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4月は昇進昇格、人事異動のストレス

4月は環境変化が多くあり、ストレスを抱えやすい時期でもあります。・入学・配属・人事異動・昇進・昇格というだけではなく、・降格ということがあったりもします。この変化に、自分自身が当てはまっているケースばかりではなく、家族や恋人や同僚が変化する様子を見ることも。コロナ禍でない平時であれば、環境の変化が1つだけでまだ受け入れやすいものの、コロナ禍でいまだにいろんな変化の要素が並行的にあり、多くの変化にちょっとパニック。そんなことありませんか?そんなときにおすすめなのは、本を読むということ。マンガでもいいですし、前に読んだ本を読み返すというのでもいいです。ここはあえてアナログでリアルの本を読むことをお勧めします。さらに、自宅や職場、通勤電車ではなく、いつもとは違ったコーヒーショップでゆったりしながら、本を読む。実際に、自分でやってみて、それが一番でした。本を読みながら、時に、自分のまわりの変化に目を向けて、ひとつずつ整理しながら。ふと、顔を上げて周りを見ると、せわしく歩いている人がいたり、笑っている家族連れがいたり。そういう中に自分がいるということを認識すると、不思議と落ち着くんです。
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『型』を覚える効用

こんにちは。今回は、基本の形を覚えること、すなわち『型』を覚えることの効用について考えます。私は最近テニスを習っており、ボールの打ち方、ラケットの振り方について教わっております。始めて間もないのですが、これまで少し経験した野球やゴルフと比べ、「テイクバック」(後方へ振り上げる動作)が少ないんだな、と感じました。まだ基本の段階なので、ボールを当てることに集中していることもあるのでしょう。ただ、ボールがラケットに当たればかなり飛ぶこと、コート内に打ち返す必要があるので、ボールを飛ばし過ぎてはゲームが成立しない、ということで「遠くへ飛ばす」という意識は持たない方が良いようです。まずは、「適切にコート内に打ち返す」技術を習得する必要があるので、そのためには毎回ボールをコート内に入れられるようにすることが求められます。その技術を磨くには、練習を重ね、的確にボールを打てるようにする必要があります。まさに、『型』を身につけることが大切となります。しっかりと型が身についていないと、毎回どこにボールが飛んでいくかわからないでしょう。いつもボールがコート内に入ればいいのですが、コート外にばかりボールが飛んでいてはゲームは成立しません。逆に言えば、『型』を身につけ、いつでもコート内にボールが入るようになれば、ゲームを成立させられるし、そこから応用した技術を身につければ実力も上げられる、ということです。なんだ、当たり前ではないか、と思う方もいるでしょう。しかし、これは「勉強」にも通じる話です。特に、資格試験で求められることは、「試験範囲」という範囲内の知識を身につけ、本番の試験で合格点に達することです
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「伝える」ことの難しさ

こんにちは。今回は、勉強法とは離れて、本の出版や日頃の活動で感じている、「伝える」ことの難しさについて書きます。おかげさまで、本を出版したことにより、自分自身の経験を人に伝えることができ、反響をいただくことができました。この経験は、この先の人生において、かけがえのないものと思っております。一方で、もっと多くの人に伝えたい。そのために、ブログを書いたり、SNSで発信したりと、様々な活動をしています。この日々の活動で悩ましいことは、「本当に『伝わって』いるのか」ということです。私は発売以来、ネットでお買い上げいただいた「反応」を日々チェックし、それを基に情報を発信しております。当然、いい時もあれば、悪い時もある。ただ、自分自身「傑作だ」なんて自信満々なときほど、反応がイマイチであったり、逆に想定以上の反応があったりする。そこが、つくづく「不思議だな」と思うのです。そんなこと、事前にわかれば苦労はない!と思われるでしょう。そうなんです。わかれば苦労しません!!わからないからこそ、日々反応を感じ取り、いかに「伝わる」ものを発信していくか。それが、私の課題であると思っております。その中で、自分自身で色々と考えながら生活できていることに、心より感謝したく思います。
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「漢字ドリル・計算ドリル」に見る、学習法の共通点

