絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

15 件中 1 - 15 件表示
カバー画像

2023年上半期の振り返り―自分を耕す―文章武者修行

なんだか固いタイトルで書き始めてしまいましたが、もう6月も終わろうかというところで、私なりに今年チャレンジしてきたことを、校正業務を始めたあたりから、まとめてみます。文字校正の仕事に就いたのは、「無職」への引け目から子どもを37歳で産んでから、10年続けてきたピアノ講師への復職をなかば諦めました。ピアノの先生はとても楽しく、やりがいもあったのですが、レッスン時間は「夕方から夜」がピークなんですね。その時間帯はやはりご飯をつくったり、お風呂に入れたり翌日の準備をしたりと、子どもとの「生活時間帯」となるので確保したかったのです。(だから困難を乗り越えて続けていらっしゃる方々に頭が上がりません。。。)とはいえ、無職で貯金を切り崩す生活に、嫌気がさしてもいました。正確に言えばもっと漫然とした、常に心に雲がかかったような不安な気持ちなのですがうまく表現できず。。これから10年以上つづく長ーい子育て期間をおもったときに「仕事どうする?」というのは重くのしかかる課題だった、といえば近いかもしれません。授乳を終えたころから校正のお仕事に就くべく勉強をし、文科省認定講座を修了し、ココナラでお仕事をスタートして3年近くになります。こう書くと、自分のやるべきことがわかっていたみたいでカッコイイのですが、実際には迷いと試行錯誤の連続でした……。ご存知のとおり、仕事を変えるって、ものすごく勇気の要ることですよね。今思えば、産休中(無職)だったので、失うものは(仕事も役職も)無いという気持ちで新たなことにチャレンジできたのかな、とも思えます。『ココナラ』との出会い文字校正の学習段階エピソードについては下の
0
カバー画像

あらためてはじめまして

いやぁ、前回の記事からえらく時間が経ってしまいました。え、前回は9月? 感覚的には3週間ほどしか経っていないのですが。どうやら実際は半年の月日が流れていたようです。この半年、ココナラでは校正サービスや文章の添削指導サービスなどの準備を行ってきました。noteのほうではエッセイ講座を開いたり実際にKindle作家に伴走したりしていますが、ココナラでの活動はようやくココカラ。noteでは「お金」の「お」の字を出すだけでサーッと人波が引いていくのが分かります。それだけnoteは純粋に創作発表を楽しむ場なんだろうなと思います。でもココナラは違う、と聞いています。自分の持つ興味・関心・スキルがどなたかのお困りごとを解決できるなら。どなたかのお役に立てるなら。そう思ってココナラにも重心の半分を移したいと思っています。あらためてどうぞよろしくお願いします。(2023/3/16記)
0
カバー画像

2023年 やらない、と決めたこと

なかなかスパイシーなタイトルにしましたが、日々考えていることがこんがらがったり、家人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、という波が生じることが、まれにあります。お仕事のご評価ではコミュニケーションを褒めていただくことも多く、大変ありがたい限りですが、特に子育てをしていると「小さい人」に自分の感情やニーズをいかに楽しく伝えるか、というのに心を砕いております。さて、前置きが長くなりましたが「やらない決心」って皆さんされますか?物質のスッキリとして「断捨離」という手段はメジャーになってきたと思いますが、気持ちや思考の整理をするために「行動を減らす」を今回のテーマにしました。たとえば健康がテーマだと、こってりした食事を控えたり、禁煙される方もいるでしょうね。あとは、読んでいるメルマガやDMを減らしてみるのも「行動を減らす」の一端だと思います。すっきりしたことで「生まれた時間」を、何に使おうか?という試みをしたくて、行動の整理をしております。今回お伝えする個人的なことは、一般には「え?」と思われる要素もあると思います。びっくりさせるつもりはまったくないですが思い切って公開してみます。1)インスタグラムをアンインストール(削除)しましたプライベートなことですが、「スマホを元日に新しくする」ということをやってみました。メカ音痴なので冬やすみならば、仕事にも支障をきたさないで済むな、というのが一つ。もう一つは「買って何年だっけ?」を防ぐためです。だからこんなケースです(笑)卯年(うさぎどし)、ね。「あとで分かるように」の他に、自分がウサギが好きだからです。話が逸れましたが、「インスタ
0
カバー画像

