娘を引き取る準備はできている。
アパートに帰って足りないものの見直しをして、準備万端!
彼は帰ってきてもそんなに家にいる時間は少なかったが細かい気遣いをしてくれてた。
引き取りの日も一緒に迎えに行ってくれるという話になった。
引き取りまで時間はすぐ過ぎた。
引き取りの朝、私は今日は娘の好きなものをたくさん食べさせてあげよう!
そして、好きなことをさせてあげよう!
彼の車で娘を迎えに行った。
娘は面会部屋で施設の人と待っていた。
娘は走って私に駆けつけてきた!私は「帰ろうね」といい抱きしめた。
彼はほんの少ししかない娘の「荷物」を車に積んでくれていた。
私は施設の人に挨拶をし、お礼をいい、施設の外観を少し振り返りながら
施設の門を閉めた…。
娘と手を繋いで…。
彼と娘はもう仲良くなっていたから、なんの抵抗もなかった。
そして、娘に「なにが食べたい?」と聞くと
「お母さんの料理!」と言った…
私はファミレスなどを想像していたからビックリしたけど嬉しくなった。
「じゃあ、何が食べたい?お母さん作るから!」というと
「ポテトサラダと煮物!」と答えた。
家に材料がなかったからみんなで買い物に行くことにした。