こんにちは。今回は、私が提唱する勉強法と、これまでの人生の中での勉強と共通点について書きます。特に「インプット」について、本の中で「『初めにテキストを読まなければならない』と思うようになったのは、学校で教科書をベースに授業を進めてきたことが原因ではないか」という趣旨のことを書きました。ただ、小学校時代のことを振り返ると、決して実践形式の学習がなかった訳ではないことに気づきました。皆さんは、「漢字ドリル」や「計算ドリル」という教材を覚えているでしょうか?もしかすると、そのような名称ではない地域や、上記のものが無かった、という方もいるかもしれないので、説明します。「漢字ドリル」は漢字の書き取り、「計算ドリル」は計算問題の問題集のことです。どちらも、実際に書き取りをしたり、計算問題を解くことで、知識や技術を身につけるものであります。まさに、実践形式の学習です。私は、授業中、もしくは宿題として課された中で、このようなドリルを使ったものです。ここで大事なことは、合格に必要な実力を身につけるには、演習問題を解く必要があるということです。そんなこと、当たり前ではないか!と思われるかもしれません。しかしながら、現実には、「インプット」としてテキストを繰り返し読む反面、問題集には「インプットが足りない」という理由でなかなか手を付けない、という方もおります。現代ですと、YouTubeの講義はたくさん観るものの、問題演習にはなかなか取り組もうとしない、というケースも当てはまるでしょう。知識を吸収することは大事です。ですが、「問題演習」を通じて知識を吸収することもできるし、むしろそれが必要不可欠である
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「インプット力」の高め方

こんにちは。今回は、「インプット力の高め方」と題し、問題集をどのように使えばインプット力が高まるか、について書きます。私は「インプット」と「アウトプット」を厳密に区別することは難しいと考えており、この区別が誤解を招いている側面もあるのでは、と考えております。一番の誤解は、問題集を「アウトプット教材」と思い込んでしまうことです。「『インプット』とは、テキストを読み込むこと」と考えてしまい、「アウトプット教材」と思っている問題集には、なかなか手を付けられない人もいるでしょう。しかし、これは非常にもったいない勉強法であると考えます。なぜなら、以前に本コラムで指摘した通り、テキストは「正しいこと」しか書かれておらず、引っ掛かりが少ないため、勉強が単調になりがちである、ということです。では、「問題集を使ったインプット」とは何かを、FPの事例を用いて説明します。例えば、「年金」の選択肢に、「遺族厚生年金の受給要件の一つは、老齢厚生年金の受給資格期間(10年以上)を満たした者が死亡した場合である。」という問題があるとします。これは間違いで、遺族厚生年金の受給要件に関する老齢厚生年金の受給資格期間は、25年以上です。ここからが本題です。では、どのような問題と間違えやすいか。それを考えると、「老齢基礎年金の受給資格期間は、10年以上である」どうですか?この「老齢基礎年金の受給資格期間」が、そのまま試験問題の選択肢に入るかはわかりません。しかしながら、「老齢基礎年金」と「遺族厚生年金」の知識を正確に覚えていないと、間違えるリスクは高いでしょう。このような類似した項目や問題について、「どこが違うか」
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「テキスト」のボリュームから勉強法を考える

こんにちは。今回は、「テキストのボリューム」について、書きます。以前、「過去問を『インプット教材』として使いこなす」の買いで触れたことと重複するところがあるかとは思いますが、別の角度からお伝えしたいと思います。私は、最初の勉強方法として「過去問の選択肢を読み、すぐに解説を読む」ことを推奨しております。はじめからテキストを読んでいても、「正しいこと」しか書かれていないため、単調に読んでしまい、場合によっては眠くなってしまう、という理由を挙げました。今回は別の理由を述べます。それは、「テキストのボリュームの多さ」についてであります。テキストは試験範囲全体を網羅しているため、どうしてもボリュームが多くなってしまいます。それは、テキストの性格上やむを得ないことです。なぜなら、試験範囲全体を網羅していなければ、テキストとしての有用性に疑問がついてしまう、ということがあります。例えば、本番の試験で試験範囲とされている問題が出題されていても、受験者が使用しているテキストには載っていなかった。そのようなテキストに対し、どれだけ信用ができるか?となると、試験範囲全体を網羅する必要があるので、どうしてもボリュームは大きくなってしまいます。一方で、試験範囲はカバーしていてもボリュームが少ないテキストもあります。それで対応できれば良いのですが、細部の疑問点について、そのテキストで解決できるのか。結局、わからなかったために別のテキストを買う、ということになると、それも効率よく勉強を進めるうえで妨げになります。では、ボリュームの多いテキストを最初から読んで、実際に頭に入るだろうか?「それができれば苦労しな
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「習慣を変える」ことの難しさ

