皆さんのお部屋は整理整頓されていますか?
それとも散らかり放題汚れ放題で至る所にホコリ被ってたりなんかしてないですか?
部屋が散らかっているのは重々わかっているし片付けなきゃとも思っているのに仕事で疲れて帰ってきて、散らかった部屋を見てやる気をそぎ落とされ、
よし!今日はいいや!明日やろう!
と言ってまた同じ日を繰り返し結局片付くどころか余計に散らかっていく
そんな経験あるんじゃないんですか?
今回はそんな状況で困っている方に
・なぜ散らかしてしまうのか?
・どうすれば散らかさずに済むか?
・散らかったものをどう片付ければ良いか?
この3点にフォーカスしてまとめていこうと思います!!
『なぜかわからないけど最近片付けられない』
気づいたら物が散らかっている人の多くの共通点は
モノが多い!!
ということです。
モノが多いから散らかってしまうし、片付ける気力もなくなってしまいます。
モノが散らかる=スペースを使う=モノの維持費(家賃)を支払う
ではなぜモノが多くなってしまうのでしょうか?
ここでモノを沢山持っている方の共通点を挙げましょう。
a.衝動買い(目的意識のない買い物)
b.捨てられない(使うもの、使わないものの明確な決まりがない)
c.新しい物、事で問題の解決を急ぐ(より多機能、便利なものを使いたがる)
d.依存・執着心が強い(モノに対し愛着や思い出を感じて捨てられない)
こんなところでしょうか
では順を追って見ていきましょう
a.衝動買い(目的意識のない買い物)
これ、よくやってしまう方非常に多いんではないでしょうか?
これ!いい!って買ったものの、後日冷静な時に考えてみるとなんで使わないのにこんなもの買ったんだろう、、、
なんてこともあると思います。
ですが部屋を散らかしたくないならやめるべきです
新しいものを増やすのは整理整頓の天敵です。
”捨てるは5分、買う2日”
捨てる時は5分も考えても悩むなら捨てるがいいですが、モノを買ったり増やしたりする際は2日かけて考えましょうという意味です。
なぜ2日?
1日でいいんじゃない?
と思う方もいると思いますが、この2日にはちゃんと意味があって、人間の頭は一度の思考で正常な判断を下せる可能性はそれほど高くないからです。
ましてや皆さんが衝動買いしてしまう時というのはなにかしらのお店の戦略にハマってしまっている瞬間ではないでしょうか?
今だけ! 現品限り! 赤字覚悟!
こんな売り文句にビビっときた経験ございませんか?
まさにこの瞬間、あなたの脳はもう正常な判断を下せない状態にいます。
自分がその商品を活用しているイメージしかしていないからです
よく考えてみてください。もしそのモノを使わなかった場合、なにかプラスになることはありますか?ホコリをかぶって片付けるのも億劫になってモノが平然と部屋のスペースを使って居座っている状況は容易に考えられるのではないでしょうか?
じゃあ一体どうすればいいんだよ!と思われる方も多いと思います。
ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります
ショップも事業であり、ビジネスです。
ビジネスである以上、心理・統計といった様々な観点から様々な手段を駆使してほかでもないあなたに自社の商品を買わせようとしているという事実があります。ということです。
あらかじめこのことを念頭にモノを買うのか買わないのかを考えることができれば衝動買いは劇的に減るのではないでしょうか。
是非意識しながら日々を過ごしてみてください。
b.捨てられない(使うもの、使わないものの明確な決まりがない)
ここでよく言われるのが、『今すぐには使わないけどいつか使うだろうから一応とっておこう。』ということ。
そう言っているうちに使わない期間が早1年なんてモノが部屋にあったりしませんか?
1年も使わないモノなんて正直この先活躍する可能性はとても低いかと思います。
そしてたまたま使ったときに誇らしげに『ほら!とっといてよかったでしょ?』なんて言った経験のある方もいらっしゃると思います。
僕もかつてよくそんなことを言っていました。
ですが皆さんよく考えてみてください。
とっといてよかったモノは”とっといたモノの何割”になるのでしょうか?
もし5割以上がそうだったというならその人は良いかもしれませんが大体の人は5割を下回るのではないかと思います。
いつか使うだろうモノはよっぽど高価なものでない限り捨てても必要な時にまた買えばよいのです。
お金がもったいないと言うかもしれませんが、買いなおすお金よりそのモノが居座ることによるモノの家賃の方が”自分の生活スペースを削り、快適な生活を阻害する要因”となり、結果大きな代償を払う羽目になることを意識しましょう。
c.新しい物、事で問題の解決を急ぐ(より多機能、便利なものを使いたがる)
よりスペックの良い物、デザインがいい物、流行り物、新しい物はこのビジネス社会ではじゃぶじゃぶ生み出されて私たちの生活をより豊かにしています。
ですが断捨離の観点で言えばしばしばそういったものは害になることがあります。
例えば、洋服や食器、本など。これらは消耗品ではなく、こだわりを感じやすく、購入までの敷居が割と低い物です。
洋服なんかは1着買うと気分が良くなってあれもこれもと冷静な頭だったら買わなかったであろうモノを買ってしまったりすると思います。
しかしそのまま一度も着ずに未だに値札すら取っていないモノもあるのではないでしょうか?
また、出会いがあれば別れがあるように、流行りがあれば廃りがあります。
好きで買った服があるのに流行りに乗ってまた新しい物を増やしてはいないですか?
食器も同様にデザインに惹かれたり安かったりするとついつい買ってしまいたくなると思います。
ですがよく考えてみてください。
日々使用している食器は何種類ですか?大体いつも同じものを使用していませんか?
