転職のススメ(面接編)

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こんにちは。とはるめと申します。
わたしは家で勉強しているときはYouTubeのオンライン自習室みたいな配信を流しながら勉強していることが多いのですが、これが面白くて。

なにが面白いって、画面上にバーチャル自習室(といっても簡易的なイラストですが)が映っていて、そこにひとつひとつ座席番号が振られていて、その配信にコメントするとその中の適当な座席番号に振り当てられるので、さも自習室でみんなと勉強しているような気持になれるのです。

また、どんな作業をするのかをコメントで打つと自分の座席番号の下に反映されるので、今他の人がどんな作業をしているのかも見ることができて、なんだか自分も頑張ろうという気持ちになれます。

BGMも歌詞のないジャズっぽい音楽なので集中して作業することができるのでとてもおすすめです。

それ以外に、よくゲーム実況配信を垂れ流しながら勉強することもあります。
同じゲームを、クリアするまで何時間も(多いときで26時間!)ぶっ続けでやっている人もいたりします。

雑談しながらゲームをしているのであまり勉強のBGMには不向きですが、一つのことに夢中になって取り組んでいる人をみると、これまた頑張ろうと思えるのでおすすめです。

さて、今日は転職の話をしていきたいと思います。
いろいろ失敗してきたので、、(なんなら現在働いている司法書士事務所に提出した履歴書には証明写真貼りませんでした)
2回転職をした私ですが、現在働いている司法書士事務所を最終キャリアにしようとは思っていません。夢は大きく!

新卒のときの面接では面接官に「小手先だけで今までうまくいってきたタイプだよね」と言わしめるほどには面接での柔軟さはありました笑
(結局その面接は通りました)

これに関しては教員時代によく推薦入試で面接を使う生徒にはよく言っていたのですが、『まずは敵を知る』ということが大事になってきます。

敵という表現の仕方はあまりよくないかもしれないのですが、要するに相手はどのような人材を求めているのかを知る必要があるということです。

教育学部の面接官に株の話をしても意味はないだろうし、
営業担当を求めている人事の面接官にいかにExcelが得意なのかを話しても意味はないでしょう。

まずは相手がどんな人間を欲しがっているのか、分析することが大切です。

あとは過去、現在、未来の自分を手札に持っておくと、どうにでもなります。

【過去】
・大学受験の推薦だったら「こんなことがきっかけで教育に興味を持ちました」
・新卒だったら「大学でこんな授業を受けたことがきっかけでこの仕事につきたいと思いました」
・転職だったら「以前働いていたところではこういう能力を発揮してプロジェクトを成功に導きました」

【現在】
・大学受験だったら「現在は教育に関する知識を身に着けるためにこんな努力や工夫をしています」
・新卒だったら「現在はゼミでこの仕事に役に立ちそうな○○のことについて論文をまとめています」
・転職だったら「現在はその能力を活かし新たなことに挑戦しています」

【未来】
・大学受験だったら「将来は教員になってグローバルな時代でも適応できる人材を教育したいです」
・新卒、転職だったら「将来は御社でこんなことを企画し、競合他社とは違う視点の商品を作っていきたいです」

だいぶ適当に書き並べてみましたが、過去の自分、現在の自分、未来の自分を想定したうえでそれを相手の求める人材に寄せていくのがベストです。

また、時事ネタも最高の話題になります。
なんでも、というと言いすぎになってしまうかもしれませんが、どんな時事ネタもうまく使えば自分がいかに相手の求める人材に近いかを証明できる材料になります。

例えば近年問題になっている闇バイトの問題。
教育の観点からも、経済の観点からも、法律の観点からも、もしかしたら美術の観点からも掘り下げて話題を広げることができます。
教育の観点から言えば、学校教育において闇バイトの危険性を周知する必要性とか。
経済の観点から言えば、若い世代の貧困化をなくす仕組みづくりの重要性とか。
法律の観点から言えば、SNS上での雇用募集に規制をかけるとか(極論すぎる、、)
美術の観点から言えば、若者が目を引くデザインのポスターやコマーシャルを制作するには何が必要かとか。

上記は全部適当です。やけに教育部門だけ具体的なのも許してください。

なにが言いたいのかというと、一つでも材料を持っておけばそれは角度を変えてみてみれば絶対に自分の武器になるということ。
わたしは医療ネタだって教育の話に持っていける自信があります。

その自信は間違いなく先に記述した過去・現在・未来の自分について深堀りしているからです。まずは自分を知ること。そしてそれを相手の求める像に近づけること。

あと私がやっていたのは、わざと相手に攻め込ませる隙を作ることでした。
「ここはツッコまざるを得ないでしょう!」みたいなところを一つ作っておく。
そうすると、そこに集中砲火質問攻めが来るのがわかるため、その質問に対する答えをがちがちに固めておけば他の抽象的な質問は手薄になるわけです。
転職なんて最たるものです。同じ業種のところに行くにしても、まったく違う業種のところに行くにしても、「あー、聞かれたら面倒くさいなー」というところを面接官は聞きたがります。(語弊すみません)

逆にそこを待ってましたと言わんばかりに固めていけば怖いものはありません。

不登校の生徒が推薦入試を受けたいと言ってきました。
面接で何を話せばいいのか、高校時代にやり遂げたことなんてない、と相談を受けました。

じゃあ学校に来ない間、君はなにしていたの?と聞くと、家でしていたことやそのとき思っていたことがぽろぽろ出てきます。これが過去の自分に相当します。

それで君はどうしたい?と聞くと、悩みながらもどんな自分になりたいのかを話してくれます。これは未来の自分に当たりそうですが、現在の自分が思っていることに該当します。

じゃあ過去の君が考えていたことと今の君が考えていることを活かすために大学では何したいの?と聞くと、少し照れながら大学でやりたいことやその先のことを教えてくれます。これが未来の自分に相当します。

結局彼は大学をちゃんと4年で卒業して現在は立派に就職しています。すごいねー!

つまり今回わたしが言いたかったことは、
・面接相手がどんな人材を欲しがっているのか。
・自分はそもそもどんな人間なのか。
・自分がわかれば、相手の欲しがる人材に寄せていける。
・話題になりそうな材料は持っておく。そしてその話題をいろいろな角度から分析してみる。
です。

ちょっとでもあなたの参考になると嬉しいです。

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