こんにちは。今回は、既に身についている「習慣」を変える難しさ、について書きます。私がこの勉強法にたどり着くまでには、「不器用な自分」と向き合い、どうすれば効果的な勉強ができるか、を考える必要がありました。高校時代は、勉強に手応えを感じることができず、中間テストや期末テストも冷や汗をかきながら何とか乗り越えてきた感じでした。特に、英語が苦手で、「覚えられないこと」への悩みを抱えていたものです。その中で、勉強法の本を読むことや、成功している人の経験を聞くなどしました。しかし、何といっても、「自分の勉強法の、どこが問題なのか?」を把握しないことには、勉強法を改善できないことに気づきました。よく、「点数が取れるのは『頭がいいからだ』」ということを聞きます。かくいう私もその一人。「地頭の良し悪し」が記憶を左右する思い、「不器用な」私には縁がないもの、と思っておりました。しかしある時、「1回で覚えようとするから、覚えられないんだ」ということに気づいたことが、転機となりました。すなわち、「繰り返し勉強すれば、着実に覚えられる」ということです。そんなこと、当たり前ではないか! との声もあるでしょう。ちょっと考えてみてください。かつて学校の先生や親から、「勉強しなさい!」とか「復習しなさい!」と言われた人は多いでしょう。ただし、「具体的にどうすれば効果的な勉強ができるか」ということをアドバイスしてくれた経験を持つ人は、どれだけいるでしょうか。少なくとも、私にはそのような経験がありません。「勉強しなさい!」と言われるだけでは、なかなか自分自身の勉強法のまずさに気づかないものです。私は具体的に効果的
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「選択肢一つひとつ」に根拠を求める”真意”

こんにちは。今回は、「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」の中で、合格に必要な「合格力」の定義についてお伝えします。本書の中で「合格力」とは、「過去問の選択肢一つひとつを、根拠を持って解答できるだけの実力」と定義しております。なぜそこまで求めるのか? それには明確な理由があります。今回は宅建士を例に説明します。宅建士の試験は、大まかに「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「その他の分野」と分けられます。そして、普段勉強を進める際には、「今日は、『権利関係』を勉強しよう」「いま『宅建業法』があやふやだから、そこを勉強しよう」というように、範囲を定めて勉強する方が多いかと思います。そのように勉強を進めること自体はよいのですが、本番の試験では、受験者を迷わせる選択肢が入った問題が数多く出されます。「そんなことは当然じゃないか!」との声も出てきそうですが、ここで考えていただきたいことがあります。それは、身につけている知識が曖昧では、正確に選択肢を絞ることはできません。そして、宅建士試験でいうところの「権利関係」や「宅建業法」といった、各分野の知識が正確に把握できてこそ、選択肢を的確に絞ることができるのです。ここで注意したいのは、例えば普段、「権利関係」のみ意識した勉強をしていて、もし試験で「宅建業法」に出てくる年数や数字が選択肢に混じっていると、「あれっ?これってどこかで見たけど、『権利関係』のことだったかな?」というような迷いが生じます。つまり、「権利関係」と「宅建業法」の知識が混じってしまい、選択肢が絞れないということが得点力不足の原因となるわけです。このような曖昧な知識のままで
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「過去問」を活かしきれていない⁉

