脱同一化 ~自分は2人「居る」
脱同一化とは
脱同一化は、自分の思考や感情、その時体験している状況などから一歩引き、客観的に観察することで、それらに巻き込まれずにいられる心理的な状態やプロセスを指します。
ほとんどの人は、「思考・感情=自分自身」と思っているのですが、これを同一化と言います。
・私はコミュニケーションが苦手だ
・あの人と同じ空間にいるだけでイライラする
・今日は彼からのLINEの返事がまだ来ないけど、私は彼に嫌われたのかなあ
これらは「同一化」の例ですが、いずれも
「思考・感情=自分自身」
と思い込んでいるからこその反応です。
ネガティブな思考・感情を自分と同一化してしまうと、心のエネルギーを消耗します。これを防ぐためには【脱同一化】をすると効果的です。
・私は「コミュニケーションが苦手だ」と思っているみたいだ。
・「あの人と同じ空間にいる」と感じたらイライラしてしまったんだね。
・LINEの返事が返ってこないと「嫌われたかも」と不安になってしまったみたい。
のような感じで、
「いまその瞬間の自分の感情や思考や反応」を
まるでもう1人の自分が観察しながら実況中継をするかのように
とらえなおす
のは脱同一化の1つの方法です。
でも、どうして人は思考や感情を自分自身と同一化してしまうのでしょうか?
それは「思考も感情も反応も全部自分から湧き出てきたもの」だと思っているからですが、そう思ってしまうのもしかたがないことです。
ですが、こう思ってしまうのは、
自分は1つ
と思い込んでいるのが一番の原因だと思います。
実は、脳内で認識される自分(顕在意識)と
心の奥にある自分(潜在意識・深層心理)と
2つ
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