元気の源が何なのかに拠りますが、必要な時に思い出すためには、目に付く場所に用意しておく必要があります。
自分の生活パターンを振り返り、どこに準備しておくと思い出しやすいか、を考えておきましょう。
通勤に車を使っているなら運転席付近、常にスマホを手放さないならスマホの中、寝る時のベッド回り、会社のデスクの引き出しの中、毎日使うバッグのポケットなど。
逆に、冬用コートのポケットに入れっぱなし、などだと、季節が一巡するまで忘れてしまったり、失くしてしまったと勘違いしてしまうかもしれません。
一番の楽しみが海外旅行へ行くこと、だとしたら、今すぐ!という活用は難しいです。
そういうときは、インターネットで好きな土地や国の動画をチェックするとか、写真集を買って自室の本棚に準備しておくとか、好きな風景の写真をデスクに飾っておくのもいいですね。
ペットが癒しなら、セキュリティや安全のためにペットカメラをセットしておいて、休憩時間にチェックできるようにしておくのもいいでしょう。
好きなお菓子をバッグに常備する、という方法は、女性がよくやる対策ですよね。
キャンディ、グミ、ガム、チョコレート。
疲れた時の糖分補給にもなるし、一緒にいる人に「いる?」って聞いて分けてあげたりして、コミュニケーションツールとしても役立ってくれます。
そんな準備をしていても、日中は活用する時間もない、だから必要ないのでは…。
と考えるかもしれませんが、ここで重要なのは、実際に利用するかどうかではなく、「何かあっても〇〇があるから大丈夫!」と思える
安心感です。
集中力をテストする実験で、音が鳴り続ける環境の中で作業をさせられていた参加者に、「このボタンを押すと音が止まる」と教えられて、ボタンが手渡されます。渡されない群もいます。
結果として、ボタンを渡された群のほうが成績が良かったです。
ここで重要なのは、ボタンを渡された群は、実際には押さなかった、ということ。
「どうしても無理、となった時の手段がある」という安心感で状況を乗り切ったのです。
ですから、
使うかどうか分からなくても準備をしておく、と言う事実が大事なのです。
当然ながら、元気を得るため、安心を得るためといっても、使用者の健康や安全を害する方法には注意が必要です。
例えばアルコール、喫煙、ギャンブル、薬物。
健康だけでなく自分の安全、更には社会的な立場まで危険にさらすようなものは、極力避けたほうがいいでしょう。
また、本来やるべきこと(仕事、家事、学業)を差し置いてのめり込むようなら、それは元気の源でも趣味でもなく「
依存」です。デメリットしかありません。
専門機関に相談しましょう。
やはり多いのは「ペット、家族」ですね。
写真や、家族なら「頑張って」と言う言葉がけで元気になれる人が多いようです。
次に
カフェイン。
これは私もコーヒー大好きなのでよく分かります。
カフェイン自体の覚醒効果以外に、香りやお店の雰囲気、カフェイン飲料を飲める=ホッと一息付けるタイミングであるということなど。
エナジードリンク派も多いようです。
そして「
〇活」。
好きなアーティストのライブ、作品を楽しんだり、自分磨き。その為のグッズを探したり買ったり眺めたり。それこそいつでも手元に置いておける、即効性のある元気の源ですね。