楽しむのではなく、面白がる

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コラム
楽しむのではなく、面白がることよ。
楽しむというのは客観的でしょう。
中に入って面白がるの。
面白がらなきゃ、やっていけないもの、
この世の中。
これは樹木希林さんの著作、「一切なりゆき」に収められている言葉です。

とても深い言葉です。

何かを面白がるには、その何かをよく知ろうとする努力が必要です。
客観的にただ見ているではなく、そこに入っていき、自分で実感する。

とても、大事なことだと思います。

大人になると何かを面白がる心というのは少し忘れがちになってしまうことって多いと思います。

人生にしたってそうです。

自分の人生を面白がることを忘れて、「そんなもんかな」と、ちょっと離れた位置で見てしまう。

もったいないです。
自分の人生って一度きりで、そりゃ生まれ変わりとか転生とかあるかもしれないけれど、同じ条件で同じ状態での人生って、もうないんです。

人生って割りと辛いことのほうが多いというか、辛い方のことをピックアップして思い出してしまいがちです。

でも、これ楽しいな、と思った瞬間、その瞬間を大事にして更に一歩踏み込むことで、それは面白いものへと変わります。
面白いとはただ楽しむだけではなく、そこには辛いことや良い悪い、どちらも含まれると思います。

人生の味を、噛みしめる人になりたいですね。私はクマではありますが。


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