自分を好きになれないあなたへ ―― 自信が持てない夜に読む手紙
夏の陽射しが強くなって、まわりが元気に動いているように見える季節ね。そんな中で、鏡に映った自分にため息が出たり、「私はこれでいいのかしら」と立ち止まってしまう夜が、あなたにもあったりするかしら。自分を好きになれない。何をしても「どうせ自分なんて」と思ってしまう。そして、そんな自分をまた責めてしまう。……わかるわよ。今日はそんなあなたに、そっと寄り添うお話をさせてちょうだいね。◆ 自分を好きになれないのは、あなたが真面目だから自分に自信が持てないのはね、心が弱いからでも、性格が暗いからでもないの。あなたが自分自身と真剣に向き合って、「もっとよくありたい」と願っているからこそなのよ。自分のダメなところが目についてしまうのもね、それだけまっすぐに自分を見ている証拠なんだもの。適当に生きていたら、そもそも自分の欠点なんて気にしないものなのよ。それにね、「自分を好きになりましょう」なんて言われても、なり方がわからないわよね。好きになろう好きになろうと思って、なれるものでもないの。自己肯定感が低い自分をさらに責めてしまう、そのぐるぐるは、本当にしんどいわね。◆ 「好きになる」より、「責めるのをやめる」からいきなり自分を好きになろうとしなくていいのよ。急な階段は、のぼるのが大変だもの。まず目指すのはね、「好き」じゃないの。「これ以上、自分を責めないこと」なの。それだけでも、ずいぶん違うんだから。できなかったことより、今日ちゃんとできたこと・やり過ごせたことに、そっと目を向けてみましょうね。一日の終わりに、「今日、自分がやれたこと」をひとつだけ思い出してごらん。どんなに小さなことでもいいのよ。
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