新しい自分へ…12

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Rさんから電話がきた。

電話に出るなり「なんなのあの男!私に対して失礼じゃない?挨拶もなしに!あんな男、私は許さないよ!別れな!」
と怒涛のように言われた。

私は「ごめんね…疲れてたみたいで」というのが精いっぱいだった。
彼もいるし…
どっちの味方とか、何が悪いとか…

朝から憂鬱な気分になった。

それからもゴチャゴチャ言われたが、もうほぼ覚えていない…。

電話を終え、バイトの準備をしていると彼も起きてきて、自分の仕事に行くといい、仕事にいってしまった。
さっきの電話…聞いてたかな…

ちょっと心配になった。

けれど、時間も迫っていたため、そのままバイトにいった。

その日は、どっちからも電話はこなかったと思う。

私はつかの間の「自分の時間」ができた。

明日はバイトが終わったら市役所に行こう。

そう思いながら、その日は寝た。
最近の出来事が多すぎて疲れていたのか、ぐっすり寝れた。

そしてバイトに行き、終わってから市役所にいった。
その理由は「施設の退所、その後の保育園」の話を相談しにいくためだ。

市役所に行くと、保護課の人や福祉課の人たちが私を向かい入れてくれた。

そこで色々な話をした。
これからのこと
アパートでの生活のこと
相手の話のこと
施設を出てからの生活のこと
自分の体のことなど細かいところまで…
いつ退所予定かなど…。

色々話したらもう市役所が閉まる時間になってしまった。
その後の話は後日、ということになった。

市役所を出た私はドッと疲れてしまった。

真っすぐ家に帰り、彼に市役所で話したことを話したりした。

もうご飯を食べる気力すらなかったため、シャワーを浴びその日は寝た
次の日もバイトだ…。



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