昔買った食器が食器棚の奥の方に隠れていたなんてことはよくある話だと思います。
本は少し違いますが、1冊の本を読み終えるのに時間があまりない方だと結構時間がかかると思います。
そしてこの期間にまた魅力的な本に出会ってしまったりするんですね。
ここで恐ろしいのが世間一般で”読書は良いこと”という認識が強いので、(もちろん僕もここには大いに賛成です。)今読んでいる本を読み終わったら読むから今買っておこう!本読むのはいいことだし!みたいな感じで買ってしまうことがあるということです。
1,2冊程度ならまだ、読み終えてから次の本を探すということが可能だと思いますが、これがどんどん増えていくとやがて一度も手を付けていない本が本棚に陳列されている状況が作られてしまいます。
これでは本当に買って満足状態になってしまいます。
本を購入するときは自分のスケジュールと相談して1日にどれだけ本を読む時間を確保できるのか、といったところを加味して購入することをお勧めします。
このように世間には私たちの物欲をくすぐるモノが沢山ありますが、では具体的にどんな対策を打ったらよいのでしょうか。
ここで僕は、モノを新たに買う時は
”決める”
ということに重点を置くことで問題の解決をすることができました。
では具体的にどういうことかというと
服・食器 → いつどれを買うと決める!そして今あるモノの中でどれを捨てるのか決めて捨てる!
本 → いつどの本を買うか決める!決めたらどの時間を確保して読み切るかも決める!
この”決める”ということに尽きるのではと思います。
目標設定をしてから目標に向けた準備や計画立てをするということですね。
目標・・・新しいモノを買う
そのために
古いモノを捨てる
目標・・・断捨離
そのために
・増やすならまず減らす
d.依存・執着心が強い(モノに対し愛着や思い出を感じて捨てられない)
思い出の品や人がプレゼントしてくれたものなどは捨てにくいですよね。
それを見返すと平気で2~3時間眺めていたり、当時の風景や匂いまで思い出して浸ってしまうことは誰でも経験があると思います。
僕も実際引っ越しの際などに思い出の品が出てくるとしばらく作業が止まってしまった経験がかなりあります。
ですが捨てるのも心苦しいし、たくさんの人が自分に向けて書いてくれた寄せ書きなどはとくに捨てるのは良心が痛むかもしれません。
ですが実際使用することがほとんどない物であるのもまた事実です。
頭の中に記憶しているから大丈夫という方はいいかもしれませんが、多くの方はモノが関連して思い出すことが多いと思います。
ではそういったものはどう対処したらいいのでしょうか?
結論から言うと
”写メや画像ファイル等データ上で保管しておく”
という対処を僕は推奨します。
このメリットが
・データ上なので場所を取ることがない
・すべてデータにすることで思い出を一括管理でき、またバックアップなど取っておけば万が一消えてしまったとしても復元することができる
・自分が見たいと思わない限り見ることがないので思わぬ時間を使わずに済む
・フォルダ分けできるので時期やジャンル別での管理がしやすい
逆にデメリットとして
・現物がないので細部まで思い出すことが難しい
・プレゼントしてくれた人が『あれまだ持ってる?』など聞かれたときに心苦しくなる
といったところでしょうか。
メリットが非常に多いですがもちろんデメリットも存在します。
ではこのデメリットに対してどう対処するか。
【現物がないので細部まで思い出すことが難しい】
これに関して、細部まで画像としてデータを残しておくか、細かく思い出したいなと思うものはそのまま現物保管しておくという方法があると思います。
データにするなら極端な話全部を細部まで残してもいいと思いますし
現物保管なら、あらかじめこれは絶対現物保管!!3つまで現物保管をする!!
など決めておいてあとは動くだけ、という状態にしておくと気持ちを整理しやすいのかなと思います。
【プレゼントしてくれた人が『あれまだ持ってる?』と聞いてきたときに心苦しくなる】
ここが結構皆さん恐れるところじゃないのかなと思います。
正直に、『ごめん。断捨離しちゃって、、』なんて言おうものなら、あいつは人のプレゼントを平気で捨てられるやつだから二度とプレゼントなんてしない!なんて思われてしまうかもしれません。
僕もここはすごく悩みましたが、すっぱりいらないものはデータに残して捨てちゃいました。
冷たい人間かと思われるかもしれませんが、思い出の品とは”自分が”当時を思い出す目的で所持しているもので”他の誰か”のために所持するものではないのではないでしょうか。
いつ、誰が、どこで、何を、どんなふうに、どんな理由があってくれたのか。
そこで自分はどんな気分になったのか。
それを思い出せることに最大の意味があるのではないでしょうか?
そこに現物もデータも関係ないと僕は思っています。
なので考え方として、持っているのは確かだし(データとしてでも)嘘はついていないので『持ってるよ!』と答えて全然いいのではないかと僕は思います。
見せてと言われたら画像を見せます。
そもそもそこまで自分がプレゼントしたものに関して追求してくる人も稀だとは思いますが、、(笑)
もしそこで関係が崩れてしまうようなことがあればそれまでの関係だっただけです。一度もらったものに関してはもらった側がどうするか決めるのは当然のことですし、あげる側も変な期待や見返りを求めず素直なありがとうやおめでとうの気持ちをどうしても表現したいから形にしている行為だということをよく理解してからあげるべきだと思っています。
そこに利害関係なんてありません。
逆に言えば正直に断捨離してしまったけど思い出として保管してるよ!
と言って理解してくれる方はあなたにとってかけがえのない存在であると言えますね!
いかがでしたでしょうか?
思い切って物を捨てるというのはなかなか難しい行為ではあると思いますが少しでも僕の知恵が皆さんのお役に立てたら幸いです。
是非踏み出すことを恐れず、自分が快適に過ごせる環境づくりをしていってもらえたらと思います。