こんにちは。今回は、「過去問を使って勉強しても、本試験に通用しない」との声について、考えてみたいと思います。残念ながら、資格試験に不合格となった方の中には、「過去問を何回も解いたものの、本試験には通用しなかった」という声もあります。その方がどのような方法で過去問を解かれているのか、詳細は分からないものの、私は過去問の「使い方」に問題があるのではないか、と考えます。以前、私が提案する勉強法の特徴の一つとして、「過去問を『インプット教材』として使いこなす」ということを示しました。過去問を「インプット教材」として使いこなすには、ただ漠然と正誤がわかればよい、ということではありません。それでは残念ながら、過去問は「宝の持ち腐れ」となってしまいます。ここで結論を言ってしまいますが、合格に必要な実力をつけるには、最終的に「過去問の選択肢の一つひとつを、根拠を持って解答できるだけの実力」を身につけることが大切です。そのためには、段階的に、正確な知識を身につける必要があります。合格に必要な知識を身につけるには、一気に覚えようとするのではなく、無理なく勉強を継続することで、徐々に知識を広げていくことが肝要です。その手段として「過去問を『使いこなす』」ことを提案しております。具体的には、復習を繰り返す、それも、その「復習のタイミング」に合った方法で復習を行うことにより、正確な知識を身につけてこそ、合格に近づくことができます。もし、これまで漠然と過去問を解いてきた方は、ぜひとも「過去問の使い方」を見直してみてはいかがでしょうか。
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「難関資格」への活用

こんにちは。今回は、本書で述べたことが「難関資格」にも通用するのか?について書きます。本書を出版する際、「『働きながら、必要な資格を、効率よく取得するための勉強法』を提案したい」という思いがありました。そのため、本書では敢えて「難関資格」に対する具体的な勉強法には触れておりません。その理由として、①勤務先の企業が、社員に対し「難関資格」の取得を推奨する可能性は低いと予想されること。②司法試験、公認会計士、不動産鑑定士といった「難関資格」や、各検定試験の「1級レベル」は、論述式や実技試験が課されるケースが多く、各試験の特徴を踏まえて、個別に対応する必要があると考えられるため。ということが挙げられます。①については、企業としては「業務上必要な資格」の取得は推奨する一方、取得するまでに何年かかるかわからない「難関資格」の取得を推奨することは考えにくいです。なぜならば、はじめから難関資格を持っている人を雇うか、外部の資格者に依頼する方がコストが低いと考えられるからです。本来企業は、利益を出すために商品やサービスを提供し、その利益の中から給与を支払います。企業は社員に対し、「働いて、利益を出しなさい!」というのが基本的な考え方でしょうから、社員に対し難関資格に挑戦させ、その上お金を出すとなれば、その人は「よほど優秀な人」ではないでしょうか。②については、難関資格の論述式や実技試験は、試験によって傾向や対策が大きく変わり、試験範囲の全てにおいて「こうすればよい!」とは言えない、という事情があります。(ここが、「どんな勉強でも通用する!」とうたっている勉強本とは一線を画しているところです)し
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「2級」レベルでも勉強法を身につけるべき理由

前回、サービス産業において資格取得が推奨される理由について書きました。それに関連して、今回は「2級」レベルでも勉強法を身につけるべき理由について述べたいと思います。FPやビジネス実務法務検定といった2級レベルの試験は、合格率50%前後で、それほど難しい試験というイメージはない人も多いのではないでしょうか。しかし、裏を返すと「半分は不合格になる」ということでもあります。2級レベルの資格試験は、「一夜漬け」の勉強では合格レベルに届かない。そうなると、勉強を継続することにより、合格レベルに達することが求められます。この「勉強の継続」について、仕事をしながら並行して進めることは、なかなか難しいのが実情です。それを乗り越えるには、効率よく勉強する方法を身につけることが有用になります。また、勤務先から資格取得を求められる理由について、ビジネスパーソンの教養として2級ファイナンシャル・プランニング技能士やビジネス実務法務検定試験®2級を、部下を持つ人が「ラインケア」の知識を身につける観点からメンタルヘルス・マネジメントⓇ検定2級を推奨されることもあります。企業が資格取得を推奨する背景には、前回の指摘の通り、サービス産業における「企業のサービスの質」を示すことに加え、部長・課長職といった就いている地位に求められる知識を身につける手段として用いられるという側面もあります。そして、資格は1つのみならず、複数の資格取得が求められるとなると、長期的な視点に立つと、早めに効率のいい勉強法を身につけた方が得である、ということができます。将来的に、資格は増えることはあっても、減ることはないでしょう。ならば、
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「サービス産業」で資格取得を推奨される理由

