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言葉が変わるとき、その人の内側も変わっている

ある日のリハビリ中、患者さんとのいつもの会話の中で、ふと気づきました。「あれ、今日は話の内容が違うな」と。日々の仕事の中で、患者さんの状態を観察していると、最近特に意識が向く「変化」があります。それは、痛みの数値や関節の動きといった、目に見える身体的なデータだけではありません。患者さんがリハビリの時間に口にする「言葉」そのものの変化です。リハビリを始めたばかりの頃や、症状が強くて不安が大きい時期は、どうしても会話の大部分が「マイナスの訴え」になります。「ここがまだ痛い」「これができない、あれも不便だ」自分の身体が思い通りに動かないのだから、できない部分や不調なところに意識が向いてしまうのは当然のことです。まずはその訴えに落ち着いて耳を傾け、どこに問題があるのかを一緒に整理していくところから、私たちの関わりは始まります。会話の「主役」が変わる時治療やリハビリが進み、身体の状態が少しずつ上向いてくると、ある日ふと、患者さんの話の内容が変わる瞬間に立ち会うことがあります。それまでは「できないこと」の羅列だったはずの会話の中に、ぽつぽつと前向きな事実が混ざり始めるのです。「まだ少し痛む瞬間はあるけれど、この前教えてもらった動きができるようになった」「そういえば、歩くときの突っ張る感じが減ってきた気がする」「痛い・できない」というマイナスのノイズに急かされていた状態から、自分の中に生まれた「できたこと・変わったこと」へ、患者さん自身の意識の向き先がシフトしていく。この、会話の主役がガラリと入れ替わる瞬間を目の当たりにするとき、私はとても面白いなと感じます。受け取り方や考え方の変化この変化
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