イラストを初めて依頼しました

ココナラアイコンは写真でいいのか‥‥顔バレをマイナスポイントとしても 迷いながらも写真なら「誠実さが出て良し」っとがんばって思い込んできました。でも、ある理由があって(のちにお伝えします)素敵なイラストのサービスを見るたびに揺れうごく気持ち‥‥。もう数か月前から、SNSアイコンを頼んでみよう! という気持ちが高まってきました。ところが、「イラストを頼む」自体の経験がなくハードルも高く思えて、思い通り伝えられなくって、思ったのと違う仕上がりかもしれないから「プライベートアイコン用」としてまずは依頼してみようくらいの気持ちでハードルを下げまくってお願いをしました。‥‥が、実際はその逆!納品されたイラストの仕上がりが素敵すぎてココナラアイコンも急きょ変えることにしました。そこに至るまでの、あれやこれやを今回まとめます。ココナラアイコンで使っていた写真は実は……ほぼすっぴん という悲しい事実。。。家族写真をプロのカメラマンに依頼して撮影した「ついでに」お願いをしたものでした。新緑の背景も美しく「撮り方」はすばらしいので気に入っていたのですが、それでもずっとひっかかっていたのが、化粧武装前の顔‥‥。大きな公園で桜が終わるころに撮影していただいたのですが、車で向かうそのロケ地との距離感が分からず朝から家族と話し込んでしまい気付けば集合時間30分前!!ベースメークのみの、ほぼすっぴん状態で公園に向かうことに。結果、眉もぼさぼさで目力がない感じのふにゃっとした笑顔‥‥。いや、それはそれで、構わないのですが、「やはり第一印象は大事かも」「イラストだったらどんな感じになるのかな?」という気持ちが膨
0
カバー画像

校正ってある意味、読まないんですよ。

校正の作業って皆さん大なり小なり、やったことはあると思います。でも推敲(文章をよくしようと練り、作り直すこと)と”ごっちゃ”になっている方も多いのではと思います。プロの校正の場合は、基本的に「流し読みはしない」のです。どういうことかというと、文章を「文字」として、もっと言えば「記号」として認識します。リライトや編集を求められる場合には、記号として誤字脱字やレイアウトなどえをチェックしたうえで、さらに普通に文意や表現を読んで言い回しやリズムなどもよく練るので、当然文字単価は高くなるわけです。時間にすると3~4倍は掛かるイメージです。おかげさまで今までに文章の校正やブラッシュアップだけで300件以上のご縁をいただきましたが、価格については分かりにくい面があるので、校正について少しずつ発信しながらご理解いただけるようにしたいです。お取引に際しては、なんでもお気軽にご質問いただけるとうれしいです。「読まない」で分かりやすい例は「斎藤さん」お名前(固有名詞)なので、何より間違えてはならない漢字のひとつです。普通なら、読みは「さいとうさん」一つなので、サッと流して読みますよね。でも校正のプロである私たちは、「齋」「斉」「斎」目を虫めがねのようにして確認します。「読む」というより、視線を集中させて「観る」という感じでしょうか。実際の「サイ」の字はこれよりも、ものすごく数が多いですが、変換できるのは三つくらいなので、ご本人に確認をとる(校閲)も作業に入ることがあります。そして、パソコンやスマホなど閲覧環境によって化けてしまわないように「環境依存文字」「常用外漢字」を避けるのは大前提です。丸囲み
0
カバー画像

祝・お取引総数300件 ありがとうございます!!

