皆さん
お疲れ様です。
北家です。
7月も下旬となり、子供達は夏真っ盛り、大人はお盆休みに向けてラストスパートですね!
私は噴水やプールで水浸しの日々です :)
如何やらCOVID等で体調を崩されている方も増えている様です。体調に気を付けながら、夏を満喫しましょう!
先日、私は学習者を連れて灼熱の横浜を散策しました。中華街からカップヌードル博物館そしてコスモワールドを周ったんですが、現地はファミリーに、カップルに、大学生に、訪日観光客にで、夏休み最初の週末という事もあり、それはそれは大変な賑わいでした。
私達のイベント自体も大変盛り上がり、個人的にもとても楽しかったです :)
8月は歌舞伎アートメイクと着付けまたは川越散策を予定しております。異文化交流や言語交換、海外旅行がお好きな方から、留学や海外進学・転職を検討されている方まで、英語を練習中の方や日本語教師を目指している方も皆様ウェルカムですので、宜しければ是非遊びにいらして下さい :)
それでは、本日も基本英文法の解説を行います。日本語話者の視点から英語を分析します。
今回は少し派生して、英語を学習する際の注意点に触れます。
私は英文の解説をする時、必ず、各基本文法が自動的に織り成す意味 (ニュアンス) と文全体の文字通りの意味をお伝えし、意訳 (原文を理解した上で自然な日本語に言い直す事) を避けます。
例えば、He is having lunch. は、彼はランチを食べています。ですね? とよくご質問を受けます。
完全なビギナーの方には、取り敢えず、はい、そうです。とお応えします。
しかし、本心は、はい、そうっちゃそう、、、です、、、。です。
(現在進行形で構成された文の意味は3つあります。詳しくは、レッツチャレンジ - 基本英文法 - 1、2、3をご覧下さい。)
対ビギナーを除き、教師が学習者に意訳で理解を促す事は、同時に誤解を助長し、最終的に混乱を招きます。ここまで私のブログを読んで下さった方には何となく感じて頂けていると思います。
では、反対に、彼はランチを食べています。は英語でどう言うのでしょうか。
1. 彼は(今)ランチを食べています。
He is having lunch now. - 現在進行形
2. 彼は(もう)ランチを食べています。
He has already had lunch. - 現在完了形
3. 彼は(いつも)ランチを食べています。
He always has lunch. - 現在形
4. 彼はランチを食べています。(状態)
He is in a state of having lunch. - 形容詞的用法
意思動詞 (食べる) をて形に活用して、いるを足すと上記の4つのニュアンスを出せます。よく1の意味で用いられますが必ずともそうとは限りません。
次に、窓が開いています。は英語でどう言うのでしょうか。
1. 窓が(今)開いています。
The window is opening now. - 現在進行形
2. 窓は(もう)開いています。
The window has already opened. - 現在完了形
3. 窓が(いつも)開いています。
The window always opens. - 現在形
4. 窓が開いています。(状態)
The window is open. - 形容詞的用法
無意思動詞 (開く) をて形に活用して、いるを足した場合も上記の4つのニュアンスを出せます。しかし、通常、2か4の意味で用いられます。
次に、彼女はオフィスに行っています。は英語でどう言うのでしょうか。
1. 彼女は(今)オフィスに行っています。
She is going to the office now. - 現在進行形
2. 彼女は(もう)オフィスに行っています。
She has already gone to the office. - 現在完了形
3. 彼女は(いつも)オフィスに行っています。
She always goes to the office. - 現在形
4. 彼女はオフィスに行っています。
She is gone to the office. - 形容詞的用法
移動に関わる意味の動詞 (行く) は、たとえ意思動詞であっても、て形に活用して、いるを足した場合、2か4の意味で用いられる事が多いですが、3も否定出来ません。
では、なんの脈絡も無く「犬を散歩に連れて行っている。を英訳せよ。」と中学校の中間テストで出たら、正答は何でしょうか。
I am taking my dog for a walk. でしょうか。既に誤解を助長しています。
そもそも何故出題方式が翻訳でなければならないのか。
何故、「今、あなたは出先です。自分の犬を散歩に連れてきています。今の状況を相手に伝えたい時、例えば何と言いますか。」という問いにならないのか。
英語を学ぶ際に意訳して理解、記憶の定着を図る行動は日本の悪習です。
意訳学習はどこまで行っても付け焼き刃の理解の域を脱しず、齟齬は混乱を招き続け、最終的に、
「何か結局よく分からない。何かしっくりこない。言いたい事も言えないし、言ってる事も分からない。」
という状況を招きます。それはそうでしょう、、、。
どうしても翻訳が必要なのであれば私は直訳を推奨します。結局、英語と日本語は異なる言語であり、イギリス人は日本人と話し方も異なります。
「Hello」は、「こんにちは」ですか?
「I am Masa. 」は、「私はMasaです。」ですか?
Food for thought です :)
参考になさって下さい。
次回に続きます!
北家