「見つけやすく・戻しやすい」が整頓のカギ

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数あるブログの中からご覧いただきありがとうございます。

プロフィールにも記載してますが、私は名の知れた大手企業で5Sカイゼン活動を率先垂で活動しており、社内で功績が認められて表彰を受けた実績があります。

その活動を実践しているからこそできるアドバイスをしております。

今回は、『「見つけやすく・戻しやすい」が整頓のカギ』について、あなたに分かりやすく解説していきます。

最後までお読み頂ければ幸いです。



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【参考ブログ集】

《1.5Sとは!?》

《2.5S活動はあなたがリーダーです!》

《3.トヨタ式カイゼンに学ぶ業務改善とは》

《4.「トヨタのカイゼン」の本質とは》

《5.効果的な5Sカイゼン活動の進め方!取り組む5Sのステップ》



1.現場、事務所の表示は書店・スーパーをまねしよう


あなたもよく、書店やスーパーなどに行かれるかと思いますが、どこに何が有るかが事細かく表示されており、初めて来店したお客様にも分かりやすくなっています。

その「分かりやすい状態」を保管している物に対して表示し、新人でも迷わずに探して来れる様にする必要があるのです。

中には「手間だな~。。。」ってコメントが聞こえてきますが、表示する作業は初回のみであり、職場メンバーが探したり、聞いたりする時間を考えると初回の表示する作業は、非常に重要であると言えます。

あなたの職場でも一気に表示をするから気が滅入るのであり、時間・エリアを全員で決めて少しずつ順番に表示化することで、最終的にすべてのモノを保管するエリアに対して、表示出来ます。

2.誰がみても分かりやすい表示をしよう


表示化する上で、文字だけで表示もいいですが、やはり新人までが分かる現場カイゼンとして、写真+文字で表示することを推奨しています。

写真があることで、機器の名称が分からなくても、写真との照合は、幼稚園の子供でも対応することが出来ます。

ベテランしか分からない現場ではなく、新人が直ぐに取り出し、戻せる保管出来る様に表示方法を職場メンバー全員で考えていきましょう。

3.使う頻度により配置を考えよう


機器や工具・パーツによって使用頻度が異なってきます。

使用頻度が低い機器や工具・パーツが手前に有ると邪魔で仕方がないです。

ですから、よく使うモノは一番近い場所に置き、ほとんど使わないモノは遠く離れた倉庫等におきましょう。

そもそも、いつか使うかもしれない物や使えない物は、配置変更する際に処分してしまいましょう。

遠くまで取りに行く時間も毎日となると、年間累積では、膨大な時間となりますので、あなどらずに配置も見直していきましょう。

4.まとめ

上記を色々と書きましたが、「職場メンバー全員がいつでも使える状態で直ぐに取り出せること」が最終着地点であり、あなたの職場メンバー全員を巻き込んで、有りたい姿にしていきましょう。

また、1度配置を決めたら終わりではなく、使いにくい、取り出しにくい等のコメントが有れば、職場メンバー全員で考え、試行錯誤して現場をドンドンとカイゼンしていきましょう。

このカイゼンを職場メンバー全員ですることが、コミニケション活性化され、自分たちの職場は自分たちで良くしていく風土が生まれ、会社組織が大きく変わっていきます。

ただ、この文章を読んでも行動しなければ、何年、何十年経っても何一つ変わらないので、出来る小さなことからカイゼンを進めていきましょう。



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