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ココナラブログ
【会いたかったのは私】
記事
学び
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/04/08 18:35
人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を
感じると、自分を守るための防衛反応が
働く。これを「防衛機制」というのだが、
13の「防衛機制」の中から第6回目の
今日は、「合理化」の話をしたいと思う。
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「合理化」とは、「自分の取った行為や
態度の本当の動機を自覚せず、論理的な
一貫性があり、且つ、道徳的にも受容を
されるような説明をつけ、自分の望んだ
言動を正当化しようとする無意識的な心
の働き」。例えば、交通事故を起こして
相手を負傷させ、「急に飛び出してきた」
と言い訳をするのがそれ。急いでいたり、
スピード狂だったり、真の事故の原因は
別にあるのに、そう捉えようとはせずに、
詭弁を弄して自己の正当化を図る考えだ。
────────────────────
私は、過去に何度か、心理カウンセラー
として人として、クライエントや友人の
急な傾聴の呼び出しに応じたことがある。
「悩んでいる相手の話を聴く」、という
明確な目的があって行っていることだが、
自分が相手に会いに行った本当の動機は、
もしかすると、「傾聴」をだしに「外に
出たい」「一緒に食事したい」だったり
するかも知れない。カール・ロジャーズ
ですら、その晩年、クライエントと関係
を持ったくらいだから、「デート気分に
浸りたい」などという邪な気持ちがある
危険性もゼロではない。そうであっても、
「悩んでいる相手の話を聴くために行く」
という心理カウンセラーとして人として
道徳的に受容される説明を自分自身にも、
相手にも、世間にもしているのであれば、
それは身勝手な「合理化」に他ならない。
「急に呼び出してごめんね」と言われて、
「構いませんよ」と返す気持ちの裏には、
「自分があなたに会いたかった」という
欲求が秘められているのは珍しくはない。
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心理カウンセラーも人の子だ。人並みの
幸せや快楽に対する強い欲求や、それが
叶わないことへの強い不満が私にもある。
それが分かっているから、逆転移(私的
感情をクライエントに向けている状態)、
多重関係(友人のカウンセリングをする、
クライエントと恋愛をする等、専門家の
役割と別の役割を同時に或いは継続的に
持ち続けること)に陥らないように気を
つけることもできる。要は「合理化」を
せずとも正当化される言動をすることだ。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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