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コラム
死にたいと思っていた、幼稚園時代③
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コラム
夜の嬢⭐月島みと|恋愛・心の相談屋さん
2026/02/13 13:07
4歳のとき、
「幼稚園に行きたくない」と
一度だけ勇気を出して、両親に伝えたことがあります。
すると母は、
自分の仕事をわざわざ遅らせ、
私の手を引っ張り、
私を引きずるようにして、
園の送迎バスが待つ場所へ連れていきました。
あの時、
私は初めて親の前で
あんなに泣いていた気がします。
泣いていたけれど、何も喋れない。
母は私に、
「先生や幼稚園に、迷惑がかかるから!」
そう怒鳴られ、私は無理矢理、
幼稚園のバスに乗せられました。
バスに乗った時には、
全てを諦め、泣き止んでいました。
その光景を見ていた
バスに同乗していた先生も、
何か声を掛けてくれる訳ではありません。
その経験があり、幼稚園には
「行かないといけない場所なんだ」
と、思い込んでいたのだと思います。
幼稚園の頃、
塾に通っていたこともあり、
私は簡単な字を、読み書きする事ができていました。
家にあった勉強用のノートに、
鉛筆で
何度も、
何度も
、
「しにたい、しにたい」
そう殴り書きをしていました。
書いたページはちぎって、
ぐしゃぐしゃに丸め、
ゴミ箱に捨てていました。
両親は家事をほとんどせず、
ゴミに気づくこともありません。
ゴミの日に、
ゴミを捨てるのは、いつも祖父母でした。
だから、
その紙にも気付かれる事は、なかったのです。
私が「死にたい」と思っていることは、
両親に気づかれることは、ありません。
「死ぬ」
ということが、
どうゆうことなのか、
深く理解していたわけではありません。
でも、
死ねば幼稚園に行かなくてもいい。
それだけは
はっきりと分かっていました。
ただ、
4歳の私には、死に方がわかりませんでした。
家の前の道路の真ん中に寝そべり、
車が来るのを待つ。
でも、
運転手さんが直ぐに寝そべっている私に気付き、
車を止めて降りてきて、私を起こし、
「こんな所で遊んで寝てちゃ危ないだろう!」
と、怒って去っていく__
今度は、
自分の両手で口をふさいでみて、
息を極限まで止めてみる。
でも、
苦しくなって、
涙が出て、
結局自分で手を離してしまう。
そしてまた今度は、
冬に、こたつの中に顔を突っ込み、
息を止めて、
顔が熱くなるまで我慢してみる。
けれど、
やっぱり苦しくなって、
こたつから、顔を出してしまう。
「死ぬ」ということは、息が止まること。
幼い私は、
なぜかそれを知っていました。
テレビか、
何かで見た情報だったのかもしれません。
そのとき初めて思ったのです。
__死のうとすることは、
こんなに苦しいんだ。
そして、なぜか涙が出る。
その苦しさを知っているからこそ、
幼稚園を卒業してから
「死にたい」と
本気で思ったことは、
一度もありません。
死に方がわからなかった___
そのおかげで、
今こうして生きています。
幼い私には、
「死ぬ」という怖さを
完全には理解できていなかったのかもしれません。
ただ一つ、
確かなことがあります。
4歳の子どもが
「死にたい」と思うほど、
あの頃の毎日は、
一人で抱えきれないぐらい、地獄だったということです。
__それでも、
あのとき死ななかった私は、
今、ここで言葉を書いて、
誰かの心の救いになりたいと願っています。
mito
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夜の嬢⭐月島みと|恋愛・心の相談屋さん
複雑恋愛|心の整理サポート|夜職経験あり / 女性
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