心理カウンセラーのうさぴょんです。
大好きなあの人のちょっとした仕草や、返信の速さ、声のトーン。
ほんの少しの「違和感」を、あなたは敏感にキャッチしてしまいますよね。
「なんだか、いつもと違う気がする……」
そんなとき、あなたの胸の中には「私、何か悪いことしたかな?」「もしかして、嫌われちゃった?」という不安が、雨雲のように広がり始めるのではないでしょうか。
本当はね、真っ直ぐに「私のこと、嫌いになった?」って聞けたら、どんなに楽だろうって思うこともあるはずです。
でも、その答えがもし「イエス」だったら。
それを聞いてしまったら、今ある関係が、ガラガラと崩れて二度と戻れなくなってしまうかもしれない。
それが怖くて、怖くてたまらなくて、あなたは震える心を抱きしめながら、言葉を飲み込むんですよね。
そして、やっとの思いで口にするのが、「今日はなんだか、体調悪いの?」という言葉。
僕は、この言葉はあなたが必死に紡ぎ出した「愛の盾」だと思っています。
相手の変化を「体調のせい」にすることで、まだ愛されているという可能性、まだ繋がっていられるという希望を、あなたは全力で守ろうとしているんです。
それは、あなたがそれだけ相手のことを大切に思っていて、この関係を失いたくないと願っている、純粋で健気な証拠なんですよ。
「体調のせい」にしてしまう自分を、逃げているとか、ずるいなんて思わないでくださいね。
それは繊細なあなたが、自分自身の心を守るために選んだ、精一杯の優しさなんですから。
相手の不機嫌や冷たさを、自分のせいだと思い込んでしまうのは、あなたがとても責任感が強くて、周りの空気に対して誠実だからです。
でも、ちょっとだけ深呼吸して、僕の話を聞いてみてください。
人の心は、天気のように移り変わるものです。
本当に仕事で疲れているだけかもしれないし、自分の内側の問題で、誰とも話したくない時間があるだけかもしれません。
あなたが感じた「違和感」は正解かもしれないけれど、その理由が「あなたのことが嫌いになったから」であるとは限らないんです。
「体調悪い?」と聞くことで、あなたは自分を守りながら、同時に相手を気遣う余裕さえ見せています。
そんな自分を、まずは「よく頑張っているね」と、たっぷり褒めてあげてほしいのです。
怖くて本質を突けないのは、あなたが臆病だからではなく、それほどまでに「人を愛する力」が強いから。
僕は、そんなあなたの震えるような繊細さが、いつか穏やかな安心感に包まれる日が来ることを、心から願っています。
一歩ずつでいいんです。
今日は「体調悪い?」と聞いた自分を、そっと抱きしめてあげてくださいね。