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*愛犬のチカラ~薬よりも~

摂食障害とは心の病である。親子の関係に問題がある、幼少期に問題がある、人間関係のストレスがある摂食障害関連の本にはさまざまな原因が載っていますが、わたしには未だに原因が掴めません。ダイエットがきっかけではないと思うし、母とも父とも関係は良好だったと思う。いじめられていたこともないし、うつ病でもなかった。摂食障害が先か、アルコールの問題が先かもわかりません。抗うつ剤や抗精神薬、安定剤を処方された当初、自分に何が起こっているのか理解できずなにもわかっていませんでした。心の病じゃないのになぜ?でもまあ少しの間だろうなと。拒食症から過食症へ急転したときに初めてうつ症状が現れてからは、長年、不安や不眠で、薬に助けられました。度々現れるうつの波に合わせて服薬しつつ、副作用やら耐性やら依存を繰り返しました。何十種類も変えて、試して、自己中断して、変えて、試して。そんなこんなで約10年飲み続けてましたね(^^;)レノンを飼った当時、数十種類も服用していた私はとても不安がありました。朝起きて散歩に行けるのかな、とか、しつけでイライラしないかな、とか。あれから3年。今わたしが飲んでいるものは、抗不安薬1種類、睡眠導入剤1種類、その他胃薬数種類です。冬季になると鬱予防のために抗うつ剤1種類増えます。3年前の処方量から考えるとかなり落ち着きましたね(*^^)知らず知らずのうちにレノンが私の薬になってくれていたのでしょう。夜しっかり寝て、朝散歩行って、休みの日は車で遠出をして、お腹すいて、しっかり食べて、夜はグッタリして寝る普通にできること。当たり前の生活。人並みの食事のサイクル。全てこの子が与えてくれ
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*愛犬のチカラ~存在~

私は結婚していません。子供もいません。当時、周りで結婚ラッシュのときに私も結婚を考えていた時期はありましたが、摂食障害の悪化やうつで大きく状況が変わってからは、願望も焦りもパタッとなくなりました。正直、自分の生活だけで精一杯。もうクタクタ。結婚すると新たな家族ができる、責任が生まれる。私は【今の家族】の中で、【子供】いう立ち位置にて、【子供】なりの責任が残っている。親より先に死んではいけない責任や、両親の子として生まれて幸せになる責任、一人前に自立する責任。果たせる気がしない責任が溜まりまくっているのに、さらなる責任なんて増やしたくありません。将来について考えたくないだけの逃げでしょうね。 今もその考え自体に大きな変化はありませんが、ひとつ確実に変わったこと、それは「自分なりの親の像」を手に入れたことです。そう、愛犬のおかげ。私の両親が私にしてくれたこと、私に対して抱いている感情や心配や不安や期待と同じというには大変申し訳ないけれど、掛け離れてはいないはずです。私はこの子の親である。この子は産まれて2か月もしないうちにママと引き離され、見知らぬ人間と暮らさなければいけなくなったのです。不安しかないのに、人間社会へ適応しろと言わんばかりにしつけを叩き込まれ、僅かでも行動を制限された。私は「なんで言うことを聞けないの」と愛犬に苛立ち、勝手に失望していた所が少なからずありました。なんて身勝手な人間なんだろう。私の親は、私に無償の愛を与えてくれている。見返りなんて求めずにただ愛してくれているのに、私といったら求めるばかり。こうでなきゃいけないと頭でっかちになって、無理やり幼犬の心を開こ
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*愛犬のチカラ~手放すこと~

愛犬との関係について今も考えることがあります。犬にとって飼い主はボスであるとか、リーダーはたった一人だけとか、リーダー説は古い考えで犬は家族の一員だとか。犬は自分の家族を順位付けなどせず。、損得だけで行動しているとか。情報が溢れていて、何を信じていいのだろう。噛まれるたびに考えました。リーダーだと思えば私を噛まないはずだ。ということは、私の立ち位置は?下?上?それはいいことなのか悪いことなのか。この病気にかかってからか、もっと前からなのか。承認欲求というのでしょうか、見捨てられるのではないかという見えない不安(表現しづらい感情)が常にそばにありました。そのせいか独占欲のようなものを感じるようになっていき、見捨てられた経験があるわけではないのに、離れていくことに恐怖を覚えるようになりました。対象が犬であろうとも、それは変わらず。この子には私だけ、この子の一番は私でなければいけない。リーダーであり親である私のいうことはきいて当然であり、そんな私を噛むということは私の存在を否定しているのも同然でした。愛犬が噛む行為が、私の存在価値をなくすという謎の方程式。どんなだよ(笑)私に必要なものは、意地でもない、欲でもない、完璧さでもない。いろんなものを手放してみよう。この子と仲良くなるために。何も変わらないかもしれないけれど、おそらく今よりは悪い状況にはならないだろうと、そう思ったのです。そうしたら…驚くほどに良い方向へシフトしていったのです。0か100かの極端な考えが、少しプラスに働いたのか、手放すと決めたら思ったよりもあらゆることを手放していました。「ご飯は○○グラムしかあげてはいけない
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*愛犬のチカラ~出会い~*

15年間、重度摂食障害、それに伴ううつ病、パニック障害、睡眠障害など多様な症状に苦しめられた私が、今現在、快方に向かっているきっかけや生活環境について、少しお話したいと思います。愛犬(レノン)との出会いは約3年半ほど前。前の愛犬をなくして2年、精神的に孤独のどん底にいた日々。摂食障害が急激に悪化し、体重がついに24キロになって命の危険があるとのことで強制入院となりました。地獄の治療を終えて退院し、まだ社会復帰が遠い私には、家の中で一人で過ごす怖さに怯えていました。病気になって友人と距離を置いた私は孤独しかありませんでした。孤独が怖かった…。それは逃げ道を知っているから。アルコール、拒食、過食…次はどれにのみ込まれるのだろう。そんな見えない敵に不安を抱いていた私に、両親が与えてくれた薬。それが、今ここにいる愛犬(パピヨン♂)でした。  また元気になれるなら飼ってみる?母の思いもよらない言葉は嬉しかったです。でも今の私には100%の愛情を与える自信がない、もちろん金銭面も。自分のビジョンもないし夢も希望もない。そんな人間に一つの命の責任が負えるわけがない。過去に経験があるので動物を育てる大変さは理解していました。両親の提案に、はじめは「いつかそうなれば」と淡い期待を抱いていました。犬の話題が出るたびに前向きな自分になってきているのを、自分でも感じ取ることができました。そんな私をそばで見ていた両親は、具体的な話を進めてくれて、淡い期待は徐々に現実味を増してきて…その頃の私には笑顔が戻ってきたそうです。情けないことに金銭面、生活面、餌代、私が一人前に稼げるまでは両親が責任をもってくれる
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