障害者グループホームを開設したあと、処遇改善加算をどう取って、どう配るか。
この一点だけを扱った手順書です。
処遇改善加算は売上のおよそ1割が上乗せされ、定員6名のホームなら年間150万円前後。
それでも取得をためらう方が多いのは、要件が複雑で、
受け取ったお金をどう配ればいいのかが分からないからです。
■ 令和8年6月に、制度が大きく変わりました
ネットで見つかる解説記事の多くは、令和6年度の内容のままです。
・加算区分 4区分 → 6区分(Ⅰイ・Ⅰロ・Ⅱイ・Ⅱロ・Ⅲ・Ⅳ)
・職場環境等要件 25項目から1つ以上 → 28項目から最大14以上
・年収要件 440万円 → 460万円
・公表義務 なし → 上位区分はあり
古い情報のまま申請書を書くと、要件を満たさないまま提出することになります。
この商品は令和8年3月31日付の厚生労働省通知を一次資料として作成しています。
■ 「新規事業所は下の区分しか取れない」は誤りです
よく聞く説明ですが、通知にそんな規定はありません。
区分を分けているのは、要件をいくつ満たしているかだけです。
そのうえ令和8年度には誓約の特例があります。
まだ整っていない要件を「令和9年3月末までに整えます」と計画書で誓約すれば、
申請した時点で満たしているものとして扱われます。
開設1年目でも、仕組みを全部作り込まずに上位区分から始められる年です。
定員6名なら、最下位の区分と上位の区分で年間およそ48万円の差が出ます。
■ 年収460万円の壁には、別の満たし方があります
上位区分には、経験・技能のある職員1人以上の年収見込額が
460万円以上という要件があり、6人ホーム1棟では届きにくい項目です。
ところが通知には、職場環境等要件を全体で14以上実施していれば
この要件を満たしたものとすると書かれています。
上位区分はもともと14以上が必要なので、組んだ時点でクリアされます。
こうした「知っていれば通る」論点を、16項目の手順にまとめました。
■ 収録内容
【手順書】A4で18ページ・全5章16項目
第1章 全体像(5項目) 加算の仕組み、区分別の加算率、新規でも上位を取る手順
第2章 要件(5項目) 28項目の選び方、等級表と評価シートの作り方
第3章 配分(3項目) 計画書の書き方、毎月の給与に入れる分、身内への配分
第4章 年間運用(2項目)申請カレンダー、誓約特例と返還になるケース
第5章 点検(1項目) 最低賃金改定との連動見直し
巻末に「指定権者に確認する4点」を収録
【帳票7点】Excel。番号は手順書に出てくる順です
01 職場環境等要件28項目チェックシート
02 等級・昇給基準表(業務範囲×職位の2軸、規程文例つき)
03 人事評価シート(目標設定シート2種つき)
04 加算配分計算シート(加算Ⅳ相当額の2分の1を自動計算)
05 年間申請カレンダー
06 誓約項目 進捗管理表
07 最低賃金 連動点検表
■ こんな方に向いています
・これからグループホームを開設する、または開設したばかりの方
・処遇改善加算をどの区分で申請するか迷っている方
・加算は取ったが、誰にいくら配るか決めきれていない方
・就業規則も賃金表もない状態から、要件を満たす形を作りたい方
向いていないのは、すでに賃金制度が整っている複数事業所の法人の方と、
介護保険が対象の方です。この商品は障害福祉サービスの共同生活援助向けです。
■ この商品でできないこと
・加算額がいくらになるかの金額試算は入っていません
→ 同じ出品者の収支シミュレーションをご利用ください
・研修記録、委員会議事録の様式は入っていません
→ 運営規程集に収録しています
・指定申請の書類一式は対象外です
加算は指定を受けたあとの手続きです
・自治体ごとの独自様式は入っていません
この商品は指定申請を通すためのものではありません。
開設後、加算を取って正しく配るための商品です。
■ 帳票の使い方について
金額と項目名はすべて例示です。
自社の実態と改定後の最低賃金に合わせて書き換えてお使いください。
書き換える場所は色分けしてあります。
■ 制度の解釈について
加算の区分の可否、役員報酬の取扱い、新規指定時の提出期限は、
最終的に指定権者の判断によります。
判断が分かれる論点は、その旨を商品内に明記しています。
個別の事業所についての判断や、書類の代行作成は含みません。
■ その他
・制度は改正されます。内容は令和8年6月改正時点のものです
・データ商品のため、ダウンロード後の返品はお受けできません
・ファイル形式はWordとExcelです。zipでお渡しします