ろくに更新しないブログになってしまいましたが、なんとしてもこれだけはお伝えせねばと校正仕事の合間をぬって投稿します。この度、ココナラでのお取引総数が300件を越えました!!(パチパチパチパチ☆)ひとえにお客様のおかげです。たくさん温かいお言葉をいただいて、それがエネルギーになり時には叱咤をふくむ激励をいただくことで、小さいながらも成長につながったと思っています。現在は書籍校正などの長文案件をメインにお取引をさせていただいておりますが、こちらのブログやPRに時間をかけずとも常に、たくさんのご縁をいただきました。数ヵ月開こうと、繰り返しご依頼くださるリピーターさま、思い切って初仕事を託してくださる新規顧客の皆さま、作文や校正のお仕事ノウハウを学びたい、と扉をたたいてくださった皆さま‥‥そしてココナラというプラットフォームの強さ(メンテナンスしてくださる方々)のお陰だと思い、それらすべてに感謝、感謝です。校正は、ちょっとしたことも気を抜けず「拡大」は難しいビジネス200件のお取引を終えたあたりから「ご依頼を手一杯抱えないこと」を心に決めて、2022年の初めから案件数を絞ったことでクオリティーの高さがより維持しやすくなったと考えます。なぜなら、ビジネス用語で「バッファ」と呼ばれる緩衝部分を増やしたからです。コミュニケーションで言葉をケチらずに済むよう、総合的な納期のほか、見直し工数をきちんと納期内に含めておくことにしました。しかも、その見直しは校正を終えた原稿を「日を改めて」新たな視点で見直すことに。結果として落ち着いて原稿にあたることで、ご提案するアイデアにも幅が出てきたように思って
0
カバー画像

「3つの安心ポイント」で、文章執筆依頼時の不安を解消!!

こんにちは、北沢あつしです。クライアントの皆さまから継続的にご依頼をいただいたおかげで、ココナラでの実績も200件を超えました。ご依頼いただいた皆さま、本当にありがとうございます! 今回は、その実績200件突破を記念して販促チラシを作成してみました。 これをキッカケに、より多くの方々の力になれれば幸いです。   https://coconala.com/services/1622644(サービスページURL)こちらが、今回作成した販促チラシです。シーエルデザインさんにお願いしてデザインしていただきました。 綿密な打合せでこちらの要望を反映いただいたり、 イメージを固めるために複数案のサンプルをご提供いただいたり、 非常に丁寧に業務を進めてくださって、とてもありがたかったです。 下記にシーエルデザインさんのサービスへのリンクを掲載しておきますので、デザインのご依頼を検討されている方はぜひ相談してみてください。また、当方サービスも、併せてよろしくお願いします。 「ベンチマークサイトのリライト」や「ビジネス文章の添削」、 「各種記事の執筆」や「電子書籍の執筆・申請代行」など、 文章に関することなら、なんでも対応可能です! 「こんなこと、お願いできるかな?」 そう思ったときは、とりあえずご相談ください。 それでは、皆さまからのご連絡をお待ちしております。
0
カバー画像

書籍一冊を校正しました

今年に入ってから、「書籍一冊分の誤字脱字をチェックしてくれないか」という依頼が入りました。(※別所での受注)正直なところ、最初はギョッとしたのですが、送られたデータを見てみたところ、見開き2ページ分の文字数は1000字に満たない感じですし、挿絵や漫画も全体の1~2割くらい入っていまして、だいぶ子供向けの読みやすい書籍だと感じました。それでも200ページは越えており、私は文字数で校正のお値段や納期を決めているので、「見積りするだけでも大変だぞ…」と、少し気合を入れたのを憶えております。文字数で値段を付けている……ということである程度お察し頂けるかとは思いますが、文字数が多くなればそれだけ値段も高くなりますし、そのお仕事に携わる日数も多くなります。私には幸運にも、定期的に依頼してくださる懇意なクライアント様がおりまして、あまり長期に渡るお仕事というのはなるべく受注したくないと考えていました。(懇意にしているクライアント様のお仕事を優先しても大丈夫であるなら、受注しても良いのですが💦)それでも前向きに検討したのは、大きな報酬を頂けるお仕事になるというのは勿論ですが、何よりもその校正する文章内容が、『日本の歴史』だからでした。私は無類の歴史好きでして、世間ではおそらく“歴女”とカテゴライズされる者の一人でしょう。自分でも歴史を絡めた小説を執筆しておりますし、その作品を小説サイトで特集して頂いたこともあります。なので内容自体には凄く興味がありましたし、私の知識が校正に活かせるのならと、とりあえずお見積りをさせて頂きました。端数をサービスさせて頂いたものの予想通り大きな報酬額となり、キャン
0
カバー画像

「まずは自分から」?

