子育てにおいて放任と見守りの違い

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廉清生織のブログの部屋へようこそ
子育てにおいて見守る姿勢でいるというと放任にならないのか?というご質問をよく頂くことがあります

放置・放任とはならないのか不安を抱いてしまうご両親のために今回は「見守りの子育て」と放任の違いについて詳しく解説していきたいと思います
また「見守りの子育て」のメリットとデメリットについても解説していきます

子育ての最大の目標は「自立と自律」であるとお伝えしていますね

そのために子育てで特に「大切なこと」があります
それは子どもに・・・

1)社会のルールを教え「生きる力」を育てること

2)愛情を与えること

この二つを意識しながら子育てすることは・・とても重要で忘れてはいけないことなのです

正しく育てようと躾ばかりに囚われているために・・結果として親の愛情不足となっている場合が多いと個人的に感じています

勿論・・親は愛情を与えているつもりですが・・結果的には子どもには伝わっていない状態になってしまっています

「放置」とは・・そのままの状態で置きっぱなしにして・・その場をはなれることを指します
「放任」とは・・干渉しないで・・したいようにさせることを指します

放置をされるご両親は子どもに愛情を与えずに…ほったらかしにする状態となり・・ネグレクト(児童虐待の一つ)とも言われます
子どもが迷惑行為をしても叱らないのも・・放置となりますのでご注意くださいね‼

放任の子育ては「干渉せず・相手のやりたい様に行動させること」という意味がありますので子育てには良さそうです

親都合により子どもを「ほったらかし」にしているという印象が強い「放置」ですが・・
忘れないでください
「愛情」の反対語は「無関心」です

これはマザーテレサの有名な言葉です

「見守る子育て」とは・・子どもの問題に介入せず・自由を与えるという点では放任主義に似ていますが・・そこに「信頼という愛」がある子育てることを指します

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子ども自身が「自分で何とかする力」を信じて例えば勉強など「子ども自身の問題」に対して・・親は「あ・え・て口を出さない」ようにします

過干渉になってしまっているご両親は・・ある意味で子どもの「自分で何とかする力」を信じることが出来ないから口を出してしまっている状態になっていませんか?今一度ご自身の子育てを振り返ってみてください

子どもの自己肯定感を育てるためにも「存在承認すること」の大切さをお伝えしていますが・・条件付きの子育てをやめて子どもが今・・ここに存在してくれていることに心から感謝することが非常に重要だと考えているのです
「見守る子育て」を一言でいうと…お子さんの存在に感謝し・自分で何とかする力があることを信じて・口を出し過ぎない子育ての方法となります

産まれてきてくれてありがとうありのままそのままのアナタに価値があるのです・一度しかない人生を自由に楽しんで良いのです

★勘違いしてしまうご両親もいらっしゃるので申し上げますが・・・

決して甘やかして良いわけではありません
叱るべきとき(迷惑行為をした際・命の危険行為をした際・友人を傷つける行為をした際など)にはしっかり叱ることが愛情表現です

「見守る子育て」に必要な心得をご紹介します
1.過干渉をやめることです
2.子どもの力を信じることです

ついつい一人っ子の子育てにあるあるなのは・・?
良かれと思って親が先回り先回りしてしまい子どもが困らないように・子どもが悲しい想いをしないようにと親がなんでも決めて・・子どもの意見を言えない環境を作ってしまっていませんか?

なんでもレールを敷いてその上を順調に歩んで進んでいるときはお母様も気持ち良いでしょう・しかし・・・そのレールから外れたとき・・お子様を責めたりせずにお母様は冷静にお子さんと接することが出来ますか?

過干渉な行動をずっと続けていると・・自己肯定感が低い子になってしまったり・自分で考えて動く力(主体性)が育たなかったりする可能性があるということを忘れないでくださいね‼

子どもの人生のハンドル(主導権)を子ども自身に返すことが問われているのです
「この子には自分の問題を自分で解決する力がある」と「信じること」が超重要なことです!

この親から信じて任せてもらうことが愛情エネルギーとなり・子どもの心が満たされ・何かしら新しく行動するためのエネルギー源となるのです

「信じる」「見守る」「許す」など愛情を注ぐ行動は・・子どもの自己肯定感アップにもつながります

これからでもまだ間に合います
変わろうと思ったその瞬間からぜひ取り入れてみてください

子どもの柔軟性を信じてみましょう

「見守る子育て」のメリット
★自主性や主体性が育つ
★自己肯定感が育つ
★他人や友人のことも尊重できるようになる

「見守る子育て」のデメリット
☆親が慣れるまでに罪悪感を感じることもあるかもしれません
☆さじ加減が難しくなかなかバランスが取りにくい
☆成果が直ぐに感じられない

「見守る子育て」は基本・・子どもから何か言ってくるまで待つ子育てとなりますが・・最初は親から声をかけることもあるでしょう
「子どもの話を聴くこと」に注力すると上手くいきます

愛情のある親が過保護になってしまうのは無理もありません。子どもに「心配しすぎ!」と鬱陶しく思われることもあるでしょう。試行錯誤しながら子どもの成長を見守っていけると良いでしょう

焦らずゆっくりで良いです
子どもと一緒に成長をしていきましょう
大丈夫!みんな手探りで子育てをしています
悩む親はみんな子どもが愛おしいく真剣に子どもと向き合っているからなのです。それでも子どもの持つ力や知恵・逞しさを信じてくださいね
アナタのお子さんなら大丈夫です!!愛情をたっぷり貰えていますから

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