みなさん、こんにちは。
ココナラで悩み相談や占いのサービスを出品してます、野乃と申します!
今朝、私は産婦人科の検診に行っておりました。
……という報告を、今どう思いましたでしょうか。
「もしかして…おめでた?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういうわけではございません笑
あるいは「下の感染症かな…?」と思った方もいらっしゃるのでしょうか。
そういうわけでもございません笑
今日はただ、子宮頸がんの検診をしただけです。
20歳を超えた女性なら誰でも受けられる、健康診断のようなものです。特に深刻になるものではないですよね。
私のように、実際のところは妊娠・出産・感染症のことではなくても、
産婦人科へ足を運ぶ人は決して珍しくはありません。
とはいえ、やはり男性は「産婦人科」と聞くと「妊娠」か「性感染症」を真っ先に連想するのではないでしょうか。
もし自分の恋人や憧れている人が産婦人科医院から出てくるのをたまたま見かけたら、少なからずショックを受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか…。
男性だけならまだしも、女性でもそのイメージが強い故に「産婦人科に行っていることを知られたくない」「行きたくない」と思っている方がいらっしゃいます。
これは結構、由々しき事態です。
異変があると分かっていても、産婦人科へ行く事に抵抗があるせいで、必要な治療が遅れてしまうかもしれないですもの…。
というわけで今回は、一定数の方が持っていらっしゃるであろう「誤解」を、しっかりと解いていきたいと思います。
産婦人科に行くのは、お母さんだけではない
「産婦人科」といえば
「お母さんになる人(妊婦さん)」、あるいは「お母さん」が来る病院
という印象が強いのではないでしょうか。
実は、こちらは「産科」の診療のことを指しています。
みなさんが抱きがちな「産婦人科」のイメージは
実は一部分のことでしかないということですね。
対して、これまで妊娠も出産もしたことのない私が
よーくお世話になっているのは、
「産婦人科」の中でも「婦人科」の分野の診療です。
「婦人科」は、妊婦さんや産婦さんだけに限らない、女性の身体である人全員を対象に診療・治療をする科です。
「お母さん」にならない人が産婦人科の医院に行く理由は、私が思いつくだけでもこれだけございます。
・生理不順、生理痛、PMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)の治療
・無月経や排卵障害の治療
・更年期障害の治療
・不妊の治療
・子宮頸がんの検診や治療(手術など)
・性感染症の治療
・女性の身体や性に関する相談
・その他、炎症などの治療
私は医学の分野では全くの素人なので、実際はまだまだ把握できていないこともあるかと思います。
それでも、こうして書き出してみると幅広く対応していることが分かりますね。
それを踏まえまして、
これだけは絶対に分かっていてほしい!と感じていることをお伝えしますと
産婦人科に行くのは、性経験のある人だけではない
↑これです。
先ほど述べたように、
「産婦人科」には「産科」「婦人科」の2種類の科が共存しておりますので
必ずしも産婦人科にお世話になる人すべてが「お母さん」になるわけではございません。
例えば、当分「お母さん」になる予定のない私でも
「生理不順」「排卵障害」「膣の炎症」で年に数回はお世話になっています…。
今の文字の羅列を見て「やはり病気なのでは…?」「大丈夫なの…?」と
心配していただいた方が、もしかするといらっしゃるのではないでしょうか。
ご心配ありがとうございます。しかし、心配はご無用です。
なぜなら、これらは「ホルモンバランスの乱れ」や「免疫が弱まったこと」によって起こっているものだから。
もちろん子宮の働きに異常があったり、性感染症の影響で発症したりする場合は、それに応じた治療が必要になってくるのですが
私の場合は、検査で一度もそういった診断をされたことはございませんでした。つまり、言ってしまえばただの風邪のような不調だったのです。
(ちなみに、ストレスや疲労が原因だったりします)
「生理不順」「排卵障害」と聞くと、なにか深刻な病気のイメージだったり
「膣の炎症」と聞くと、性感染症だったり
私も産婦人科に行く前は、少なからずそんなイメージを抱いておりましたが、実際はそうでもありませんでした。
…なのでもし、
あなたの知り合いや家族、恋人の女性が「産婦人科に行った」としても。
「産婦人科に行く=何かしらの病気である」とか
「産婦人科に行く=誰かとセックスをした」とか
安直に、考えないで頂きたいと…。
そう強く、お伝えいたします。
私の聞いたことのある酷い例では
産婦人科医院から出た女性に対して「お前、セックスしたんだな」と見知らぬ男性(というか不審者)に声をかけられたり
産婦人科医院に出入りしていたところを見られた女性が、あらぬ噂を立てられたり…。
そんな実例があるので、「産婦人科に行きたくない」となる女性がいるのも、不思議じゃないですよね…。
さらに、「生理」や「女性器の炎症」に関することは、小学生の少女でも不調が起こる場合があります。
前述したようなイメージを持っていて、お母さんにも相談できない…なんて状況の子も、もしかしたらいるのかもしれません。
性に関することは繊細な内容なので、なかなか話を聞く機会はないと思います。
そのため、男性は知らないことが多くても仕方がないですよね。
ですが、世間一般にありがちな何気ないイメージや思い込みのために、
病院に行きづらくなっている人が居るかもしれない…。
それだけは、頭の片隅に入れて頂けますと幸いです。
以上、産婦人科についてのお話でした。
今回は特に、男性の方に読んでいただけると幸いです。
この記事を読んでいらっしゃるということは、「女性について知ろう」とするお気持ちがあるということですから!
ここまでご精読いただき、ありがとうございます!
また、産婦人科に行くことに抵抗がある女性の方も
抵抗はないけれど、たまたまご興味を持っていただけた方も
ご精読、ありがとうございました!
私は性や恋愛についてのお悩みを相談も承っておりますので
もし言いづらい悩みなどございましたら、
ぜひ一度、覗いてみてくださいね。
野乃
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