愛いものが好きなんだ」と答えるようにしているそうです。
就学前には地域の保健師さんや、心理師さんに相談をしたりしました。
いじめなどにあってもすぐに対応してもらえるように、小学校の入学前検診の時に、けいちゃんの女の子っぽいところや、繊細な性格などもよく先生に相談しました。
入学後も何度か発達支援の先生と面談をしたりしています。
昔と違って今はだいぶ多様性が受け入れられる時代になってきていると、私は感じています。
学校でも昔のように男の子は「〇〇くん」と呼ぶのではなく、男の子も女の子も全員「〇〇さん」と呼ぶように変わっている事にも驚きましたが、安心もしました。
けいちゃんだけでなく、同じクラスに「可愛いもの好き男子」が何人かいて、その子達とよく遊んでいるようです。逆に、男の子っぽい女の子もいると聞いています。
けいちゃんは女の子と遊ぶ事も多く、男女関係なく遊んだり喋ったり、一緒に帰っているなぁと言う感じがしています。
1年生も終わりに近づいてきましたが、「けいちゃんは可愛いものが好きで、可愛い格好をするのが好きな子なんだ」と言うことが、だいぶクラスの子達にも理解されるようになってきたのかなと言う気がしています。
メディアの中でも、多様性が注目されてきていて、「女の子っぽい男の子」というのは昔に比べて、さほど珍しいものでは無くなって来ている気がしています。
LGBTQのことなども色々なところで取り上げられているので、知っている子も1年生では少数かもしれませんが、昔より触れる機会は確実に増えていると感じます。
ただ、まだまだ日本は遅れているなぁと感じる事も多々あるので、けいちゃんのような子の事をわからない子もいますし、年配の方には特に受け入れられない事もあります。
(この事については今後また記事にできたらと思います)
でもけいちゃんは「女の子っぽい」ということで、いじめを受けるなどということは今現在ではありません。
しかし「なんで男なのに可愛い服着てるの?」などと言われたり、受け入れてもらえないことなどはあるので、そのことに関しては、
「ママは、けいちゃんが好きな物を持ったりのが一番良いと思っているし、可愛いしすごく似合っているよ。でもこの世界には沢山の人がいて、けいちゃんの持つ物を可愛いと思う人もいるし、そう思わない人もいる。それが当たり前なんだよね。
全員に好きになってもらうのは難しいから、わからない人のことは気にしなくていいんだよ。けいちゃんがしたいようにするのが一番だし、けいちゃんが幸せなのが一番だからね。」
そう話すようにしています。
そのせいか、けいちゃんは前までは周りの言動に傷ついたり気にしたりしていましたが、最近は何か周りからそのようなことを言われても、あまり気にしなくなってきた気がしています。
またけいちゃんの話はnoteに書いていきたいと思っています。
ジェンダー迷子のお子さんを育てている方、ジェンダーについて悩んでいる方の何か力になれたら嬉しいです。