脱同一化 ~自分は2人「居る」

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コラム

脱同一化とは

脱同一化は、自分の思考や感情、その時体験している状況などから一歩引き、客観的に観察することで、それらに巻き込まれずにいられる心理的な状態やプロセスを指します。

ほとんどの人は、「思考・感情=自分自身」と思っているのですが、これを同一化と言います。

・私はコミュニケーションが苦手だ
・あの人と同じ空間にいるだけでイライラする
・今日は彼からのLINEの返事がまだ来ないけど、私は彼に嫌われたのかなあ

これらは「同一化」の例ですが、いずれも
「思考・感情=自分自身」
と思い込んでいるからこその反応です。

ネガティブな思考・感情を自分と同一化してしまうと、心のエネルギーを消耗します。これを防ぐためには【脱同一化】をすると効果的です。

・私は「コミュニケーションが苦手だ」と思っているみたいだ。
・「あの人と同じ空間にいる」と感じたらイライラしてしまったんだね。
・LINEの返事が返ってこないと「嫌われたかも」と不安になってしまったみたい。

のような感じで、

「いまその瞬間の自分の感情や思考や反応」を
まるでもう1人の自分が観察しながら実況中継をするかのように
とらえなおす

のは脱同一化の1つの方法です。

でも、どうして人は思考や感情を自分自身と同一化してしまうのでしょうか?

それは「思考も感情も反応も全部自分から湧き出てきたもの」だと思っているからですが、そう思ってしまうのもしかたがないことです。

ですが、こう思ってしまうのは、

自分は1つ

と思い込んでいるのが一番の原因だと思います。

実は、脳内で認識される自分(顕在意識)と
心の奥にある自分(潜在意識・深層心理)と
2つに分かれていると私は考えています。

自分は「2人居る」のです。

別の言い方をすると、

「頭の中の自分」と「心の中の自分」が同居している
認知と「魂」が存在している

とも言えると思います。

そう考えると、脱同一化はしやすいですし
また実は「同一化」してしまうのは
現実に直面したときに
心の中の自分のネガティブな何かが湧き出てきて
頭の中の自分が自分を守るシステムを自動的に作動させて
瞬時にネガティブと現実をリンクしてしまう
ということも理解できると思います。

では、同一化しないようにするにはどうしたらいいのでしょう?

まずは、感情がわきあがったりネガティブな反応をしたら
先ほどのように
俯瞰で自分を見つめて、自分のその反応を実況中継して脱同一化を図るのは必要不可欠ですが、あくまでも第一歩にしかすぎず、それだけでは結局後日また同じことをくりかえしてしまいます。

それは先ほども言いましたように

頭の中の自分が自分を守るシステムを自動的に作動させて
瞬時にネガティブと現実をリンクしてしまう

という、このシステムが作動することにブレーキをかけるところまではできないからです。

システムを作動させないようにするには
やはり「心の中の自分」が何を抱えているのか?
それはトラウマであったり
そしてそこから過去に形成された固定観念や価値観であったり。

トラウマは抱えているとずっと痛み続けます。
感じないときは深層心理に封印しているからで
現実で何かきっかけとなる出来事に直面するとまた痛み出します。

そうしたトラウマの痛みを感じたくないので
自分を守るためにいろんな固定観念や価値観からシステムを作っていきます。

似たようなことが今後起こったら
そのシステムを作動させて
自分の心を守るのです。

なので、そのシステムを作動させないようにするには

トラウマを見つけていやしていく
そしてそこから形成された固定観念や価値観を修正したり手放していく
さらには【本当の自分自身を認めて受け入れて安心させてあげる

ことが必要不可欠だと私は考えています。

これを1人で実践できればいいのですが
なかなか難しいとも思いますので
やはり熟練した専門家のカウンセリングを受けることが
本当の自分を安心させてあげる近道だと思います。


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