相手から「ごめんね」と言われるたびに、胸の奥がキュッと締め付けられるような思いをしていませんか。
本来なら、謝罪の言葉はトゲを抜いてくれる優しいもののはずなのに、繊細な気質を持つあなたにとっては、それが自分を責める刃のように感じられてしまうことがあるかもしれません。
相手が優しさで言ってくれているのは分かっているけれど、その言葉を聞くたびに「私のせいで相手に気を遣わせている」「私が謝らせてしまっている」という罪悪感のループにハマってしまうんですよね。
そんなふうに、どちらが悪いわけでもないのに、お互いに謝り合って、気づけばどっちが謝っているのか分からない泥沼の状態になってしまう。
心理カウンセラーとして、僕は、あなたがそれだけ相手の表情や声のトーン、そして言葉の裏側にある「気遣い」を敏感に感じ取れる、とても心の温かい人なんだと感じています。
でも、その優しさが自分に向いたとき、なぜか「負担」という重荷に変わってしまうのは、とても切ないことですよね。
相手の「ごめんね」を受け取るたびに、あなたは自分の存在そのものが相手に負担をかけているような、そんな感覚に陥っているのかもしれません。
もし、今そんな苦しさの中にいるとしたら、少しだけ視点を変えてみてほしいのです。
相手が口にする「ごめんね」は、実はあなたを責めている言葉ではなく、相手が自分の「安心」のために使っている言葉であることも多いんです。
人は大切な人を目の前にしたとき、何か力になりたい、力になれない自分が心苦しいと感じて、つい「ごめんね」という言葉でその場を繋ごうとすることがあります。
つまり、その言葉はあなたへのダメ出しではなく、相手なりの「あなたを大切にしたい」という愛情の裏返しだったりするわけです。
だから、あなたが「私が謝らせている」と自分を責めてしまうと、相手が届けたかったはずの愛情が、迷子になってしまうかもしれません。
心理カウンセラーとして、僕は、こういう時こそ「ごめんね」を「ありがとう」に変換する練習をしてみてほしいと考えています。
相手が謝ってくれたとき、「謝らせてごめん」と返すのではなく、「気にかけてくれてありがとう」「そう言ってくれて嬉しいよ」と伝えてみる。
最初は勇気がいるかもしれませんし、心の中ではまだ「申し訳ない」という気持ちがザワザワするかもしれません。
でも、言葉だけでも「ありがとう」に変えていくことで、謝罪の連鎖という「負のエネルギー」が、感謝という「温かいエネルギー」に少しずつ上書きされていきます。
繊細なあなたは、相手の感情に共鳴しやすいからこそ、あなたが感謝を受け取る側になることで、相手も「あ、謝ってよかったんだ」「受け入れてもらえたんだ」と安心することができるんです。
泥沼から抜け出す鍵は、あなたが自分を許し、相手の優しさをそのまま「ギフト」として受け取ることにあるのだと僕は確信しています。
自分を責めるループが始まったら、まずは深呼吸をして、自分の胸に手を当ててみてください。
あなたは、誰かを困らせる存在ではなく、ただそこにいるだけで誰かを癒やし、大切にしたいと思わせる魅力を持っている人です。
これからは、相手の言葉を「負担」として背負うのではなく、「私は愛されているんだな」という柔らかなクッションとして受け止めていきましょうね。
そんなふうに少しずつ、あなたの心が軽くなっていくことを、心理カウンセラーのうさぴょんとして、心から応援しています。