「分かってもらえない」と心を閉ざしたくなったあなたへ。その壁の向こうにある本当の気持ち

「分かってもらえない」と心を閉ざしたくなったあなたへ。その壁の向こうにある本当の気持ち

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コラム
自分のこだわりや、大切にしている価値観を誰かに伝えたとき、相手に「そんなの気にしすぎだよ」「普通はこうじゃない?」とさらりと流されてしまったことはありませんか?

そんな瞬間、まるで冷たい風が心の中を通り抜けるような寂しさを感じて、思わず「もう、この人には話さなくていいや」と心のシャッターを下ろしてしまう。誰にでも、そんな経験はあるものです。

僕も、自分の中で譲れないポイントを否定されたり、分かってもらえなかったりすると、胸の奥がキュッと締め付けられるような感覚になります。

一生懸命に言葉を尽くしたのに、それが届かない。むしろ、「理解してもらえない」という事実だけが浮き彫りになり、自分と相手との間に深い溝ができてしまったように感じてしまう。そのとき、人は自分を守るために、自然と壁を作ってしまうのです。

でもね、僕は思うんです。その壁は、決してあなたを孤立させるためのものではなく、あなたの大切な心を、傷つくことから守るための優しいシールドなんだと。

こだわりを持つということは、それだけあなたが何かに真剣に向き合っている証拠でもあります。物事を深く考え、繊細に感じ取り、自分なりの美学や大切にしたい温度感がある。それはとても素敵なことなんです。

一方で、誰かと同じ温度で何かを感じるというのは、本当に奇跡のような確率で成り立つことなのかもしれません。

もし、分かってもらえなかったと感じたときは、少しだけ深呼吸をしてみてください。相手が分かってくれなかったのは、あなたのこだわりが間違っているからでも、あなたが悪いわけでもありません。単に、その時の相手の心の景色の中に、あなたの景色が入り込むスペースがなかっただけなのです。

心理カウンセラーとして、日々たくさんの悩みを聞いていると、「理解されたい」という願いは、どんな人にとっても根源的なエネルギーだと感じます。だからこそ、その願いが叶わないときの痛みは計り知れません。

そんなときは、無理に壁を壊そうとしなくていいんです。今はそのまま、心を守る時間を大切にしてあげてください。

もし、その溝に少し疲れを感じたら、あるいは「本当はもう少しだけ、誰かに分かってほしいな」という気持ちが心の片隅で芽生えたら、いつでも僕のところに話をしに来てください。

完璧に理解し合えなくても、ただ「そんな風に大切にしているんだね」と、あなたのそのこだわりを、そのままで受け止められたらいいなと僕は願っています。

あなたの心は、あなたのものです。誰かに認められるためだけに存在するわけではありません。そのままで、あなたは十分すぎるほど素敵なのですから。


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