頑張っているのに報われないと感じるときに✦Lunaの森でお茶をすると…Vol.10

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占い
「Lunaの森でお茶をすると…」

そこは、見えない存在たちと静かに向き合いながら、
自分の心の奥に触れていく場所。
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ココナラ:新Lunaお茶:店内⑩.png

雨は、今日も降り続いていた。

けれどその雨は、どこかやさしく、
春の花たちは嬉しそうに濡れながら揺れている。

歩き始めてから、雨は上がり
陽の光がまぶしく明るさが増してきた。

重たかった空気が、ゆっくりとほどけていくような気配。

私は、その景色を見ながら、静かにカフェLunaの扉を押した。

ここに来ることさえ、少し前までは難しかった。
何もかもが重くて、動くことすら、億劫で。

それでも今日は―
やっと、外に出ようと思えた。

それだけで、ほんの少しだけ、何かが変わった気がした。

席に座り、温かい飲み物に手を添える。
そのぬくもりが、じんわりと心に広がっていく。

「……頑張ってるのに、どうしてなんだろう」
ぽつりと、言葉がこぼれる。

うまくいかないことばかりで、
努力しても、報われた実感がなくて。

このまま続けても、意味があるのか―
そんな思いが、何度も頭をよぎる。

そのとき、カフェの空気が、ふっと引き締まった。

顔を上げると、そこにいた。
光をまとった、はっきりとした存在。
その瞳はまっすぐで、何もかもを見透かしているような強さを持っている。

『錬金術の天使』

逃げ場のないような、でも不思議と恐れではない感覚。
ただ、すべてを見られている。

『……無理をしているわね』
その声は、静かでありながら、強く響いた。

「……そんなつもりは、ないけど」
少しだけ、言葉が揺れる。

『いいえ。しているわ』
迷いのない断言。

『あなたは、自分が思っている以上に消耗している』

胸の奥に、その言葉が深く刺さる。

「でも……頑張らないと、何も変わらない気がして」

『頑張ることと、削ることは違う』
その言葉に、はっとする。

『今のあなたは、“前に進む力”ではなく、
 “回復する力”が必要な状態よ』
静かなのに、逃げられない言葉。

「……回復」

その言葉を、ゆっくりと繰り返す。

『今の辛さは、永遠ではないわ』
そのまなざしは、まっすぐだった。

『それは、あなたが生み出している“状態”の一つに過ぎない』
少しだけ、視界が開ける。

変えられないものだと思っていたこの苦しさが、
“状態”だと言われたことで、どこか距離が生まれた。

『だからこそ、まずは整えなさい』
その声は、やさしさよりも確かさを持っていた。

『愛と、健やかさを取り戻すこと』
『そこから、すべては始まるのだから』
胸の奥に、静かに何かが灯る。

「……私、ちゃんと休んでなかったのかも」

『ええ』
短い答え。

でもそれで十分だった。
頑張ることばかりに意識が向いていて、
自分を回復させることを、後回しにしていた。

「少し、ゆっくりしてもいいのかな」
小さく、確かめるように言う。

『それが必要なときよ』
その言葉に、ふっと力が抜ける。

張りつめていた何かが、少しずつほどけていく。

まだ、すぐにすべてが変わるわけじゃない。
それでも―
ここから、また始めればいいのかもしれない。

気がつくと、錬金術の天使の姿は、光の中へと溶けていた。

窓の外では、
雨に洗われた葉が輝き、光を放っていた。
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