100人以下の中小企業にむけた人事・組織コンサルティング会社「IGNITE HORIZON」をやっております、小瀬木と申します。
ココナラ出品にあたり、なぜ人事コンサルタントをやろうと思ったのか、その想いを書きたいと思います。
なぜ人事コンサルタントになったか
新卒で人事・総務に配属、拗ねていた若手時代に培ったもの
”人事って何やってるの?”という質問は100万回聞かれます(人事あるあるですよね)。
自分の会社でも何しているかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人で、全く希望していないところからいわゆる”配属ガチャ”で人事に配属になりました。
人事というとなんだか裏方で冴えないイメージが強くて、配属されたときは本当にショックでした。配属後の懇親会でショックすぎて隅っこでうなだれていましたし、私は会社の花形にはなられない、”縁の下の力持ち”として終わっていくのだろうなという絶望感すらありました。
そんな形で、私のキャリアがスタートするわけです。配属されると、管轄する地域内に点在する支社の人たちともやり取りが始まりました。いきなり現場に飛び込みで訪問することもありました。そのたびに、「人事はいいよな、予算も業績もないし。」「人事は現場のこと全然考えないもんな」という皮肉を日々言われながら、あはは…と苦笑いしてやり過ごしていました。
悔しかったですけど、でもいつからかそんな支社の人たちとも信頼関係が築かれていき、いつしか用事のついでに現場の悩みや愚痴を聞くようになりました。「誰もやってくれないんだよ」「人が辞めていってまた一から教えないといけない」「こんなにやっているのに評価されなくてボランティアみたいだ」など聞いているうちに、企業という大きなチームの中で「人」と「組織」の不具合や効率の悪さを感じることが多く、人事・組織の改革の必要性を確信したことを覚えています。
事業現場は日々闘いです。お客さんの無茶ぶりにこたえる、システムが止まった、従業員が急に来なくなった、新規顧客開拓で近隣を回る、案件失注で予算が未達、などなど。事業を回すことがこんなに大変かという場面を目の当たりにしてきました。しかし同時に、「人」「組織」の面でもっと整理し、手をかけ、先手先手で対応できれば、事業はさらに伸びるだろう。若手時代に現場と接して感じた可能性、ここに私のルーツがあると思います。
人事・組織は、事業を伸ばすためにあるのであって人事部門の実績のために施策を実行するのではない。本当にこれは事業現場のためになるか。何か施策を実施するときに今でも自分に問いかけています。この時期、現場から割と近い部署に配属されたことで事業現場の生の声を聴くことができ、ニーズ感覚が養われました。
配属から10年、「人」が資源になった日本における「人事」という仕事
配属から10年以上経ち、日本はいよいよ人材不足という大きな課題に悩まされる状況になりました。減少の一途を辿る労働人口、年功序列の崩壊、転職市場の活性化。つまり新卒を大量に採用して使い捨てるという時代は終わり、”人”という資源が会社にとっていかに重要か、”組織”というシステムが機能させることでいかに成果を出すかというフェーズに入っていったのです。
これは、私も10年以上の実務の中でひしひしと感じていきました。が、残念ならが”人”や”組織”をうまく扱えている企業やリーダーは少ないように思います。今後は、”人”や”組織”をうまく扱えるということが会社が持続的に成長していく前提条件(当たり前)になっているのです。それに伴い、人事としての役割も比例して大きくなっています。私は”人”と”組織”のポテンシャルを最大限に引き出し、それにより成果を達成できるような企業を日本に一つでも増やしたいと考えています。
このように、事業の成果を出すためには”人”や”組織”の重要性を痛いほど感じているけれど、制度・昇格・報酬設定・組織改編などの施策についてどうしたらよいかわからないという経営者の方や人事部門の方のために、伴走相手としてお手伝いさせて頂きたいです。
チームの崩壊と立て直し、「誰と働くか」の重要性
もう一つ、”人”や”組織”に関する重要な経験をしました。大企業ではいくつもの人事機能が存在するため、人事としての全体像を把握することができませんでした。一つの会社に対して人事として責任をもって関与したいと考え、子会社に出向しました。
ですが、出向した先でのチームが困ったものでした。そこでは、上司から部下に教えるということは全く存在せず人材育成などまるでなし、メンバーはロボットのように言われたことだけを実施する働き方をしていました。業務の改善なんてしない、他の人の業務範囲にも興味がない、新しい企画など生まれるわけもない生産能力のない組織です。
そんな状況なので「事業をブーストするために人事施策を!」なんて考えている人は一人もいませんでした。これは困ったな、と思いました。味方が一人もいない状況で、会社全体のことを言っても何も取り掛かることができません。そのため、まずは自分のチームをどうにかしなければと感じ、必死になってチームの再建に努めました。
その時に、人を動かすポイント、個人の集まりをチームとして機能させるための方法などを試行錯誤したことで、時間はかなりかかりましたがチームは生まれ変わったように自走するようになりました。このような事例で悩んでいる悩んでいる経営者やリーダーの方、多いのではないでしょうか。チームにてこ入れしたい、組織開発に取り組みたいのに味方がいない、マネジメントの方法が分からない、そのようなマネジメントやチームビルディングへの疑問・質問に対して、アドバイザーや個人メンターのような形でお手伝いできればと思います。
改めて「人」「組織」の可能性を見返して
そういえば、元々私は小さいころからチームプレーやチームワークが好きでした。部活はバスケ部でしたし、大学の選考は日本政治でした。日本政治は、国民というメンバーとともに日本というチームをどのように発展させていくかを観察しますので、まさに「人事」「組織」について考える学問です。こんなところからも今の仕事につながっていたんだなとしみじみ感じました。
2024年12月に12年間務めた会社を退職し、人事コンサルタントとして独立しました。改めて振り返ってみると、10年以上前に人事・総務に配属してからこのように他社へご支援に行くことができるようになるなんて、想像もしていませんでした。
自分が所属する企業に対して人事・組織施策を実行していくことも楽しかったですが、コンサルタントとして日本中の企業様の事業成長を手助けすることができる。これこそ私のやりたかったことだと実感しております。
「人」と「組織」の可能性を求めて、皆様の会社が最大限に発揮できるためのお手伝いをしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。