「モノづくり大国」とされる日本でも、実際には約7割が第三次産業、いわゆる「サービス産業」に従事しています。サービス産業とは文字通り、サービスの提供によって対価を得て収益を上げる産業、ということができます。この「サービス」というものは製造業と違い、「目に見えないもの」であるがゆえに、その質の良し悪しの判断は提供された側の主観に左右される面が大きいこと。また、企業側が消費者に対し、自社の「サービスの質の高さ」を示すことはなかなか難しいという側面があります。そこで出てくるのが、その業界で必要な資格を持っている従業員がどれだけいるかという「資格保有者数」です。例えば、宅建士のように「業務に従事する者5人に一人以上、専任の宅建士を置く」となっているものの、企業によっては、社員全員に宅建士資格の取得を求めるところもあります。これは、自社の有資格者数を対外的に示すことにより、「社員に対する会社の教育水準の高さ」や「当該業界で必要な水準の知識を得ている社員が、これだけ在籍している」という「会社の質」をアピールする、という側面もあります。そうなると、「勤務先に法定の資格者数がいるから、私は関係ない」とは言ってはいられなくなるでしょう。そして、給与の査定や、社内での昇進にも響き、年収の面で不利になるというリスクをも負わねばならなくなる可能性があります。近年の資格の増加は、企業の社員に対する、資格取得の圧力を強める方向になるのではと予想されます。そのような意味でも、早めに「効率的な勉強法」を身につけておくことが必要と考えます。
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「弱点」を把握することの大切さ

これまで、「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」で特徴をお伝えしました。ここでお伝えしますのは、「合格に向けて、『試験直前期』までに何をすべきか?」です。「何をすべきかって、『合格力』をつけることでしょ?」とお思いの方、もちろんそのために勉強するのです。しかし、「勉強」を細分化して考えると、「試験直前期までに、自分の『弱点』をしっかりと把握こと」が何よりも大切であります。試験直前期として、試験日直前の2週間を想定してますが、それまでに「得意な分野」と「不得意な分野(つまり、弱点)」を把握し、試験直前期に把握した『弱点』を徹底的に潰すことが、合格を勝ち取るには必須です。ここでの『弱点』とは、復習を繰り返す中で、最後まで理解しにくい、または間違えやすい箇所を指す、と捉えていただければと思います。「『弱点』と向き合う」ことは、精神的にしんどいことです。また、ハッキリ言いますが、資格試験の「つまらない」ことは、自分の得意な分野、関心がある分野を掘り下げるのではなく、満遍なく勉強する必要があるところにあると思います。ですが、「試験に合格すること」を優先させるならば、「弱点』こそ試験直前期の『伸びしろ』になるので、そこを徹底的に潰すことで、得点力を伸ばすことができます。勉強を進める中で、『弱点』をあぶり出す。そして、直前期に徹底的に潰す。また、勉強中に『弱点』が見つかったときは、「試験前でよかった!」と前向きに捉える。これが、資格試験の合格に必要な「心構え」と考えます。具体的に知りたい方は、これまでと同じになってしまいますが…。 まず「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」をお読みいただき、
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『勉強記録』の意義と効用

「行動を変える」ということは、容易にはできないことです。無意識のうちに身についた習慣や癖は、自身ではなかなか自覚できず、また仮に自覚できたとしても、変化に伴う苦痛を避けたいという意識から、結局のところ元に戻ってしまう、ということもあるでしょう。それでも、効率的な勉強に変えていきたい! 自信を持って勉強に取り組みたい!と願っているからこそ、このコラムをお読みいただいているかと思います。そこで私が提案するのが、「記録をつけて、その記録をもとに勉強を進める」ということです。「なんだ、そんなことか」とお思いの方もいるでしょう。しかし、勉強を効果的なものにするには、記録をつけて自省し、未来の行動の糧にすることが大切です。これまでのコラムにおいて、適切なタイミングで、適切な勉強方法で復習することにより、効果的な勉強ができる、ということを指摘しました。その「適切なタイミング」を知るには、「いつ勉強したか」を把握することが前提となります。その「『勉強記録』のつけ方」について、拙著で詳しく解説します。これを実践することにより、効果的な勉強ができるようになると確信しております。具体的に知りたい方は、これまでと同じになってしまいますが…。 まず「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」をお読みいただき、その上で疑問点やわからないことを、ココナラを通じてアドバイスできればと思います。 これまで、拙著の特徴を3回に分けてお伝えいたしました。今後のコラムは、拙著の紹介にこだわらず、幅広く書いていきたく思っておりますので、よろしくおねがいします!
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「毎日勉強」「スキマ時間の活用」よりも大切なこと

