デートの朝、服選びで迷宮入りしちゃう繊細さん(HSPさん)へ。相手を想う優しさでクローゼットの前で立ち尽くしてしまうあなたに。

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コラム
大好きな人とのデートの日の朝。

前の日の夜から、あんなに楽しみに準備していたはずなのに、いざ出かける直前になると、急に心の中にざわざわとした不安が広がっていくことってありませんか?

鏡の前に立って、自分の姿を見つめながら、「この服だとちょっと張り切りすぎって思われちゃうかな……」と心配になってしまう。

慌てて別の服に着替えてみると、今度は「これだとカジュアルすぎて、手抜きに見えたらどうしよう」と、また別の不安が襲ってくる。

そんなふうにクローゼットの前で何度も着替えているうちに、気づけば床の上には脱ぎ散らかしたお洋服の山ができていて、時計を見て青ざめてしまう。

玄関の鏡の前で、ため息をつきながら「もう、何を着ていけば正解なんだろう……」と、出かける前からすっかりエネルギーを使い果たして、遅刻しそうになりながら家を飛び出す。

そんな経験を持つ繊細さんは、実はとても多いんですよ。

せっかくの楽しいデートなのに、家を出る前からこんなに苦しくなってしまうなんて、なんだか自分にがっかりしてしまうこともあるかもしれません。

でも、心理カウンセラーとして、僕はそんなあなたの姿を「なんて相手想いで、愛おしい心の持ち主なのだろう」と感じています。

あなたが服選びの迷宮に入り込んでしまうのは、決して優柔不断だからでも、おしゃれに自信がないからでもありません。

「相手の期待を裏切りたくない」「私と一緒に過ごす時間を、相手にも心地よく楽しんでほしい」という、あなたの深い優しさが、そのお洋服の一着一着に込められているからなんです。

繊細な気質を持つ方は、相手の表情やその場の空気をとても敏感に察知します。

だからこそ、自分の服装が相手にどんな印象を与えるか、相手がどんな気持ちになるかを、先回りして一生懸命に考えてしまうんですよね。

その優しさ自体は、とても素敵なあなたの長所です。

ただ、相手のことを大切に想うあまり、自分の「これを着ていきたいな」「この服を着ている自分が好きだな」という純粋なときめきが、どこかへ置き去りになってしまっているのかもしれません。

もし、次のデートの朝もクローゼットの前で立ち止まってしまったら、まずは深呼吸をひとつしてみてください。

そして、相手の視線ではなく、自分の心に「この服を着ていて、私は心地いいかな?」と、優しく問いかけてみてほしいのです。

あなたが笑顔で、リラックスして過ごせることが、お相手にとっても一番の喜びになります。

少しずつ、あなたの「好き」や「心地よさ」の感覚を信じてあげてくださいね。


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