最後まで私たちに笑顔をくれた義父へ感謝✨

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コラム
こんにちは、YUSAKOです(´ー`*)

以前、こちらのブログでも書いたんですが、

今まで何度も入院しながらも、
退院時にはパワーアップして、
歩いて帰ってきたり、

コロナに罹った時は、一時はICUに入り、
人工呼吸器をつける状態になったのに、
挿管後、あれよあれよと回復し、

病院の先生から『希望の星』と言われた
不死身のヒーローだった義父が、

先週、永眠しました🍀


朝方、連絡があり、
義母、夫、義妹だけ病院に向かい、

LINEのグループチャットがあるので、
ビデオ通話で他の子世代家族に繋ぎ、
みんなで声を掛け続けました。

あとから義母に聞いたことですが、
みんなの声に反応して、
モニターの心拍数も上がっていたようなので、

最後まで耳は聞こえているというのは、
本当なのかもしれませんね。

そんな時にビデオ通話なんて
非常識って思われそうですが、

義弟家族は県外、下の義妹家族は海外赴任中、
そんな状態でも最後にみんなの声を届けられ、
私たち家族は良かったと思っています。


まだ意識があって話しが出来る時に、
みんな会いに行くことはできました。

甥っ子は高校卒業を報告しにいき、

単身赴任中の義妹の旦那は、
わざわざお見舞いに来てくれ、

私も最後の面会の時は、
痛いと言っていた足のマッサージをしてあげ、
お話しすることができました(*ᵕᴗᵕ)


義母は、義父が「寂しい」というので、
毎日、面会に行っていました。

面会時間は30分と決められているのですが、
末期がんで余命宣告もされていたので、
3時間くらい居させてもらえたみたいです💦

義母の身体のことも心配でしたが、
最後まで義父の想いに応えてあげられたのは、
義母にとっても良かったんじゃないかと感じます。


*****

ついに旅立ってしまった義父。

でも、それからも義父のパワーは健在でした✨

亡くなったのは朝だったので、
通常、翌日に通夜、翌々日に葬儀が行われますが、

ちょうどマラソンイベントが開催される日で、
葬儀場近くの道路が封鎖され通れず、
3日間、自宅で過ごすことになったんです。

なので、亡くなってから葬儀まで5日間Σ(゚Д゚ )

そのおかげで、日本に来るまでに40時間かかる
海外赴任中の義妹も通夜葬儀に間に合い、

それまで毎日病院に通っていた義母も、
少しだけ自宅でゆっくりと過ごせました🍀

そう、これはきっと、義父の力です✨(•'-'•)و

*****

お通夜当日、葬儀場についてからは、
『湯かんの儀』をしたのですが、

おそらくあんなに賑やかで、
笑いのある湯かんは、うちだけじゃないかとw

遺族の儀式的なもの(かけ湯)が終わると、
湯かん師さんが綺麗にしてくれます。

ひげを整えてくれたり、
固くなった皮膚をオイルマッサージしたり、
髪も洗って、ドライヤーで乾かし整え…

その様子を一緒に見ていた私と義妹2人。

「なんかさ…エステみたいだね~🤣」

エステとか施術を受ける場所でよくみる
ブラウンのタオルに身を包み、
洗髪後は、頭をターバンのように巻かれ、

だんだんと肌がツヤツヤしてくる様子に、
みんな同じこと思ってて、大爆笑(⁎˃ᴗ˂)

最後にお化粧もして、
お顔の表情を作ってもらう時は、

「もっとさ、ほうれい線消したくない?」
「口元、すっきりさせたいよね?」
「唇なさすぎじゃない?」

まあ~注文が多い、私たち遺族w

最終的には、入ってた入れ歯を外し、
義妹が口角をグイっ♪と上げて、完成♪

ただ、外した入れ歯をどうするか…

「やっぱりもっかい入れとく?」
「いや、綿入ってるから、出さないと」
「え~誰が出す?」「出していいの?」

湯かん師さんも苦笑いするくらいの
やりたい放題、言いたい放題で、
そのうち義父が起きてくるんじゃないかと🤣


病院から自宅に戻ってきた時、
義父の顔を見たみんなが口を揃えて言ったのは、

「なんか、笑ってるよね?」

海外にいた義妹も、夢の中で、
笑って自宅に帰ってきた義父を見たようです✨


みんなの中に笑ってる義父がいる。

そして、みんなも笑顔にしてくれる。

あらためて、すごいなって感じます( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )


義母が選んだ祭壇も、すごく華やかで、
義父のイメージにぴったりでした🌸

しんみりじゃなく、明るく見送って欲しいという、
義父の願いが形になったのかもしれません。

*****

お通夜、葬儀を終え、いよいよ出棺の時。

義父と義母が一緒にいろんなところに出掛け、
20年間乗ってきた愛車で行きたいというので、

なかなかギリギリの状態でしたが、
バッテリーも、会場で念のため充電して、
火葬場に向かいました。

お通夜の時は雲一つない晴天だったのに、
葬儀の日は涙雨☔

骨上げを終え、さあ帰ろうと思った時、
「あれ???エンジンかかんない💦」

葬儀場では、この後、初七日を行う予定。

お寺の住職はもう向かっているし、
時間もギリギリ~💦

雨がひどくなってくる中、
義妹の車と繋げてエンジンをかけることに。

「ブースターケーブルあるの?」
「誰か傘さして~!」
「お骨と位牌は、濡れちゃうから車乗って!」
「かかったらすぐに出発できるように準備してよ」
「ちがうって!こことここ、繋いで!」

もぉ~、ここにきてバタバタ🤣

「いや~、最後にやってくれるわ、パパ♪」

そう、これも全部、義父のせいにされますw

その後、無事にエンジンがかかり、
葬儀場で行う初七日には間に合い、
家に帰る時にも何ともなかったんですが、

2日後、お寺に行く際に乗ろうとした時には、
うんともすんともエンジンは掛かりませんでした。

ホントにギリギリの状態だったんですね😅

たぶん、義父が一緒に持っていき、
あちらで乗り回してるんでしょうね♪🚙


最後までみんなを笑顔にしてくれた義父。

衝突することもあったけど、
旦那と同じでメンドクサイところもあったけどw、
とっても人間らしくて、すごい方でした✨

晩年は『生きること』『生き方』
そして最後には『終わり方』『逝き方』を
教えてくれたような気がします🍀

私は、長男の嫁として、ちゃんとやれてましたか?

ここ数日、やることたくさんで、
いつの間にか、不調もどっかに行っちゃいましたよw
もし、一緒に持って行ってくれたなら感謝です✨

これからも見守って…いや、いっか♪

義母も自由に気ままに過ごすでしょうし、
何かあったら私たち子世代が力になりますから、
心配ご無用です!

そちらでゆっくり過ごしてくださいね~( ´ᵕ`* )‪‪❤︎
いつか、会いに行きます✨


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