こんばんは!
社会派FPのコウダイです。
前回の複利編では、「時間は最大の味方。カメの歩みでも早く始めた人から勝手に有利になっていく」というお話をしました。
今回は投資編の締めくくりとして、「じゃあ、具体的にどうやって始めて、将来どうやって使えばいいの?」という、一番リアルな実践と出口戦略について解説します。
結論からお伝えします。
投資の始まりから終わりまで、僕たちがやるべきことは「最初に一度だけ、自動で動くルート(仕組み)を作る」これだけです。買うときも売るときも、自分の感情を一切挟まないのが一番負けない兵法です。
「仕組みは分かったけど、いざ証券口座を開いて『購入』のボタンを押すとき、指がすくみそう…」
「将来、貯まったお金を切り崩すとき、せっかく増えた資産が減っていくのを見るのは怖くないのかな?」
そう不安に思ったことがあるかもしれません。
📊 簿記の視点:毎月の「購入」を自動化する。
証券会社(ネット証券がおすすめです)で「毎月定額つみたて」の設定を一度してしまうと、その後は僕たちが手動で何かをすることはありません。
簿記の視点で見ると、これは「仕入(購入金額)の平準化」を行っている状態です。
価格が高いときには自然と少ない量を買い、価格が安いときには勝手に多くの量を仕入れることになります(これをドル・コスト平均法と言います)。
ドル・コスト平均法は利益を保証するものではありませんが、購入するタイミングを分散できるため、高値づかみのリスクを抑えやすい方法として広く利用されています。
「今が買い時か?」とパタパタ計算するのをやめ、毎月のルーティンとして自動で仕訳が切られていくような仕組みを作ること。これが、ボタンを押す最初の恐怖を消し去る一番の近道です。
🛡️ FPの視点:出口戦略も「自動取り崩し」で脳のメモリを守る
そして、多くの人が見落としがちなのが「出口戦略(将来のお金の使い時)」です。
せっかく20年、30年と複利で増やした大切な資産も、いざ使うときに「一括で全部売る」のはプロでも至難の業です。暴落している時期だったら最悪ですし、何より「せっかく貯めた数字が減っていく恐怖」に人間は耐えられません。
そこでFPとしておすすめしたいのが、売るときも「定期売却サービス」を使って自動化することです。
例えば、毎月一定額や、毎年一定割合(例として4%程度)で取り崩す方法などがあります。
自分の感情をすり減らすことなく
現役時代のつみたてと真逆のルートで、安心してお金を使える
という、綺麗な出口が出来上がります。
※「定期売却サービス」は証券会社によって対応状況や機能が異なります。「多くのネット証券では定期売却サービスやそれに近い機能が利用できます」
投資は、始めることと同じくらい「どうやって穏やかに終わらせるか」が大切です。最初から出口のルートが見えていれば、今のつみたても安心して続けられますよね。
難しいことは機械に任せて、僕たちは今の生活をしっかり楽しんでいきましょう。
ではまた。
【参考文献】
『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版/大河内薫・若林杏樹 著)
※お金の悩みは一人で抱え込むと、「もし暴落したら…」と出口のない不安に迷い込んでしまいがちです。
「自分の場合の具体的なつみたて金額や、将来の取り崩しイメージを一緒にシミュレーションしてほしい」
そんな方は、ココナラでチャット相談と電話相談も行っています。まずは頭のモヤモヤを吐き出すところから、一緒にはじめましょう。
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