いずれもよく聞くし使う言葉です。
ネガティブな感情や言葉より、ポジティブなもののほうがいい。
ポジティブ思考・志向になろう!
と言いつつも難しいのは、「ポジティブ」が具体的に何なのかが分からない、というのもあるのではないでしょうか。
①過去の経験から、ネガティブな反応や思考が「マイルール化」されている
過去の体験は、意識して記憶を整理しておかないと、失敗や不快な体験ばかり強く残ってしまいます。
なぜなら、記憶をつかさどる「海馬」は、不安や恐怖を感じる「扁桃体」とくっついているからです。
過去に自分がした行動、選択、思考のなかで、
失敗した事例から感じた
ネガティブ感情とくっついた記憶が、
学習効果によって
「マイルール化」してしまっているのです。
②ネガティブ思考が「保険化」不安や恐怖感情や、何かを回避しようとする思考は、危険に対してとても有効です。
命を守るための信号ですから、強く働きかけてきます。
行動しなければ始まらない、とはいえ、「命あっての物種」ですから、獲得より安全を求める気持ちが強いことは悪いことではありません。
その為、
「もしも悪いことが起きたら」を想像し、それに対する
保険的役割として、ネ
ガティブ思考を使用します。
頻発すれば、それが
習慣化してしまいます。
③「ポジティブ」を過大評価ネガティブな思考が習慣化している人から見ると、「ポジティブ」は自分には縁遠い、手が届かない高いところにあるナニカ、のように感じてしまいます。
そのために、「自分には無理だ」と思って、最初からポジティブな思考や言動を試みることも諦めてしまいがちではないでしょうか。
ポジティブな思考とは一体何なのか、を、
検討する前の段階にいるのです。
「被写体と同じ明暗や色相で映っている画像(google翻訳)」