”継続力”は意外と伝わらない!?本当のアピールポイントを見つけよう

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フリー面接トレーナーのnoriさんです。
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

今日の【めんたいこ】 継続力を伝えるためのポイント

みなさんは面接官に自分をアピールする際にどんなネタを用意しますか?

長年続けた部活?

初めてのアルバイト?仕事?
学校生活の中心の勉強?
それともボランティアなど社会貢献活動?

様々な取り組みがありますので、何を選ぶか迷いますね。
その中で比較的多くの方が、

「◇◇を〇〇年間継続しました!」

というアピールをされる方が少なくありません。
この継続性アピールの落とし穴についてお話します。

継続できたのは「好き」だから

一番多く聞く話が、例えば、部活動などのスポーツ経験や音楽等でしょうか。
こういった部活動では、青春の大切な時間を割いて、わき目もくれず頑張ったというのは間違いないと思います。
そういった方々は、「小学1年生から大学4年まで続けている野球を通して”継続力”を身に付けました」
と教えてくれます。
確かに、人生の半分をつぎ込んだ物事であれば、アピール材料としては申し分ないかもしれません。
ですが、ここが落とし穴です👆

このアピールの仕方は、「それは好きだから続けられたのでは?」という側面を持っています。

採用が困難な企業であれば、「素晴らしい!」と褒めたたえてくれ採用してくれるかもしれませんが、大手企業、人気職種等では、よくある話であるため、決して有効なアピールではありません。

継続力だけがアピールポイントではない

「4年間続けた」、「10年間続けた」という要素があれば、「継続力がある」とアピールしたがる気持ちは間違いではありませんが、本質的とは思えません。
それは前述の通り、「好きなことだから、楽しいことだから続けられた」と考える方が自然です。

こうした、部活動などを続けた方は、
続けた事自体をアピールするのではなく、続けたからこそ経験した失敗・苦難。そこからの成功・成長をアピールすることを意識しましょう。
例えば、

高校時代まではエースで4番バッターだった。順風満帆な野球人生。
それが大学ではライバルが多く、レギュラーすら勝ち取れない。
退部を考えたこともあったが、同期に励まされポジションを変えてチャレンジした。これまで持っていたプライドはズタズタだったが、野球を辞めることの方が自分にとってマイナスだと思って、歯を食いしばってやり続けた。
その結果、センターで5番バッターとしてレギュラー入りできた。
この経験から、自分が成し遂げたいことのためには、柔軟に対応することや時にはプライドを捨て一から努力しなおすことが大切と気が付いた。

上記の内容は私の妄想でしかありませんが、仮に10年以上続けたとしても、続けたことをアピールするのではなく、続けてきた中で経験したことに目を向けましょう。

アピールできる”継続力”のネタ

好きなことは、継続力としてアピールするのは得策ではないと思いますが、もちろん、絶対に不向きというわけではありません。
個人の価値観でもあるので、絶対に継続力だと感じる方はそのまま使ってもよいと思います。その方が、イキイキと話せるかもしれません。

一方で、継続力として認められやすいことは、「嫌いなこと」など不本意ながらやっていることです

学生であれば、ある意味で義務である勉強や社会人であれば仕事です。
勉強や仕事はある意味強制的な「やらなければならない事」です。
それを楽しくないけどやり続けることは、社会人として仕事をする上では大切な力です。

もちろん、ただただ「〇年間やっている」だけではいけません。
先ほどもお伝えした通り、継続する中で失敗・苦難を乗り越えて成功・成長に繋がったことを見つけることが大切です!

最後に

例え嫌なことを続けたとしても、「そこにいた」だけの人では意味がありません。
重要なことは、一つの出来事から学び取ることです。
そのために、振り返り、他社からのフィードバックを得ることで、現時点で考えていなかったアピールポイントが見えてきます。
一緒に探しましょう^^

気になる方はお声掛けくださいね^^

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~

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