会っている時間より、向かう電車のほうが愛おしい。繊細さん(HSPさん)の恋が一番きれいに咲く「移動時間」という名のユートピア。

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コラム
大好きなあの人に会いに行く新幹線や電車のなか。

窓の外を流れる景色を眺めながら、ガタゴトと揺られているその静けさのなかで、ふと「あぁ、私は今、あの人を一番深く愛しているかもしれない」と感じることはありませんか?

普通なら、待ちに待ったデートでいざ対面した瞬間に、愛しさが最高潮に達するはずだと思われがちですよね。

けれど、繊細な気質を持つあなたにとって、実際にあの人と顔を合わせている時間というのは、嬉しい反面、どうしてもたくさんのエネルギーを使ってしまう時間でもあります。

「楽しんでくれているかな」「退屈させていないかな」「今の私の言葉、変じゃなかったかな」と、相手のちょっとした表情の変化や声のトーンを敏感にキャッチして、無意識のうちにフル回転で気遣いをしてしまう。

だからこそ、大好きな人と一緒にいるはずなのに、どこか緊張していて、家に帰るとどっと疲れが押し寄せてきてしまうんですよね。

心理カウンセラーとして、僕はそんなあなたの感覚をとても愛おしく、そして大切なものだと考えています。

誰よりも相手を想い、傷つけないように、そして嫌われないようにと心を配るからこそ、対面している時間はちょっぴり息苦しくなってしまう。

だからこそ、あの人に向かっていく途中の車内こそが、あなたにとって誰にも邪魔されない、最も純粋で傷つかないユートピアになるのです。

「あの人は今、私を待ってくれているんだな」

そうやって、相手の姿を頭の中でそっと想像している瞬間は、相手のリアルな感情に振り回されることも、気まずい沈黙に焦ることもありません。

ただただ、あなたの心の中にある「あの人が好き」という純粋な気持ちだけが、透明なままで満たされていく。

そんな風に、移動時間の静けさのなかで愛を深める自分のことを、「私は少し変わっているのかな」なんて不安に思う必要はまったくありませんよ。

それはあなたが、自分の心を守りながら、同時に相手を最大級に愛するための、とても繊細で美しい防衛本能のようなものなのです。

実際に会っている時間は、少し不器用になってしまっても大丈夫。

あの人に向かう車内であなたが育てた温かい愛は、言葉や態度にうまく出せなかったとしても、あなたの雰囲気を通してきっと相手に優しく伝わっています。

今回は、そんなあなたの静かな恋の特等席について、少しだけお話ししてみました。

その静かで優しい移動時間のユートピアを、これからもどうか大切にしてくださいね。


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