「えっ、近所のオッサン…⁉」|体験記#005

記事
ビジネス・マーケティング
ブラック企業に勤めて33年。
これは、非常時にもルールを守らない、
“危機感ゼロなアホ上司”のエピソードです。

◇軽すぎる返事…

「だって、休みだからいいでしょ?」

そう言って、ヘラヘラと笑うN部長。
この無神経さに、私はヒザから崩れ落ちそうになった。

ーそれは日曜の午後のことでしたー

工場で大トラブルが発生し、
不良品の山が現場のそこら中にころがってました。

サイレンと怒号が響きわたり、
現場はまるで地震直後のようなパニック状態に!

休日だった私は、現場からの緊急連絡をうけ、
「また行くの……」と、あきれ顔でみる奥さんを振りきり、
現場に駆けつけ、汗だくで対応に追われていたんです。

「とにかく、いまの状況をN部長に連絡しよう」

(プルル…プルル…ガチャ)

「どした〜?」

電話ごしに、いつもの軽すぎる返事にカチンとしつつ、

「もう目処が立ちません、現場に来てください!」
「あっそう、あとでね」
「いやいや、あとでじゃなくって!!」

(もう、イラッとするなぁ!)

(まったく!この人はいつもこの調子だ!)

とはいえ、現場に来てくれるという。

……嫌な予感がするけど。

◇予感的中

しばらくして、現場の担当者のS君がそっと私に
耳打ちをしてきました。

「あれ、誰っすか…?」

彼が指さす方を見ると、
現場の隅っこにポツンと立って”ヘラヘラ笑ってる一人の男がいる――

「えっ? 近所のおじさん?」
(いやいや違う、N部長だ!)

ヨレヨレのポロシャツに小汚いズボン。
まるで買い物の途中に迷いこんできた、通りすがりのオッサンのようだった。

「マジかコイツ!…私服のまんま現場に来たのか…」

思わず私も、口調が荒くなる。

「間違って入ってきたんすかね?」
S君が悪ガキふうにニヤッと笑う。

「いいんすか?あれ…」
(何とかしろよ!と言いたげだ)

「わかった、注意してくる…」
(いやな予感があたった)

私はため息をつきながら工具を置いて、
N部長のもとへ向かいました…

◇ルールを守れない上司

「お休み中、すみません」
「でもここは工場ですよ、作業着を着てください」

(なんで上司に注意せなアカン…)

そう思いながらも口にすると、N部長はこう返してきた。

「え? きょうは日曜日だよ」
「休みだから着なくていいじゃん」

(はい?なに言ってんのコイツ…)

”ダメに決まってんだろ!”
大声で、心の中でさけぶ自分をなだめつつ

「いやいや、ルールは守ってください」

「え? だって洗濯しちゃってて乾いてないし」

(そ、そんな子どもっぽい理由が通るわけないだろ…)

もう無理、こんなアホ上司とこれ以上つきあってられん!

部下たちにも、示しがつかないと思い、
イライラしてる自分をなだめつつ、
N部長には状況を説明してお帰りいただいた。

◇流されてはダメ

「さっきのあれ、ありっすか?」

S君が皮肉っぽく言ってくる。

「バカ! ダメに決まってるだろ!」
「あれは悪い見本だ」

そう彼に伝えて、私は再び復旧作業に戻りました。


ブラック企業に勤めて33年――
ーーーーーーーーーーーーーー
模範にならないアホ上司に、
流されてはいけない。
例外を認めたら、みなマネして
全てが崩れてしまう。
ーーーーーーーーーーーーーー
組織のルールは、まず上司が守ってこそだ。

その後、
どうにかトラブルから復旧し、ホッと一息ついてるとき。

「N部長、また呼びます?」
S君がいたずらっぽく笑って言ってきた。

(ふっ……憎めないやつだな)

🍀あなたの職場にも、こんなアホな上司いますか?
 もし、アホな上司に振りまわされていたり、悩んでいたら、
 気軽にお電話くださいね。
 あなたの気持ちが少しでも楽になれるよう、お話聴かせてくださいね。


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