あなたも無意識にしているかも?”会話泥棒”する先生

記事
ビジネス・マーケティング
患者さんとの会話を泥棒する…今回の話は、結構あるあるだと思っています。
患者さんとするのは治療の話だけではないはずです。日常的な会話も交わしますよね?何気ない会話も非常に大切です。

今日のお題は”会話泥棒”
これは結構あるあるだと思います。
無意識に会話泥棒していることに気づいていない方もいるかもしれません!

1.誰も先生の話は求めていない!

患者さんとの会話を泥棒する?それは一体どういうことなのか??例を出した方が分かりやすいと思いますので、以下をお読みください!

例)
患者さん「昨日金沢旅行から帰って来たんですよ!すごく良いところでしたよ!」

あなた「良いですね!僕も実は先月行ってきたんですよ!兼六園とか、茶屋街行って…あと海鮮丼も食べたんですけど…」

こんな感じです(苦笑)分かりますか?
そうです、患者さんは自分の楽しい思い出を話したいし聞いて欲しいのに、会話がいつの間にかあなたの話に入れ替わってしまってるんです。

どれだけ金沢が良い所だったのか話したいのに、その魅力を先にあなたに語られて全部持っていかれてしまっている。

…こりゃもう悲惨です(苦笑)これが僕の言う”会話泥棒”です!

誰も先生の話なんか求めてないんです!患者さんは自分の話を聞いて欲しいんです。

2.トップセールスマンは傾聴に80%!


これはビジネス書でもよく語られる事なのですが、仕事の出来る人間は傾聴に集中するという事です。大企業のトップのセールスマンは、軽快に沢山トークをしている様に見えて、実は傾聴に80%の時間と労力を費やすそうです。


人の話を聞くというのは、話すよりも何倍も集中力が必要で脳が疲弊します。
しかし、そうでなくてはいけません。特にこの医療の仕事で自分や我が前面に出てしまうと、良いことは一つもありません!

施術だけが全てではありません。

患者さんがどうしたら喜んでくれるのか?
何を求めているのか?
どうしたら笑顔になってくれるのか?

それが常に頭にあれば、患者さんの話を横取りして自分の話をし出すなんてことは絶対に起こり得ないんです。

3.”会話が弾んでいる”という勘違いがもたらす最悪の結末


一番厄介なのがこのタイプです。
ただただ自分の話ばかりを繰り返し、自分が気持ちよくなっているだけ。それなのに”今日も患者さんとの話が盛り上がったな”と考えてしまうタイプの先生。

これは完全な勘違いです。患者さんは優しいので何も言いません。恐らく笑顔であなたの話を聞いてくれることでしょう。

でも気がついた時には、お礼も理由も言わずにその患者さんはいなくなっています。


何故最近来ないんだろう…
治ったから?
家が遠いから?
最近寒いから?


いえ違います。先生の話を聞く事に疲れてしまったからです。

これが”会話泥棒”が招く最悪の結末です!

意外とこれはやってしまいがち…
僕もこれで後輩に怒った事は何度もあります(笑)

相手がどうしたら笑ってくれるのか?

これを考えていたら必然的に起こり得ません!
頑張りましょう!


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す