「習慣を変える」ことの難しさ

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こんにちは。

今回は、既に身についている「習慣」を変える難しさ、について書きます。

私がこの勉強法にたどり着くまでには、「不器用な自分」と向き合い、どうすれば効果的な勉強ができるか、を考える必要がありました。

高校時代は、勉強に手応えを感じることができず、中間テストや期末テストも冷や汗をかきながら何とか乗り越えてきた感じでした。特に、英語が苦手で、「覚えられないこと」への悩みを抱えていたものです。

その中で、勉強法の本を読むことや、成功している人の経験を聞くなどしました。
しかし、何といっても、
「自分の勉強法の、どこが問題なのか?」
を把握しないことには、勉強法を改善できないことに気づきました。

よく、「点数が取れるのは『頭がいいからだ』」ということを聞きます。かくいう私もその一人。「地頭の良し悪し」が記憶を左右する思い、「不器用な」私には縁がないもの、と思っておりました。

しかしある時、「1回で覚えようとするから、覚えられないんだ」ということに気づいたことが、転機となりました。
すなわち、「繰り返し勉強すれば、着実に覚えられる」ということです。

そんなこと、当たり前ではないか! との声もあるでしょう。

ちょっと考えてみてください。
かつて学校の先生や親から、「勉強しなさい!」とか「復習しなさい!」と言われた人は多いでしょう。
ただし、「具体的にどうすれば効果的な勉強ができるか」ということをアドバイスしてくれた経験を持つ人は、どれだけいるでしょうか。少なくとも、私にはそのような経験がありません。

「勉強しなさい!」と言われるだけでは、なかなか自分自身の勉強法のまずさに気づかないものです。
私は具体的に効果的な復習法を身につけてから、勉強の悩みを軽減することができました。しかし、実際に復習法が身についたと実感できたのは、大学入学後ですが…。

そして、ここからが本題です。
何度試験を受けても、なかなか結果が得られないにもかかわらず、何が問題かを考えようともしない。または、勉強法がまずいと内心では思いつつも、変わろうとしない。
これでは、いつまで経っても、勉強の苦労から抜け出すのは難しいのではないでしょうか。

ただ、これは私も肝に銘じなければならないことですが、
人間、
口では「変わりたい」と言いつつも、変わることを恐れる気持ちがある
ということです。

先日、友人達と飲んだのですが、自分自身のことをわかってないんだな、と痛感しました。特に異性からの忠告は、「自分がどんなイメージで見られているか」を痛切に感じざるを得なかった。それのイメージを変えるには、かなりの「努力」が必要だと思いました。
そうです。口では「変わりたい」を言いつつも、どうしても習慣を変えることに抵抗を感じてしまうのです。

これまで、無意識に重ねてきた経験や習慣は、簡単に変えることは難しいです。まずはそれを自覚する。そして、このまま人生が進んだ場合、将来どうなるかをイメージしてみる。その中で、少しでもこれまでと違う方法を取り入れることを検討する。
最初から大きく変わろうと思うのではなく、できるところから変えてみる。

その一連の流れの中で、これまでの習慣からの改善を可能になるのではないでしょうか。
今回は(も?)、私自身への戒めを含め、書かせていただきました。




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