「怒られる」「叱られる」ということがとても苦手で傷つくという人、いませんか?
はい、私です。
叱られるのが嫌すぎて、なんでもしっかりやろうとしすぎてしまうのが以前のブログでも触れた、完璧主義の原因だと自分では思っています。
なんでこんなに怒られるのが嫌なんだろう?と思い、学んでいくなかで気付いたのが「知る痛み」が起きているからということ。
過去の経験や元々持っている考え方など、自分なりに思いつく要因は色々とあるものの、「知る痛み」があるということを昔の私は知りませんでした。
「人間の心理機能的に仕方ない部分もあるのか」と知れたことで、受け入れられた部分もあります。
今日はそんなお話をお伝えできればと思います。
自尊心が傷つく=「知る痛み」が起きている
自分のやっていることについて怒られたり、叱られたりするとプライドが傷つく・耐えられないように感じることがあるのですが、それは、
・自分の弱点や痛いところを突かれた
・見ないようにしていた部分が露わになった
ということであり、怒られることで、それらと直面せざるを得ない状況に陥るから。
「そういった状況に置かれている」と突きつけられ、向き合いたくないものと向き合わないといけない。
この強制的に「向き合わされる」ということが「知る痛み」だと思うのです。
何事も真正面から相手の言葉を受け取ってしまう人や、スルーが苦手な人などは「自尊心が傷つけられた」と感じ、そこには耐えがたい苦痛を伴います。
私も昔はそうでした。
内容によっては、「人格ごと否定された」と感じたこともありましたね…
後から考えると、決してそんな内容ではなかったのですが、、、
白黒思考の悪い癖ですね。
ただ、「知る痛み」について知ることで、
「いまは知る痛みが起きている」「脳の反応でしんどいと感じているだけ」と思えるようになっていき、少しラクに捉えることができるようになりました。
要は、「いましんどいのは脳の働きの問題である」と少し転嫁して考えられるようになれたということですね。
何事も自分原因論で考えてしまう方には、ぜひ試してみていただきたいです!
知る痛みの度合いは、自己肯定感の高さも影響する
知る痛みが起きている状況でも、自己肯定感が高いとき・低いときでは、その痛みの度合いも変わってきます。
自己肯定感が高い=自分をしっかりと認めてあげられている・自信がある
という状態なので、そこまで深刻に捉えず、切り替えもすぐにできるでしょう。
逆に良くないのが、自己肯定感が下がっているとき。
自分はなんてダメなんだ
うまくいかないなぁ
自信がない…
などど考えてしまっているときには、怒られることで追い打ちをかけられるような状況になるため、知る痛みも深刻なものとなってしまいます。
これはタイミングの問題もあるので、なかなかコントロールが難しい部分もあるのですが、大切なのがやはりセロトニン!
セロトニンには不安を緩和し、自己肯定感にもつながることが分かっています。
セロトニンが分泌されるような習慣を普段から意識して、ストレスに強く自己肯定感の高い自分を目指しましょう!
睡眠をしっかりとり、朝散歩で日光を浴びることが大切です!
筋トレなど、運動もしてテストステロンも意識できるとなお良いですね!
こちらでも詳しく紹介しています!
「叱り」もひとつのフィードバックにすぎないと考える
知る痛みが強い人というのは、一生懸命で真面目な方ではないでしょうか?
「言われたことをしっかりと受け止められる」という素晴らしい長所がある反面、深刻に受け止めすぎてストレスを抱えてしまう、という側面もあるように思います。私もそうでした。
そこで大切なのが、「怒られることも、単なるひとつのフィードバックにすぎない」と捉えること!
きついことやしんどいことを言われたとしても、「こういう考えもあるんだな、気を付けよう」とだけ捉えるようにするのがポイントです!
「そう簡単にできたら苦労しない!!」と思われた方!
そんなときは声に出すだけでもOK!自分にだけ聞こえるように口にしてみてください。ちょっとずつ、脳みそを騙していきましょう。
自省する力や改善する力はきっとお持ちだと思うので、深刻に受け止めすぎない習慣を少しずつ身に着けていくことがストレス回避には大切です!
私は30歳近くになるまで、ずっと「怒られる恐怖」と生きてきました。
きっと学生時代の部活の経験が根差しているのだと思うのですが、「怒られている自分は価値がない」というような極端な考え方をしてしまっていました。
だから深刻に受け止めすぎない技術の大切さをいつも実感します!
目の前のことをどう捉えるかで傷つく度合いも変わるなら、ダメージが少ないほうがいいですよね!
同じような方の参考になれば幸いです!
では、また!
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