みなさんこんにちは。
前回のブログでは、英検5級についてお話しました。
本日は英検4級について試験内容と勉強方法を分析していきたいと思います。
それではいってみましょう!
1、英検4級のレベルと合格率
英検4級は中学中級程度のレベルとされており、
「簡単な英語を理解することができ、それを使って表現をすることが出来る」
とうたわれています。
ん?英検5級でも同じようなことを言っていたけど、5級と4級はどう違うの?
と言うところが気になります。
詳しくは次の項目で述べようと思いますが、
5級と4級での大きな違いは、以下の2点です。
①長文問題が新たに追加される
②語彙力だけでは訳せず、文法力があって初めて読める英文が少しずつ多くなる。
続いて4級の合格率についてです。
英検の合格率は2015年度以降、公表されておりません。
最後に公表された2015年度の合格率は69.9%でした。
英検5級の合格率80%前後と比べると、少しハードルが上がっていますね。
その理由としては、先ほど述べたように、
長文問題と、英文翻訳が語彙力のみならず、文法力も必要になってる部分が大きいかと思います。
合格率は上記の通りですが、正答数の割合としては、5級と同じ、
「正答率6割程度の方が多く合格されています。」ということでした。
2、試験内容
リーディングパート(35分)とリスニングパート(30分)の合計65分の試験です。
内容は以下の通りです。
イメージがわきにくいと思いますので、もし興味のある方は、
英検公式サイトにて3回分の過去問が公開されていますので、そちらをご覧ください。
5級の試験内容と比べて、大きくは変わりませんが、
リーディングパートの空所補充問題と文補充問題が少し難しくなります。ここで少しずつ文法力が必要となってきます。
例えば
5級の問題では、
We have two ( ) this afternoon. English and math.
1, desks 2, friends 3, classes 4, oranges
のように、Englishとmathと選択肢にある英単語の関係性を見れば、おのずと答えが絞れます。
4級になると、
James ( ) go to today's baseball game because he hurt his leg.
1, won't 2, isn't 3, hasn't 4, don't
のように、主語との関係性と時制など、文法的視点から解く問題が少し増えます。
さらに、大きな変化として、長文が加わりますが、
実は、文をスラスラ翻訳できなくても、問題と照らし合わせながらキーポイントとなる英単語を長文から見つけ出せれば解けるような、比較的優しい問題です。速読や精読より、長い文章に慣れましょう!という所がクリアできればいいと思います。
リスニングパートは会話が少し長くなったり、イラストが減ったりしますが形式としてはほぼ同様です。
3、おすすめの勉強法
中学の教科書2~3年間分、または教材を1冊購入して丁寧にやりこめばまずは大丈夫でしょう。
過去問は、1連の流れをのシュミレーションとしてやっておくと安心です。
時間のかかる英作文もなく、制限時間に終わらないことはそんなにありません。
1問1問確実に理解しながら答えられることを目指したいです。
ただ、合計約65分に及ぶ試験となりますので、小学校低学年以下のお子様が受験される際には、集中力が切れないよう、何回か本番同様の時間でシュミレーションしておくことをお勧めします。
そして、テキストベースでの学習がメインですが、
4級からは少しリスニングの学習に力を入れ始めたいです。
5級までは、流れてくる音声に含まれる名詞(ものの名前)や数字など、なにか自分の知っている英語が1つでも聞こえれば解ける易しい問題でした。流れてくる英会話もとても短く、Aさんが言う→Bさんが答える。くらいのせいぜい2文です。
4級からは、流れてくる英会話が少し長くなります。
Aさん→Bさん→さらにAさんとラリーが続きます。
会話が続くということは、疑問文が増えてきます。
増えてくるというか、主に疑問文が含まれる英語を聞きます。
なので、英文の冒頭にくる5W1H(What/where/when/who/why/how)を意識する必要があります。
この5W1Hは英検上の級でも、その他の英語試験、英会話など、どの場面においても非常に重要です。
しっかり聞き取れるよう訓練しましょう。
音声を聞いて単語を拾える。から、音声を聞いて会話が理解できる。
を求められるファーストステップとなります。
流れてくる音声のスクリプト(セリフ)を文字で読んだときに、瞬時に訳せないと、耳で聞いて頭で理解することが難しいです。
リーディングパートをそつなく解ければ問題ないですが、もし、語彙力や文法に自信がない方は、そこを今一度復習しましょう。
耳は慣れれば英語は聞こえてくるものですが、聞こえてきた英語の意味が分からなかったり、英文の並びが分かっていないと、勘に頼る解答となります。
まずは、スクリプトを読んで理解できる。までは確実にもっていきましょう。
4、おすすめの教材
「英検4級」と書いてあれば、正直どれでも大丈夫です。
強いて言うなら、5級・4級までは、過去問集より
丁寧な解説や、頻出ポイントの書いてあるものがいいでしょう。
その1冊をしっかり何度も繰り返しやります。
そして、英検の為の語彙力と言えば、やはりパス単です!!
但し、受験者が中学3年生の場合、中学校3年間の教科書に載っている単語をしっかり身に着けるだけでも十分戦えると思います。
英検4級が提示している語彙力の目安は約1,300語、実際この程度の語彙を学び終わるのは中学3年生となっています。
5、まとめ
英検4級の受験を検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。
英文を読む際、単語を搔い摘んで読むレベルから、文法を駆使して読み解くことが求められる最初のステップとなります。
実際に受験はしなくとも、4級レベルを理解することを目標に自主学習することもお勧めします!