新約聖書ルカによる福音書のなかでイエスが「医者よ、自分を治せ」ということわざを引く場面があります(4章23節)。否定的場面で引用されていますが、「まずは自分から」というわけです。しかし、「まずは自分から」というのは、じつはなかなかできないのではないかと思わされます。私はココナラで校正のサービスをしています。最近、最低料金が「1,000円」から「44,000円」(44倍!)になって、「いいね」をしてくださっていたかたが減る現象が起きていますが、じつはこれはお買い得になったのです。私に校正を依頼してくる人の多くが「本の校正」だったのです。そして、私の相場は1文字1円でした。本の文字数は最低でも10万文字くらいで、したがって私の相場は10万円くらいだったのです。それは高すぎると言われて、サービスを「本の校正」にしぼり、1冊4万からにしたのです。お買い得になりましたでしょう?それはともかく、私は、自分では誤字脱字をやってしまうのです。5年前に日本聖書協会に行ったときもその話をいたしました。聖書協会の人は「そうなんだよね~、ぼくもこのあいだやっちゃった」と言って、当時、最新の『聖書協会共同訳』のパンフレットをくださいました。その人が執筆なさったみたいですが「コヘレトの言葉」が「コレヘトの言葉」になっていました。 私には教員の経験がありますが、先生というのはホームルームで「忘れ物をするな!」と言っていばっています。しかし、先生がたは職員室で「あれはどうするんだっけ?」と互いに聞きあっています。あるいは、私には司書の経験もあります。司書というのは図書館の本を日本十進分類法できちんと並べますが
0
カバー画像

レギュレーションによるメリット・デメリット

先日別所のお仕事サイトで、Web記事の校正依頼を受注したのですが。作業にあたり、その会社のレギュレーションを添付送付して頂きました。レギュレーションとはこの場合、校正の作業ルールにあたるのですが、クライアント側としては記事の執筆や校正を外注する場合、このレギュレーションに沿って作業をしてもらうことで、記事を一定のクオリティに保つことが出来るというメリットがあります。しかし、その内容は非常に細かく、見た瞬間思わず絶句してしまいました。レギュレーションはエクセルで管理されており、主に守ってもらいたいガイドラインを大まかに説明したシートと、この表記はこっちに直して欲しいという単語がひたすら書かれた表、そして推敲例参考の表まであり、この3シートを参考にして欲しいということでした。エクセルには記事作成のポイントなどが書かれたシートもあったので、おそらくこれは記事執筆者にも渡されていたかと。「これは書きにくいだろうな…」というのが第一印象でした。そして、校正作業としても非常に手間がかかるなと💦確かに校正初心者の場合、このレギュレーションは非常に役立つなとも感じました。私が長年の校正によってやっと気づけた部分などが、細かな推敲例によって書かれていたからです。しかし初心者にとっては、今知ったばかりの膨大な注意点を頭に入れながら校正するのは、土台無理だろうなとも。時間をかければ必ず出来るものではあるのでしょうが、校正のポイントが染みついていないと、かなり時間がかかるだろうなとも。また校正をしているうちに、大まかなガイドラインと推敲例に矛盾があるのにも気づきました。ガイドラインでは「断定するような
0
カバー画像

