【投資・業界分析】先端技術材料を持つ企業
2019年度ノーベル化学賞は日本企業?2019年度ノーベル化学賞は旭化成名誉フェロー・吉野彰氏が受賞した。化学賞は日本人で8人目となった。吉野氏は2002年に同賞を受賞した島津製作所の田中耕一氏と同じ企業研究者ということで、国内メーカーの基礎・応用研究と製品開発力の高さを示す機会となった。吉野氏はリチウムイオン電池の生みの親。もともと日本が得意な分野と位置付けられる。ほかにも世界に冠たる先端技術分野はある。国内勢が世界シェア9割を占めるとされる半導体の微細加工に用いる塗布剤のフォトレジストは、次世代通信技術が5G、6Gへと進化する上で欠かせない。高純度の酸化チタンや特殊ガスも同じく最先端の半導体・液晶・電池の各製造プロセスを支えている。他方、車のIT化が進んでいる。日本が誇る高機能ガラスなどの先端車載部材は、欧米勢と比べてもグローバル競争で優位に立つことが期待される。業界規模は??世界で5.6兆円、国内だと約8,000億円となっている。(2019年半導体材料市場、SEMI)ネット環境を支えるIT部品用の機能化学品は日進月歩している。代表企業は??3401 帝人リチウムイオン電池材料を製造。セパレーターのコーティング技術を上海エナジ0に供与している。中国EV向け強化の足掛かりにしている。3407 旭化成湿式、乾式セパレーター両方を持つ業界トップ。車載、エネルギー貯蔵の用途拡大に挑む。5G対応ガラスクロスも有望となっている。3402 東レセパレーターフィルムで世界トップを目指し、海外に積極進出している。韓国に次ぎ、ハンガリーで2021年7月に新設備稼働予定。4005 住友化学液浸A
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