離れても「あの人の好きなもの」を追っていませんか?繊細さん(HSPさん)が行き場のない愛の残骸をそっと抱きしめて生きていくためのお話。

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コラム
二人の関係が終わりを告げて、もう連絡を取り合うこともなくなってしまった日々。

それなのに、ふとテレビのスポーツニュースを見たり、SNSのトレンドを眺めたりしているとき、あなたの指が自然と止まってしまう瞬間はありませんか?

それは、かつて大好きなあの人が熱狂的に応援していた「好きな球団」の試合結果だったり、あの人が毎日のように聴いていた「お気に入りのアーティスト」の新曲やライブのニュース。

「あ、今日は試合に勝ったんだな」「新しいアルバムが出るんだな」

そんなふうにタイムラインに流れる情報をチェックしては、もう本人に直接伝える権利なんてどこにもないのに、心の中でぽつりと「おめでとう」と呟いてしまう。

あんなに近くにいたのに、今はもう遠い存在になってしまったあの人。

それでも、今どこかでこのニュースを見て、あの人が無邪気に喜んだり、あるいは悔しがったりしているのかなと、その喜怒哀楽の理由をそっと共有していたいと思ってしまうんですよね。

見返りを求めるわけでもなく、ただただ相手の日常が幸せであってほしいと願うその気持ちは、もはや親が子供を想うような、どこまでも無償の愛に似ています。

けれど、同時にそれは、もう届くことのない「行き場のない愛の残骸」でもあって、その優しすぎる記憶の海に一人で溺れそうになってしまう。

「もう別れたのに、どうして私はいつまでも相手の影を追いかけているんだろう」「こんなの未練がましくて、早く前に進まなきゃいけないのに」と、自分の健気さをどこか冷めた目で見つめて、落ち込んでしまっていませんか?

心理カウンセラーとして、僕はその切なくて、どこまでも透明で美しいあなたの心の痛みを、そのままそっと抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいです。

繊細な気質を持っている方は、一度深く心を通わせた相手に対して、自分の魂の一部を分けるようにして、とても深い愛情を注ぎ込みます。

あなたにとって「あの人の好きなもの」を今でも気にかけてしまうのは、単なる執着や未練ではなく、あなたが誰かをそれほどまでに深く、そして純粋に愛することができる、とっても素敵な感性を持っているからなんですよね。

相手を憎んで忘れるのではなく、離れてもなお相手の幸せをそっと願えるというのは、あなたの心がそれだけ優しさと温かさに満ち溢れている証拠です。

自分のことを「未練がましくて情けない」なんて、どうかこれ以上責めないでくださいね。

行き場をなくしてあなたの中に残った愛の残骸は、決して恥ずべきものではなく、あなたが人生の中で一生懸命に人を愛した、誇るべき勲章のようなものなのですから。

心理カウンセラーとして、僕はあなたに、今回はその心の中の「おめでとう」を、無理にかき消そうとしなくて大丈夫だよ、とお伝えしたいです。

ニュースを見て胸がキュンとしたときは、「あぁ、私は今でもあの人の幸せを願えるくらい、豊かな愛を持っている優しい女性なんだな」と、まずは自分のその綺麗な心をたくさん褒めてあげてください。

無理に記憶を消そうとしたり、関心を持たないようにと自分に嘘をついたりして、あなたの心がさらに傷ついてしまうのは、本当にもったいないことです。

今はその行き場のない愛の残骸を、無理にどこかへ片付けようとしなくていいですからね。

あなたのペースで、ただお部屋の片隅にそっと置いておくだけで大丈夫。

時が流れて、あなたの傷ついた心が少しずつ癒えていけば、そのニュースを見たときの切なさも、いつの間にか温かいセピア色の思い出へと変わっていきます。

そして、その溢れるほどの無償の愛を、次はあなた自身を幸せにするために、たっぷりと注いであげられる日がきっと来ますからね。

今夜は、誰にも届かないけれど、どこまでも優しいその祈りを抱いたまま、あなた自身を優しく温めて、心地よい眠りにつくことだけを考えてみてくださいね。


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