ことばを整えるだけで、印象も世界も馬鹿みたいに変わる

はじめまして。日本語おばけのこがさんと申します。本名がそのままこがさんです。英語は1ミリもしゃべれないのですが、日本語がめちゃくちゃ得意になってしまいまして(日本人なので)ことばに関するなんでも屋さんを始めました。すでにここまでの文章でばれているかと思うのですが、この日本語というのは、「きれい」だとか「広告的に優れている」とかそういうタイプのものではありません。優れた広告を打ち出せる人たちが持っているのは言語力ではなく、市場の分析力と、定型文の集積(により得た応用力)です。わたしは、その手の努力はなかなか不向きで、正直いまこうしてブログを書くのもだいぶ苦痛なのです。笑そのあたりのことは広告屋さんに任せるとして、私が得意なのは「(自分以外の)個人をプレゼンする」ための表現です。「創作物を、イマジネーションを届ける」ための表現です。マスに向けたものではなく、本質を言葉で誇大に飾ったものではなく届けたい人に、ありのままを「しかしなぜかめちゃくちゃ良く聞こえるように」伝える能力者です。それをまあお手伝いできる具体的なタスクに落とし込むと、教育の指導歴が長かったこともあり、・小論文や志望理由書、願書のお手伝い・作文指導、面接対策・家庭教師や進路指導・プロットや創作物の校正となったので、それらを出品しております。芝居の台本を書いていたこともありましたね。その節ではえらい人たちにお世話になりました。まあそれ以外も、ことばを取り扱うものでしたら、お力になれるかと思いますので、ご縁がありました際は、どうぞよろしくお願いいたします^^あなたらしさを言葉にするお手伝いができますように。
0
カバー画像

初めまして。

こんにちは。最近ココナラデビューしました、古月(ふるつき)るうなと申します。私は現在、創作活動(主に小説執筆)をしている者でして、ココナラではそのスキルを活かし、文章の誤字脱字チェックと読みやすくなる or 一般的に伝わりやすくなる提案をしております。このお仕事は、別所で去年(2021年)の春から始めまして、現在定期的にご依頼くださる方もいて、順調に実績を増やしております。今まで請け負ったお仕事で多いのは、ビジネスコンサルタント系のブログ記事やセミナー内容の紹介記事、実業家のインタビュー記事などです。特にビジネス系が強いという売りで始めたわけではないのですが、最初のお仕事がたまたまビジネスコンサルタントの方だったので、面白いように同じようなお仕事が続いています。私としては、第三者のご迷惑にならない文章でない限り、どんな文章も受注OKですが、昔から国語の他に算数や理科が得意で、特に数学では証明問題などが得意だったり、論文を評価されることが多かったので、論理的な文章の方が得意かもしれません。このようなお仕事を受注するにあたり、特に出版社で働いていたとか、小説家デビューしているとかいう素晴らしい肩書はないのですが、ひとつ私の特殊能力と言いますか、人より少しだけ得意な点があります。それは類稀なる『遅読』。それのどこが長所なの? むしろ欠点じゃないの? と思われるかもしれません。実際私も一昨年まではそう思っていました。ですが私は、恐らくこの遅読が原因で、誤字脱字を見つけるのが非常に得意です。小説家や編集者の方が、厳重にチェック済であろう市販の小説でも見つけてしまいます。誤字脱字を見つけた
0
カバー画像

生まれながらの…

と、職場で言われました。職業人「校正」をしている葉yoです。校正者は、校正用紙に書き込みをする時、 ・赤字=(原稿と違うなど)修正するところ ・疑問だし=鉛筆や付箋などで、疑問・確認するところの2種類に分けて書き込みをします。私は、どうやら「疑問だし」が多いらしい。それは、・気づきが多い のか、それとも・不要なコメントが多い のか…。。。(笑)どちらか分かりませんが、「校正さんが、すごく丁寧にみてくれて!」と感謝いただくことが増え、とても嬉しく、同時に気が引き締まる思いもあります。「赤字」を見逃さないのは、とっても、とっても大切。同時に、「疑問だし」も大切と思っています。「疑問」なので、確認いただき、不要であればスルーでオッケー。第三者の目を通しての気づき、そこから少しでも得られるものがあり、現在の100が110や120になるようなお手伝いができたら…とチマチマと(笑)書き込み作業を多くやっています。横にいる同僚(校正)から「葉yoさんは生まれながらの校正者ですね」と言われました。
0
カバー画像

