こんばんは!
社会派FPのコウダイです。
今回からは新シリーズ「日常に潜むトラップ編」がスタートします!
せっかくコツコツ貯めて増やし始めた大切なお金を、一瞬で奪い去っていく最悪の罠。その第一弾として「投資詐欺から身を守る方法」を徹底解説します。
結論からお伝えします。
投資詐欺を見抜く方程式は、たった一つしかありません。それは「相場(現実の数字)を知ること」です。これだけで、世の中の怪しい話の99%はシャットアウトできます。
「投資詐欺なんて、怪しいセミナーとかに行かなければ自分には関係ないでしょ?」
「騙されるのは、ちょっと欲張りな人だけじゃないの?」
そう思っているかもしれません。
これ、実はめちゃくちゃ危険な落とし穴なんです。最近の詐欺は本当に巧妙で、SNSで親しくなった人から「実はここだけの話…」と親切を装って近づいてきたりします。
でも、ここを簿記とFPの視点で「冷徹な数字」に落とし込むと、怪しい話の裏側が透けて見えるようになります。
📊 簿記の視点:そんな「高利回り」を出せる事業計画書は存在しない
これを簿記の視点(経営の数字)で考えてみましょう。
例えば詐欺の謳(うた)い文句に「月利10%(毎月10%増える)」というものがあります。
「月利10%」を複利で計算すると、年間で元本が約3.1倍になる計算です。もし100万円を預けたら、1年後には310万円、3年後には約3,000万円になります。
会社経営の視点で考えてみてください。
預かったお金を3倍にして、投資家に配当を払い、さらに自分の会社の利益も残す……。一体どんな驚異的なビジネスをやったらそんな売上(利益)を出せるのでしょうか?
世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェット氏ですら、年利(1年間)で約20%の運用成績です。
「世界のトップが年20%なのに、なぜ名もない一法人が月10%(年300%以上)を出せるのか?」
電卓を叩くまでもなく、事業の構造として破綻している(あるいは最初から裏でポンジ・スキーム=預かった金を横流ししているだけ)のことが一発で分かります。
🛡️ FPの視点:投資の限界値は「年利3%〜7%」。これを超えるものは全て罠
FP(ファイナンシャルプランナー)として、資産運用の世界における「安全な防衛ライン」を明確にお伝えします。
僕たちが現実的に目指せる健全な投資(インデックス投資など)の利回りは、「年利3%〜7%」が限界値です。100万円を預けて、1年後に増えるのは3万円から7万円。これが現実の、そして世界の経済成長に寄り添ったリアルな数字です。
「元本保証」と高利回りを同時にうたう話や、「あなただけに特別に教える」と勧誘する話は、まず疑ってかかるべきサインです。
詐欺師は、僕たちの「今の生活から早く抜け出したい」「楽になりたい」という心の隙間(弱み)を狙ってきます。
だからこそ、派手な一発逆転の幻想は捨てましょう。世界経済の成長という堅牢な船(年利5%前後)に乗り、自分の本業や副業の手を動かして、コツコツ資産の石垣を積んでいく。
これこそが、僕たち貯金ゼロから這い上がる兵士が取るべき、最も確実で安全な生き残り兵法です。
怪しい話が耳に入ったら、まずは「世界のバフェットより凄いわけないよね」と心の中で電卓を叩いてみてください。
ではまた。
【参考文献】
『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版/大河内薫・若林杏樹 著)
※お金の悩みや「これって怪しいのかな?」という不安は、身近な人には意外と相談しにくいものです。
「SNSで勧められた案件があるんだけど、客観的に見てどう思う?」
「一歩踏み出したいけど、騙されないか不安」
そんな方は、ココナラで電話相談やチャット相談も行っています。FP・簿記の視点から、あなたの家計の盾を一緒に作ります。まずはリラックスして、気軽にお話ししましょう。
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