*愛犬のチカラ~出会い~*

*愛犬のチカラ~出会い~*

記事
コラム
15年間、重度摂食障害、それに伴ううつ病、パニック障害、睡眠障害など
多様な症状に苦しめられた私が、今現在、快方に向かっているきっかけや生活環境について、少しお話したいと思います。

愛犬(レノン)との出会いは約3年半ほど前。
前の愛犬をなくして2年、精神的に孤独のどん底にいた日々。
摂食障害が急激に悪化し、体重がついに24キロになって命の危険があるとのことで強制入院となりました。

地獄の治療を終えて退院し、まだ社会復帰が遠い私には、家の中で一人で過ごす怖さに怯えていました。病気になって友人と距離を置いた私は孤独しかありませんでした。
孤独が怖かった…。それは逃げ道を知っているから。

アルコール、拒食、過食…次はどれにのみ込まれるのだろう。

そんな見えない敵に不安を抱いていた私に、両親が与えてくれた薬。それが、今ここにいる愛犬(パピヨン♂)でした。
また元気になれるなら飼ってみる?

母の思いもよらない言葉は嬉しかったです。でも今の私には100%の愛情を与える自信がない、もちろん金銭面も。
自分のビジョンもないし夢も希望もない。そんな人間に一つの命の責任が負えるわけがない。
過去に経験があるので動物を育てる大変さは理解していました。

両親の提案に、はじめは「いつかそうなれば」と淡い期待を抱いていました。

犬の話題が出るたびに前向きな自分になってきているのを、自分でも感じ取ることができました。

そんな私をそばで見ていた両親は、具体的な話を進めてくれて、淡い期待は徐々に現実味を増してきて…その頃の私には笑顔が戻ってきたそうです。

情けないことに金銭面、生活面、餌代、私が一人前に稼げるまでは両親が責任をもってくれると背中を押してくれました。とにかく私が元気になれるように、犬の世話をすることで生活にメリハリが持てるように、と。
(両親には本当に頭があがりません…。なにもかもに感謝しています…。偉大な存在です。)


新しい命を迎えるには、私が生きることに前向きにならなければいけない。

もしまた入院にでもなったら、責任感のないクズな自分に嫌気がさして今度こそ立ち直れないだろう。

この恵まれた環境にいることに心から感謝して生きよう。

私は一人じゃない。


これが私の15年にわたる病気の回復への入り口です。




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