活動ご報告:売上金の一部を寄付しました

掲題の通り、売上金の一部を猫ちゃん・わんちゃんを中心に動物保護活動をしていらっしゃる活動団体様に、ささやかながら寄付させて頂きました。今回はご飯やおやつ類を中心にお渡しさせて頂きました。 活動の詳しい経緯や前回の様子は、過去記事を是非読んで頂ければと思います!こうして引き続き寄付活動が出来ているのは、私の活動を応援・支えて下さっている皆さま方のお陰です。本当に、本当に有難うございます!以前寄付した物も現役でお役に立っていると伺いました。これは私の功績ではなく、皆さまの創作物がまわり巡って小さな命を助ける一助となっている何よりの証明で、尊いご縁だと思っております。これは私の身勝手な思い込みかもしれませんが、それでも事実として、小さな命、家族がいなくて寂しい子たちが優しい里親さんのところへ繋がるための道筋に繋がった事だけは確かだと、自信をもって言えます。 連日の猛暑の中であっても、ボランティアの方々にお休みはありません。小さな地域に限定しても、いつも何処かで誰かの助けを待っている子たちが居ることは、寂しいけれど事実です。私一人で出来ることは本当に限られていて、それも些細な事しか出来ません。それでも、不定期であっても、出来る時に出来ることをやりたい。偽善でもいいから、誰かの助けになりたい。この辺りの本質は私の活動の根底に通ずるものがあるため、無理のない範囲で今後も寄付活動も含めて、お仕事を頑張っていきたいです。 繰り返しになりますが、こうして私が行動を起こせているのは、支えて下さっているご依頼者様、応援して下さる周りの方々、見守って下さっている方々のおかげです。私自身からのお礼と共に
0
カバー画像

『鬼と天狗』

「麓の村がのゥ、焼き討ちの難に遭うたようであるのよ。わしを天狗さまと敬ってくれた、物好きどもの集落さ。瞬く間の出来事であったらしくてな、駆けつけてやれなんだ。捨て置くのも心苦しいゆえ、夜が明けたら、ちと様子を見て参るわい……。」  珍しく神妙な面持ちでそういっていた高鼻ーー鬼はこの天狗をそう呼んでいるーーは、今朝がた山裾へ向けて翼を広げていった。いつもなら偉そうに悠々と飛んで行くはずの後ろ姿が、今回は風に遊ばれる凧のように頼りなくふらついていた。  鬼の方はといえば、高鼻を見送った後、下界が物騒になったならと、ねぐらを引き払う支度を始めていた。とはいえ、数百年住み着いたわりには、荷物を括ってみても、大して嵩(かさ)にならなかった。これには、思い返すような感慨を作らぬ日々を送ってきたような気にさせられて、ひとり蓬髪を掻いて苦笑う。  風はまだ冷たいが、新緑は芽吹きつつ、眼下の麓にはちらちらと桜が咲き始めた。旅立つにはよい頃合いといえた。いつでも旅に戻れるが、百年ほどつきあって挨拶もなしでは薄情。高鼻の帰りを待つ事にした。  高鼻が鬼のあばら家に再び顔を覗かせたのは、とっぷりと日が落ちてからであった。高鼻は、戸をくぐるなり酒を所望した。鬼はこれには怪訝に眉根を寄せた。この鬼と天狗との間では、酒はねだりねだられるものではなく、互いに賭けて奪いあうもの、という作法が成り立っており…だが、それが反されたのだ。いぶかしむ鬼の視線が、高鼻が小脇に抱える“荷物”に止まった。鬼は何もいわずに高鼻を中へ入れた。高鼻は まず“荷物”を大事そうに鬼の寝藁に横たえ、布団のように蓑をかぶせると、くたびれ
0
15 件中 1 - 15
有料ブログの投稿方法はこちら