こんにちは。前回は、「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」の概略につきまして、書かせていただきました。今回は、本の特徴の中でも、一番大事な部分であり、他の勉強法の本と決定的に違う(と思われる)ところについてお伝えいたします。勉強法についてよく言われることや、勉強本で書かれていることは、「毎日勉強しなさい」「スキマ時間を活用しなさい」ということではないかと思います。私も、確かにそれができれば、できるに越したことがない、と思います。しかしながら、拙著は「働きながら(もしくは家事や育児、大学等の学業にいそしみながら)、昇進・昇給、転職、就職、キャリアアップ等、業務上必要な資格を、効率よく取るための勉強法」を提案しており、具体的に無理なく続けられる、効率的な勉強法とは何か、を伝えるために刊行しました。その効率的な勉強とはズバリ「完全忘却する前に、復習を重ねること」であり、より具体的には「適切な『復習のタイミング』」と「そのタイミングに合った適切な『アプローチ法』」を伝えるということにあります。一口に「復習」といっても、毎回同じようなアプローチの仕方で行えばいいというものではなく、例えば、初めて勉強する、次に復習する、また次に復習する、というように復習を重ねていくのですが、その際の復習のタイミング(勉強間隔)やアプローチ法も変わります。なぜなら、「人間、一度きりでは覚えられないものである」ことを前提とし、最初から完璧を目指さず、徐々に知識を積み上げていくことを重視しているからです。残念ながら、人の記憶は、勉強した日から遠ざかるほど忘れていくものです。ですが、完全忘却する前に復習すれば、合
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「業務上必要な資格」を、効率よく取るために

初めまして。私は、2022年8月に幻冬舎より「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」を出版しました、宮下悟と申します。本のコンセプトは、「業務上必要な資格を、効率よく取るための勉強方法を伝える」です。では、業務上必要な資格と何を指すか。具体的には、宅建士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士 といった不動産会社で業務を行ううえで必要とされる資格や、証券外務員、銀行業務検定、FP等、金融・銀行にお勤めの方に必要な資格、登録販売者、販売士、旅行業務取扱管理者等を想定しております。働きながら資格を取るということは、大変なことだと思います。ただ、資格を取らなければ昇進・昇給できないとなると、将来的な収入面でも不利になってしまう。そのような方に、少しでもお役に立てればと思い、本を刊行いたしました。まずは本をお読みいただき、効率よく勉強を進めるためのヒントになれば幸いです。また、ブログを通じて、この本ならではの特徴をお伝えできればと思います。宜しくお願いいたします。
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ものづくりに対する生き甲斐

こんにちは。『徒然なる世界』の管理人リュードです。今回は私の本業の話も少し絡めた内容になります。最近、ツイッターでこんな記事が話題になったそうです。「最近、昇進・昇格を断ったことを理由に懲戒処分ができないかという相談が増えてきました」とある弁護士さんのツイートなのですが、これに対して様々な意見が寄せられていました。私個人としての意見を申し上げると、「昇進・昇格自体に興味がないので、そもそも議論にさえならない」という考えです。約25年間エンジニア職として働き、加えて約20年間創作活動にいそしんできた日々。それを振り返って思うこと。それは「ああ、私ってものづくりが好きなんだ」「私はものづくりをしている時が一番楽しい」ということでした。数日かけて組み上げたプログラムを、また数日かけてデバッグする。時には深夜まで残業することもしばしばでした。(今はそんなことありませんが)確かに肉体的にも精神的にも、かなりの酷使を強いられる仕事です。ストレスが原因で体調不良になる人も少なくなかったですし、それで大問題に発展した現場も目撃したことがあります。それでも、自分が組み上げたプログラムが、想定通りにキレイに動作した瞬間を見るのは、とっても気持ちが良かったですし、その結果をまとめる作業も苦にはなりませんでした。そういう気持ちよさを味わえる瞬間がどこかにある。だからこそ、私はこの仕事を続けているのだと思います。創作活動も似たようなものです。ストーリーを考えるのは大変ですし、それを文章に書き起こす作業も楽なものではありません。本業の仕事を抱えながら、一方で創作活動のための時間も捻出しなければならない。結
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