【V字回復】商品リニューアルが上手くいく3つのポイント

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ビジネス・マーケティング
※この記事は「新商品はいつ作る?〜PLC(プロダクトライフサイクル)の見極め方〜 」をご覧になられてから見るとより理解がしやすいと思います。


こんにちは、ノジーです。

冒頭で失礼なご質問かもしれませんが、日々販売されているその商品、売れ行きはどうですか?

年々拡大傾向であれば大変素晴らしいと思います!
ぜひその戦略・戦術を用いながら、ライン拡張などを検討されてみてください。

しかし、年々減少傾向であったり、横ばい傾向であれば、その商品には疑問を持たなければなりません。

「コロナ禍で一時的に下がっているだけだろう」
「横ばい傾向だし、広告を打てばまた上がるだろう」

このようにお考えの場合は、一旦その気持ちを抑え、客観的に商品のテコ入れ(リニューアル)を考えることも重要です。

今回は、商品リニューアルが上手くいく3つのポイントを記載してみましたので、よければご覧ください。

時代の傾向を捉える

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早速1つ目のポイントですが、商品リニューアルを検討する場合、気をつけなければなりません。

それは、とにかく思いつくだけのいいことを詰め込むことです。

現代は情報量が多く、ユーザーも情報の取捨選択に戸惑いを持っています。
そのような中で、

「この商品にはメリットが山ほどあります!例えば〜〜」

このような打ち出しをする商品を設計しても、ユーザーは響きません。

情報量が多い今の時代だからこそ、
・特定の人に向けた
・特定のメリット(絞り込まれた強み)

この2点を考えてみると良いと思います。

過去の栄光を持ち込まない

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また、いざ商品のリニューアルを行おうと考えると、過去の栄光(昔ヒットした経験など)を踏襲してしまうケースも多く散見されます。

しかし、はっきり言って過去の成功は現在の足枷です。

既にご承知かもしれませんが、過去と現在では市場の環境も、ユーザーの属性もそれに伴う心理も全く異なります。

もちろん、何も参考にするなとは言いませんが、そこに固執するべきではありません。

ではどうするかですが、一度周り(競合)を見渡すことが有効です。
あなたが商品の成長に困っているように、競合商品を持つ企業も困っています。

その困っている状況を打破した競合を知ることで、自社に何が足りないか、どのような方向性でリニューアルを検討するべきかが見えてきます。

リニューアルの方向性が定まっていない方は是非調査をしてみてください。

まずは商品の魅力を整理する

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さて、商品リニューアルポイントの最後にまず初めに行うべき内容を記載します。

それは、今の商品の魅力を整理する。ということです。

どんなリニューアルするにしても、商品の良い部分を残した上でリニューアルを行うことがマストです。

逆に言えば、当該商品の良いところ(魅力・ユーザーメリット)を潰してしまうようなリニューアル企画は良くないと判断してください。
※一部、破壊的イノベーションというシステムも考えられますが、本当に稀なケースです。

しかし、自分では商品の良いところを残そうと思っていても、新しい変化を考えるうちに、頭の中が新しいことだらけになってしまうことがよくあります。

そうなる前に、今の時点で商品の魅力・価値を整理しておくことをお勧めします。
その後、検討されたリニューアルアイデアを掛け合わせ、企画に移していきましょう。

商品の魅力・価値の整理やリニューアルアイデアが中々できないという方は、サポートいたしますので、よければご覧ください。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

商品のリニューアルといっても、カラーバリエーションを増やしたり、ちょっとしたテコ入れをするだけでは上手く事が運びません。

新たな商品を作る気持ちと、これまで商品を好きでいてくださったユーザーのことを考えた上で企画・開発をするべきです。

皆さんの商品が一段と飛躍し、良いものになることを願っています。

今回は以上です。

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ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に私ができる皆さんへのお手伝いについてお知らせをさせていただきます。

私は、主に消費財の新商品企画に関するご相談を承っております。

企画実績としては、
・コーヒー関連器具の新アイデア企画
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です。

また、BtoC向け商品の販売計画作成 / 競合商品リサーチのお手伝いもしております。

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