「6年生のお年玉」
記事
小説
【祭りの跡】
6歳の時の成人の日父方の実家で
親戚が集まって新年会をする事になり
お年玉をたくさん貰い他の子供と遊び
大人は酒盛りをして楽しく過ごした
この宴会は昼から深夜まで続き
翌日振替休日なので泊まる事にし
大広間に布団を人数分15枚位敷いて
全員で寝る事になった
その後子供達は深夜まで起きられず
テレビを見て10時ごろに寝たけど
大人達は夜中まで酒盛りをしてて
深夜トイレに起きた時もまだやってる
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪🍺
しかしこのうるさい騒ぎ声も
離れた所で寝てた子供達には聞こえず
我々は朝までぐっすり眠る事が出来
とても気分良く目を覚ました
するといつの間にか大人達も
布団に入って寝てていつ宴会が終わり
就寝したのか不思議に感じてしまい
母親が起きたら聞いてみようと思った
大人達が起きるまでの間暇なので
大広間でテレビを見るため行くと
昨日の食事とお酒が片づけられてなく
しかもすごく酒臭い部屋になってる
(´ι_‘ )クサイ
でもそんなの気にせずテレビを見始め
早朝のアニメをしばらく見てても
大人達は全然起きてくる気配がなく
お腹が空いて食事の残りを少し食べた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【もらえる古着】
昼頃になると大人達も起きて来て
ブランチを食べる為皆で片付けを始め
とりあえず子供の食事のパンを先に
出してくれたから空腹を満たせた
(´∀`*)ウフフ
でも大人達は何も食べず帰り支度をし
昼頃には全員解散する事になり
俺もおばあちゃんに挨拶をして
行きと同じ2時間かけて帰る事にした
しかし父親の長男さんが寄ってきて
「いらない服あるから持って行けよ」
そう言ってたが父親は荷物になるから
「送っといて」と行くのを断る
それを聞いてた母親は「何言ってるの
今日取りに行って早速着るの」と言い
母親の一声で長男宅に行く事になり
荷物持ちの父親は渋い顔をしてた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
なので俺の家族は歩いていける距離の
長男さんの自宅に向かいその途中
長男さんの息子の6年生の子が俺に
「僕の玩具あげるよ」と言ってくれた
この事に俺は大喜びをしてしまったが
何でくれるのか不思議で聞いてみると
「もう遊ばない玩具で捨てるから
持ってって良いよ」との事
そして長男さんの家に到着し母親が
俺と弟にを呼んで貰える洋服を
我々に合わせ着れるか見定めていき
どんどん袋に詰めて行った
(*´-∀-)フフフッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【人生最大の過ち】
その後大人は何も食べてないから
出前のラーメンを取って今日初めての
食事をしてまた色々話して盛り上がり
よく話すネタが尽きないなと感心した
その間俺は長男さんの息子さんと
テレビゲームのカセットビジョンで
一緒に遊びまくりこれが楽しすぎて
もう帰りたくなくなってきた
。+⌒Y⌒ヽ( *'ω')ノヒャッホ-ィ
しばらくすると母親が来て
「そろそろ帰るよ」と言われてしまい
せっかくボルテージが上がって
楽しくなってきたのにやめさせられる
そして仕方なく帰る事にして
長男さん家族にお礼とお別れを言い
電車で片道2時間の道のりを戻り
やっとの思いで帰宅してきた
しかし俺は電車の中でずっと寝てて
凄い荷物を持った母親と父親と違い
とても気楽に戻る事が出来たから
あまり疲れてなかった
この後母親と父親は完全に疲れきって
食事を作るのが面倒だったらしく
カップラーメンを食事として食べて
お風呂に入ってすぐに寝てしまった
この時俺は人生最大のミスに気が付き
それは玩具を貰い忘れた事でこの瞬間
凄い悔しさと悲しさで母親に泣きつき
送ってもらえるように頼んでもらった
_| ̄|○ガーン…