「人生の図書室」

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【鉄道模型の本】



7歳のとき月1回図書館に改造された
大型バスの移動図書館が3台きて
そこで本を借りる事ができ翌月の
移動図書館が来る時まで借りられた


俺が当時住んでた三郷団地には
図書館が無く学校の教室内にある
学級文庫か本屋で立ち読みするしか
無料で本を読める所が無かった


俺はこの移動図書館が来るといつも
電車の本や鉄道模型の本を借りて
同じ本を何回も読み直しホクホクして
楽しい気分になってる
ルン((p*'v`*q))ルン


この本のおかげで俺は鉄道模型を知り
いつか手に入れたいと感じてたが
値段が1車両数千円から数万円もし
お年玉でも手が出ない値段だった


しかも当時お小遣いも貰ってないし
鉄道模型を買ってジオラマを作れる程
部屋も大きくないしどう頑張っても
手に入れられない高値の花だった


それが更に欲しい気持ちを増幅させて
鉄道模型の本を見ながらいつか必ず
手に入れ部屋いっぱいにレールを敷き
ジオラマ作りをしようと決意する


俺はその時の為に今から鉄道模型の
走行レイアウトを考えどんな駅を作り
どんな街作りをするかを自由帳に
細かく書いて毎日ウキウキしてた
((o(*´∀`*)o))ウキウキウキ♪🐒

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【坂本龍馬の本】



俺は移動図書館が来ると母親と一緒に
借りた本を返しに行きまた鉄道模型と
電車の本を借りて母親の所に行くと
母親が俺用の本を勝手に選んでた


そして母親が選んだのは坂本龍馬の
子供向けに解りやすく書いてある本で
電車の本以外にもこの本を読むよう
半強制的に渡されてしまった
(´;д;`)エー


俺は歴史の人物なんて全く興味なく
それ処か自分の好きな事すら出来ず
どうすればその欲を満たせるかの事で
毎日頭の中がいっぱい


なので他人の価値観や行動は興味なく
歴史上の人物の事を理解してあげる程
気持ちに余裕が全然ないから俺は
母親が借りた本を読む気が無かった


その後俺は母親が強制的に借りた本を
全く読もうとせず手を付けなかったら
強制的に読まされる羽目になって
夜寝る前に少し読む事にした


でも全然興味が無い事してるから
字を見てるだけで全然頭に入らず
そのうちこの本を読むのが嫌になって
本を見ただけで眠くなってしまう
(´ぅω・`)ネムイ


なのでとうとう母親がしびれを切らし
朗読してくれると言い出して仕方なく
俺はそれを承諾し興味が無い話を
永遠聞かされて全く頭に入らなかった

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【生き方死に方】



母親は坂本龍馬の本を毎日俺が眠くて
ウトウトするまで読み続けてくれて
それでも全然興味が沸かなかったが
ずっと読み続けてくれた


そして坂本龍馬の話も最後の方になり
竜馬が近江屋新助宅母屋の二階で
しゃぶしゃぶを食べお酒を飲んでると
刺客が突然来て暗殺された事を知った


俺は坂本龍馬の生き方や考え方なんて
全く興味なくどうでも良い事だったが
竜馬の死に方を知った途端その死に
衝撃を受けその時の気持ちを妄想する
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ


すると凄い恐怖が沸いてきて竜馬が
とても無念な気持ちだろうと想像して
ここでやっと竜馬の生き方と人生観を
知ってみたいと感じるようになった


なので母親に本を借り自分で読み始め
何で坂本龍馬があんな死に方したのか
学者みたいに綿密な調査をする様に
本を読み進めて行った


そこで分かった事は竜馬は武器商人で
裏で鉄砲をどんな勢力にも横流してて
複数人と不倫して子供を作ってる
悪者だという事を理解する
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ


でも大政奉還を幕府に受け入れさせ
日本初の株式会社を作った事も知り
竜馬は自分以外全て敵だったとも知り
衝撃的な死に方で竜馬に興味を持てた


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